腫瘤非形成性病変

超音波所見の用語であり、腫瘤に対して「腫瘤では無いが、病変を疑う所見」のこと。

左右を比べてもらうと、「腫瘤」との違いを感じてもらえると思います。
※「腫瘤非形成性病変」は、病名ではなく「見た目の表現」であることに注意。

確定診断には必ず「組織診断」が必要である。
◎どの部分が病変の中心なのか不明であるので、ある程度広い範囲を採取しなければ誤診に繋がる事がある。

通常の針生検（下図）では病変（a～e）のどれを狙えばいいのか不明である。

【マンモトーム生検なら吸引式なので全てを切除できる。】

【※一方で、腫瘤の場合にはどこを刺しても大丈夫】