特徴
その1.年間執刀数が多い
1人の術者でこれだけの手術執刀ができるのは常識外だと正直思います。
(1人の乳腺外科医の年間執刀数は通常100件以下だと思います。200件だと相当多い)
その2.ドレーンを入れない
ドレーンを入れないことは「腕をすぐに挙げられる」とか「入院期間が短くできる」など「良いことづくめ」であり、入れないで済むに越したことがない。
その3.入院期間が短い
身体に対する負担が極力小さいため、実際に術翌日はすこぶる元気だからです。
・出血がなく、短時間の手術であるため(そもそも)元気
・ドレーンを入れないので術後すぐに腕を動かせるため
♯ドレーンが入っていると、(腕を動かした際に)それが当たって痛くて動かせないので。
手術手技の特徴
その1.温存乳房内再発の克服
その2.腋窩鎖骨下郭清の習熟度
当院では、他院で『レベルⅢは郭清できないから』と、言われた患者さんが集まるので、私自身の鎖骨下郭清の習熟度が格段に上がりました。