[管理番号:10003]
性別:女性
年齢:48
病名:粘液がん
症状:
投稿日:2022年1月12日
はじめまして。
昨年秋に粘液がんの診断を受け、温存手術を終えました。
病理診断の結果も粘液がん純型、断片陰性とのことでした。
主治医の先生からは、この結果なら放射線の省略も検討していいと思うとのコメントをいただいています。
省略できるなら負担も少なくなるので嬉しいのですが、一方で標準治療を一通り行うべきという気持ちも捨てきれずにいます。
先生のご経験から、私のような状況の場合、放射線省略は選択肢にはいるでしょうか。
また、その判断に、特殊型の粘液ガンであることは影響するでしょうか。
アドバイスいただければ幸いです。
Sample size 11.5 x 7.0 x 3.5cm
Size invasion 13 x 9 x 10 mm
Invasion: f, ER: + :>90% j score3b, Allred TSB=PS5+IS3
PgR: +:90% Jscore 3b Allred TS8=PS5+IS3
HER2 score 0
nuclear grade 1. atypia1 + mitosis1
MIB-1 index 3-4%
Surgical margin: 26mm, Number of adjacent section :0 Lymph duct invasion (D2-40): a few (Ly1) Vascular invasion (EvG): none (VO), pN0(sn) (0/3)
断端は26mm (E尾側)、9mm(E皮膚側)残し陰性
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「先生のご経験から、私のような状況の場合、放射線省略は選択肢にはいるでしょうか。」
⇒ありません。
余程の「高齢者」もしくは「病変がとても小さい(2,3mm以下など)」でない限り(私から)温存後の照射省略を提案することはありえません。