Site Overlay

1月18日(金)② 5件の乳がんQ&Aを更新しました。

乳がんに関するQ&Aを更新しました。

 

乳がんのホルモン治療の方法について他   [管理番号:7105] 
乳がんで全摘しました。
(2018年12月(中旬)日)
腋窩リンパ節を郭清はしていません
が、腫れがあるなど、数個のリンパは取りました。

ステージ:Ⅱ~ⅢA
リンパ節の転移:3個
ER:陽性
PgR:陽性
HER2:陰性
Ki67:10~20(言われた時はそのまま聞き流しましたが、具体的な数値が分からないものなのか、疑問に思っています)

ルミナールAタイプという診断です。

ただし、ルミナールタイプはBに近いという言われ方をしています。

リンパ節の転移も1~3個に入っているがその中でも一番多い3個であること。

そのため、抗がん剤をした方が良いと言われました。
(ACで)

ただ、ルミナールAの範疇に入っているのであれば、ホルモン治療のみで、
抗がん剤は避けたいと思っています。

田澤先生なら、どう判断されますか?

オンコタイプDXの検査も考えています。

ただ、閉経前で、リンパ節の転移が3個あるのですが、オンコタイプDXによる検査は可能でしょうか?
■病名:乳がん
<女性:44歳>

⇒ 更新内容はこちらをクリックしてください。

 

遠隔転移後の切除摘出術適用について   [管理番号:7065] 
2018年11月 定期検査(造影CT)で、腋窩リンパ節肥大を指摘されました。

同月 PET-CT検査
左腋窩Level1のリンパ節1つにFDG集積を認め(SUV
max9.7)転移に合致します。

その他リンパ節に有意な集積は認めず、転移は認められません。

PET診断では特に指摘されなかったのですが、2週間程前に、左乳房にしこりを自覚して、医師に相談しました。

左乳房の腋窩リンパ節摘出手術を検討して頂けないかと、担当医(腫瘍内科)に相談、コンサルを持って、同院乳腺科を受診。

年明け1/(上旬)日に針生検(局所麻酔使用)をして、それによってはホルモン療法を追加検討等の対応を決めるといわれました。

摘出術には、非常に消極的な印象です。

このまま指を加えて待つのも嫌です。

この場合、どのような治療が推奨されるのか教えてください。
■病名:乳癌局所再発転移(多発性リンパ節転移)
■症状:自覚症状なし、抗HER2療法中ですが、特記する副作用もなし
<女性:49歳>

⇒ 更新内容はこちらをクリックしてください。

 

オンコタイプDX   [管理番号:6073] 
◆質問
①Ki67がこれだけ高くてもオンコタイプDXの結果が低リスクで出ること
もあるのでしょうか。
101回目のコラムを拝読しましたが、41以上の中で低リスクだった方はやはりその中では数値が低い方ですか?
②ki67が非常に高く、核グレード3、抗がん剤治療を拒否していない状況で、この検査を進められるというのはどういう理由からだと考えられますか?
(先生の過去の記事ではki67は20から40のグレーゾーンの場合にオンコタイプDXを受けると記載されていて、そこに該当しません)
■病名:乳がん
■症状:骨の痛み
<女性:35歳>

⇒ 更新内容はこちらをクリックしてください。

 

乳がん告知からの不安   [管理番号:7081] 
質問させて下さい。

1.シコリのみの摘出手術を受け、間もなく一ヶ月になりまが、ガンが取りきれず散らばったり転移はしないのか?今後追加手術は必要になるのでしょうか?
2.摘出手術をした所が硬くシコリのようになっていて、キズから乳首にかけてズキズキと痛く皮膚も過敏になっていて下着が触れただけでもビリビリ痛みます。

その旨を相談した所、手術が原因ではない、診察してもロキソニンしか出せないと言われました。
手術が原因ではないのならこの痛みはいったいなんでしょうか?

ガン治療には前向きに頑張ろうと思っておりますが、原因不明の痛み、
ガン宣告をされて放ったらかしの状態で精神的にも弱くなってしまいました。
タイプの結果が出るまでこのまま放置でも大丈夫でしょうか?
■病名:乳がん
<女性:45歳>

⇒ 更新内容はこちらをクリックしてください。

 

術後放射線治療について   [管理番号:7104] 
一般の放射線とトモセラピーについてご教示下さい。

現在通院中の放射線科の先生の話ですが、トモセラピーは四方八方から照射するため体の広範囲に渡って散乱し、乳癌の予防照射には適さないとのことでした。

しかし、田澤先生の回答(管理番号4685)によりますと異なる意見が書かれていました。

私はMAC 気管支拡張症の持病があり(現在経過観察中)放射線治療後の肺炎や病気の悪化を心配しております。

因みに昨年暮れ温存手術を行い、病理結果は下記の通りです。

浸潤性乳管癌(硬癌) 切除断端は陰性 格・組織の異型度 グレード1
大きさ 1.2×0.6×0.6 リンパ節転移なし 4個切除のうち転移1個も
なし
ホルモン感受性有 ER99% PgR60% HER2陰性(1+)
Ki67 10% pT1 N0 M0 ステージ1

そこで質問になりますが、放射線治療は行った方が宜しいですか。

仮に行う場合、トモセラピーのデメリット(特に肺)は一般の放射線と比べて軽減されるのか、それとも広範囲への影響から乳癌の予防照射には適さないのでしょうか。

また治療回数について
①1回2Gy 5回/週 50Gy(計25回)
②1回2.66Gy 5回/週 42.56Gy(計16回)
①②共に効果・副作用は同じでも、若干②の方が疲労感が少ないとのことでしたがこちらはいかがでしょうか。
■病名:乳がん
<女性:65歳>

⇒ 更新内容はこちらをクリックしてください。