早期乳癌で初期治療時(手術前後)に遠隔転移がある可能性は極めて低い。
それなのに、「乳癌=早期であろうが、(初診時に)CT+骨シンチをオーダー」としている施設もよくあります。
特に「30歳代(妊娠可能年齢)で早期」の場合や(術前針生検で)「非浸潤癌」なのに、(ルーティーン化した)これらの検査を行うようでは、世も末です。
皆さん、つい医師の言うなりになってしまわないように、自分の身は自分で守りましょう。
それに対して「再発治療」
治療効果を見るためのCTや骨シンチ
これは「治療効果が無ければ治療法を変える」など、(腫瘍マーカーとともに)重要な指標となります。
早期乳癌でのルーティーン化された「無駄な」被爆とは異なり、「必要な」被爆となるのです。
★無論、やり過ぎはよくありませんが、再発治療の際には
「現にある癌」が増大するリスク > 「将来的な癌」発生のリスク となるのです。