乳がん「あるあるQ」 乳がんに関してよくある質問を「あるあるQ」としてまとめました。「これって乳がん?」「抗がん剤はどうする?」 皆が気になる質問シリーズ -1- 乳腺炎と乳腺症 皆が気になる質問シリーズ -2- マンモグラフィーとエコー何が違うの?どちらがいいの? 皆が気になる質問シリーズ -3- 脇のしこり 皆が気になる質問シリーズ -4- ~授乳中のしこり~ 皆が気になる質問シリーズ -5- ~石灰化 vol1~ 皆が気になる質問シリーズ -6- ~石灰化 vol2~ 皆が気になる質問シリーズ -7- ~マンモを今回2回撮ったけど被爆、大丈夫?~ Oncotype DXで勘違いしていませんか?? 脇のしこりが気になる方はまず、管理番号4917を見てください。 「生理と関係なく、胸や脇が痛い」方は、QandA「左胸と背中の痛み」をまずはご一読ください。 自己検診に悩む方は、まず『乳がん 恐怖 検診のペース』の回答をご一読してください。 授乳中の「乳輪下の米粒大のシコリ」や「痒み」については『乳房の痒み』の回答を、まずはご一読ください。 授乳中~断乳後の血性分泌を心配する前に 5236「断乳後も続く血性分泌」 や、5869「授乳期終了後の血分泌について」をご一読ください。 術後の妊娠出産と治療についてお悩みの方は、管理番号5903『術後の治療と妊娠、出産について』をまずはご一読ください。 皮膚転移について気になる方はまず、「母の皮膚の状態」をご一読ください。 「脇のしこり」が気になる方は、管理番号「4917」「5449」+「5928」をまずはご一読ください。 もしも『まだ』硬癌が心配な人がいたら、まず『スキルス乳がんについて』をご一読ください。 定期検診についての質問は、まず管理番号「5972」をご覧ください。 乳頭分泌の(納得いかない)長期の経過観察で悩む方は「5735」をまずご覧ください。 「術前抗がん剤」を勧められて、疑問に思っている方は、(管理番号 6033)「とても心配なステージ3cの治療について」をまずはご一読ください。 ルミナールタイプでは(AとBの)区別がない「統計ソフトでの生存率」は無意味です。 このQandAはあくまでも「私の見解」を回答する場であり、「私の主治医はどうして、このように言うのでしょう?」ということを私に求める(想像させる)場ではないのです。 (それは、その主治医に聞きましょう) アンスラサイクリン(EC, AC, FECなど)→タキサン(DTX, PTX)の場合には薬剤変更後に髪の毛が生えてきます。 副乳の痛みに悩むのはお願いだから、やめてください。妊娠時に大きくなるし、更年期に痛くなる。至極当然です。(何が心配なのでしょうか??) 検診で無駄に「リンパ節腫大」などと言われた人は、これを見てください。(更年期のホルモン症状も) トリプルネガティブについて疑問の方は、管理番号7077『トリプルネガティブ 無再発率』をご一読ください。 (温存)術後の石灰化で悩む方は管理番号「7174」をご参照ください。 マンモトーム(や、その他の針生検)後に、血性分泌で心配な方は(QandAする前に)是非お読みください。 タモキシフェン内服中の「卵巣腫大」について悩む方は管理番号7256『卵巣の腫大について』をご参照ください。 乳腺が正常で、腋窩リンパ節が腫れていると言われたら、管理番号7277「腋窩リンパ」をご一読ください。 生検(MMTE, CELERO, バネ式針生検)後のしこりが気になる人は、管理番号7303「マンモトーム後 傷痕にしこり」をご参照ください 反応性リンパ節(腫大)を記載することは、無駄どころか(被験者に無駄な心配をさせるという意味で)有害です。 自己検診の継続が(性格的に)無理な方は、是非「半年に1回のエコー」をしてください。 タモキシフェン、リュープリン(LH-RHagonist)について気になる方は『Q&A 7329 タモキシフェンの効果』をご参照ください。 術側の肺陰影を指摘された際には、温存乳房照射の影響を(まずは)考えます。 炎症性乳癌について 管理番号7358 トリプルネガティヴ治療中を参照してください。 ホルモン療法の基本 薬剤には厳格な「適応」があることを、まずはご理解ください。 アンスラサイクリン(AC/EC)とタキサン(DTX/wPTX/TC)について勘違いしている方は『7380 浸潤性乳管癌の治療について』をご参照ください。 術後補助療法としてpertuzumab(パージェタ)の適応?と疑問に思ったらQA7404「パージェッタは必要か」をご参照ください BIA-ALCLについて心配な方は、「BIA-ALCLについて」をご参照ください。 乳頭分泌をブラックボックスに入れていませんか? 妊娠授乳期に「マンモが撮れない、どうしよう!!」などと悩む必要は全くないのです。 男性乳癌?と気になったら、7482『男性乳がんについて』をご参照ください。 「乳癌再発ではイレウスにならない=痩せない」のです。 肉芽腫性乳腺炎については 「今週のコラム」21, 22, 28, 39, 42, 43, 44, 75をご参照ください。 乳癌術後、対側に石灰化が出来た場合は7538「石灰化と再発について」をご参照ください。 乳管拡張と言われて、不安を感じたら是非「管理番号7644 乳管拡張って、心配?」をご一読ください。 乳腺症が癌化?と心配する方は管理番号7688『乳腺症について』をご一読ください。 乳腺症と言われたら、全例MMTEしなくてはいけないのか? 再発治療時における医療被曝 「現にある癌」が増大するリスク > 「将来的な癌」発生のリスク となるのです。 「血性分泌=癌?」という発想は止めましょう。(ネットで煽っているのかもしれませんが…)重要なのは「単孔性」と「継続性」です。 マンモトーム後の「血性分泌」や「痛み」は癌とは無関係ですよ。 マンモトーム後の瘢痕も、気にしないようにしましょう。 カペシタビン(ゼローダ)の術後補助療法は決して許されません。 「迷ったら生検」という意味であり、「迷わないものは生検しません」 今週のコラム 211を誤解しないように!! 癌を疑うわけでは無いけど、かといって100%良性とは言い切れない(万が一、癌だと困るから経過観察ね)→ではなく、生検しなさい。そういいうことです。 乳頭分泌には「緊急性」はありません。(シコリを触知する場合を除く) 1か所の孔から出るか? 「継続するか?」じっくり見極めましょう。 線維腺腫、生検不要と言われて迷っている人は8136『線維腺腫』をご覧ください。 8143『カテゴリー3』も参照のこと Olaparib (リムパーザ)とatezolizumab(テセントリク) 複数の「しこり」を指摘された場合、何カ所生検してくれるの? 高齢者に術後抗がん剤すべきか?については「8370 治療方針について」をご参照ください。 脳転移の症状については 『 8378 脳転移の症状について』をご参照ください。 ホルモン療法の「5年終了後の継続」については、『8425 ホルモン治療の期間について』をご参照ください。 「石灰化」と「腫瘤」の所見がある場合の精密検査については8633をご一読ください。 多孔性分泌を心配している方! 是非「Q&A 8722 断乳してからの分泌液」を、まずはご覧ください。 全摘で断端陽性と言われた方は、まず『8601 全摘なのに断片陽性「”しこりの大きさとオンコタイプDX”の質問3」』をご参照ください。 術後の定期健診については、まずQAの5972及び8266をご参照ください。 化学療法閉経による症状については、QA 8736 「治療後の不安」をまずはお読みください。 化学療法閉経からの卵巣復活については管理番号8766「ホルモン療法中 出血(生理かどうか)について」をご参照ください。 ネットで再発ばかり心配になる人は、『8792 再発する人が多くみえてしまう』をまずはご一読ください 術前抗がん剤について勘違いしている人は、『8790 『術前に抗がん剤をすることで(冒頭に記載したような)結果として不完全な手術となり、局所再発のリスクを高めるとしたら…』をご参照ください。』 リンパ節再発と言われたら、是非『8804「鎖骨上、胸骨傍、縦隔リンパ節」再発』を参照ください。 OncotypeDXのRSの解釈について迷った方は、これをご覧ください。 コロナワクチンをうって、リンパ節腫大で悩む方は、こちらをご覧ください。 術後、抗HER2療法の種類 単孔性分泌の乳管を乳管腺葉区域切除する意義とは 遠方から当院で手術した患者さん達 術後治療はどうしている? 化学療法閉経による(急激なホルモン低下による)関節症状、リウマチではありませんよ 治療は「局所治療」と「全身治療」に明確にわけること。まずは「ここから」始めてください。 OncotypeDXの解釈についてのQは、まず『今週のコラム 269回目 Rx PONDER (中間解析) その解釈』をご覧ください。 化学療法閉経からの「回復(月経再開)」及び、tamoxifen投与による「卵巣腫大」で悩む際には、まずお読みください。 腫瘍の裏側に骨転移?と心配されている方はQする前に、まず『Q&A 微少浸潤からの骨転移について【質問2】』をご一読ください。 術前に「縦隔リンパ節腫大?」と言われた方は、是非『Q&A10236 縦郭リンパ転移について』の回答をご参考にしてください。 肉芽腫性乳腺炎の治療 プレドニン減量と(再燃する場合の)MMTEでのvolume reduction 脇が痛い=腋窩リンパ節転移? という発想は100000000%誤りです!!! 葉状腫瘍の悪性度については『管理番号11213 悪性葉状腫瘍について』をご参照ください。 肉芽腫性乳腺炎と下肢の紅斑(疼痛を伴う)について 「Q&A」 TS-1, 肉芽腫性乳腺炎,OncotyepeDXの質問をする前にこれをお読みください。 再通知 私が(術後補助療法として)TS-1を勧めることはありません。 適応外診療の場合、QAで回答しません。 私は根拠のあることしか(QAで)回答しません。