乳がんに関するQ&Aを更新しました。
DCISから術後浸潤がん(HER2)へ、病理の見方と術後治療選択について [管理番号:7810] 1、断端陰性とは言えない中、背景の乳腺組織が一部上皮に増殖性変化あり、 MRIでの広がりとの所見があることから、再度手術し全摘をすることはありえないのでしょうか。 リンパ節は1つしかとらなかったのですが、他は大丈夫か心配です。 2、浸潤径は3㎜、腫瘍径2cm、広がりは49㎜どれががんのおおきさなのでしょうか。 3、抗がん剤とハーセプチンは一度やったら再発した時に効かなくなることはありますか?今この治療をすべきなのか迷います。 再発転移しやすく、予後が悪いとの情報が多く不安ですが、生命予後を優先した選択をできればと思っています。 |
脂肪変性(脂肪織炎?)と言われました。 [管理番号:8435] 只今妊娠初期3ヶ月のものです。 2日前に左乳首より3センチほど下に固い動かないと感じる8ミリ程のしこりを見つけ、直ぐに乳腺外科を受診しました。 エコーを先生に直接してもらったところ、脂肪変性と言われました。 ぶつけたりした?と聞かれましたがぶつけた記憶はありません。 また、脂肪変性はエコーをする時期によっては乳ガンと見違えやすいんだよね、とおっしゃっていたので、帰宅後心配になりました。 しこりは乳腺よりも脂肪組織側にありました。 ちなみに半年前のエコー検査の時には私もしこりに気づいていなかったし、指摘もされていませんでした。 次回3ヶ月後の受診予定ですが、乳ガンだったらと不安です。 脂肪変性(脂肪組炎?)はよくあるのでしょうか?また、3ヶ月も不安でいるよりいっそ細胞診をお願いできないか?とおもうのですが、妊娠初期で細胞診は体に良くないでしょうか? 3ヶ月後に消えていなかったら脂肪織炎ではないと考え、精密検査は必要ですか? |
細胞診について。 [管理番号:8450] 先月はじめての人間ドックで、乳房検査が要精密検査となり乳腺外科のある病院を受診するように。 とのことでした。 どこにいけばよいのかわらなかったので、最寄りの乳腺外科のある病院を受診しました。 人間ドックではマンモグラフィーでしたので、エコーくらいで済むのかと思っていたのたのですが、のう胞があり形は大丈夫だけれど中に薄っすら白いものが見えるので、良ければ細胞診させてほしいとのことで細胞診をしました。 結果は2週間後です。 半々なら細胞診する意味があるのでしょうか? 医師の説明が少なく不安です。 細胞診で判断できなければこの病院ではそれ以上検査できないので、また病院を探さなければいけません。 |
マンモトーム生検 [管理番号:8162] 去年、右胸に怪しい腫瘤?があるとの事で、バネ式の針生検をし、乳腺線維腺腫との診断で、経過観察になり、今年の7月に一年たつのでまた病院へ行ってきました。 少し大きくなったようだとの事で、次回は半年後と言われたのですが、 三角形の形、血流もあり、との事で心配だと先生にお話をしたところ、 吸引して何本かたくさんとるから、(腫瘤は)全部とれると思いますよ、との事でしたので、全部とれたのかと思っていたのですが、検査結果を聞きに行った時のお話では、組織は全部で5本とれました、腫瘤? そこで、先生にご質問させて頂きたいのですが、残りの半分に悪いものが残っている可能性もあるのでしょうか? 去年の針生検、今回の吸引式生検の結果、線維腺腫との診断なので経過観察で大丈夫なのでしょうか? |
乳がん [管理番号:8443] 浸潤癌の範囲:7×7mm,pT1b 核グレード:1(核異型度スコア1+核分裂スコア1) DCIS grade:low grade 波及度:f リンパ管侵襲:(Ly)1 静脈侵襲(V):0 断端:陰性 リンパ節:pN1a(2/7) コメント:黒点の範囲がDCISを含むIDCですが、比較的小さいもののリンパ管侵襲が見られ、リンパ節には2個のマクロ転移を認めます。 ただし節外浸潤はありません。 サブタイプ:Ki67指数(分裂指数)10% Luminal-A 治療方針:フルツロン(飲み薬)を3年 点滴の抗がん剤:ドセタキセル・ファルモルビシンを6ヶ月、12回点滴 腫瘍が7mmと小さいのにリンパ節転移が見られるのは、医者泣かせの非常に怖い癌だと言われました。 田澤先生ならどのような治療をされますでしょうか。 |