化学療法による症状は「化学療法による副作用」と(化学療法閉経による)「ホルモン欠乏症上」に分けて考えましょう。
閉経前(もしくは更年期)の患者さんは、化学療法により「ほぼ間違いなく」閉経します。(これを化学療法閉経といいます)
そうすると、ホルモン欠乏症状(以下)が起こります。
1.手のこわばり(関節痛)
2.腰の痛み(関節痛)
上記2はQA 8736で、上記1は「2020/7/18 治療後の不安」で症状がでています。
このような患者さんからの訴えがあった際には、
『あー、それは化学療法閉経によるホルモン欠乏症状ですよ。』と、明快に患者さんに伝える医師が増えることを望みます。