乳がんに関するQ&Aを更新しました。
粘液がん HER2タイプの予後・治療法 [管理番号:9513] 4月に針生検し、 粘液がん ステージ2a・ルミナールA(Ki-67 5%) 画像上ではリンパ節転移・遠隔転移なしと診断され「比較的予後の良いおとなしい癌です」と言われました。 ですが先日、全摘手術を行い術後の病理結果で、粘液がん・ルミナールHER2(Ki-67 28%) 「術前と術後でサブタイプが変わる事は滅多にないよ」と言われていただけに、物凄くショックを受けました。 粘液がんでHER2陽性は珍しく、あまり症例がないと言われて不安でいっぱいです。 また粘液がんという事でステージやグレードはない、と言われて、グレードが分からないのがまた不安です。 主治医の提案する治療法は、 田澤先生から見た再発率・生存率はどのくらいになりますでしょうか。 |
23歳 乳がん 針生検 悪性の可能性 [管理番号:10005] 3ヶ月前に左胸がズキズキと痛くなり、乳腺科を受診しました。 マンモには何もうつらなく、エコーで9.7ミリのシコリが見つかりました。 しかし、形が歪ということで細胞診をしました。 私はまだ23歳で家族、近親者にもガン患者はいません。 どれくらい悪性の可能性がありますか? |
トリプルネガティブの生存率について [管理番号:10004] 私は、3Cなので全がんの生存率も3期の所を見ていて80%は生きられるんだと思っていましたが、 がんプラスというサイトにサシツズマブ ゴビテカンの記事があり読んでいところ、転移性トリネガは12%の生存率と言う事が書いてありました。 他のタイプは28%。 確かに3期の所を見ていましたがサブタイプ別に考えたことはなくショックでした。 やはり、トリネガは難治性のタイプで生存率も低いのでしょうか? |
部分切除後の放射線治療省略について [管理番号:10003] 昨年秋に粘液がんの診断を受け、温存手術を終えました。 病理診断の結果も粘液がん純型、断片陰性とのことでした。 主治医の先生からは、この結果なら放射線の省略も検討していいと思うとのコメントをいただいています。 省略できるなら負担も少なくなるので嬉しいのですが、一方で標準治療を一通り行うべきという気持ちも捨てきれずにいます。 先生のご経験から、私のような状況の場合、放射線省略は選択肢にはいるでしょうか。 アドバイスいただければ幸いです。 |
血性単孔分泌と非浸潤性小葉癌 [管理番号:9930] 田澤先生に質問させていただきたいと思いました。 ①単孔性の乳頭分泌は乳管内病変(私の場合は非浸潤性乳管癌)だと勝手に思っていたのですが、分泌を起こしていたしこりも本当に非浸潤性小葉癌なのでしょうか?非浸潤小葉癌でも乳頭分泌を起こすのでしょうか? ②別の乳管系に複数バラバラとあったというのは、小葉癌の特徴である『多発性』ということでしょうか? ③田澤先生のQ&Aでたくさん勉強させていただきましたが、非浸潤性小葉癌は浸潤癌のリスク病変であり、それは対側にもリスクがあるということ。 左胸を全摘しましたが、それでもやはり『右胸のリスク』は変わりがないのでしょうか? |