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トリプルネガティブ再発肝転移の治療法について

昨年の5月に右乳ガンリンパ節転移ありでステージ3cの診断を受けた母についてです。

リンパ節の転移が大きかったため、術前化学療法をし、11月末に部分摘出手術を受けました。

1月から放射線治療を受けようとCT検査を受けたところ、肝臓に2.5センチの癌がみつかりました。

術後の病理検査でトリプルネガティブとわかり、
1月からゼローダを服用していましたが、5月にマーカーがあがり、癌が3.6センチに増大していたため、今月からタキソール+アバスチンを3投1休で受けることになりました。

初回を2日に受け、翌週また抗がん剤のために血液検査をしたところ白血球が少なく治療は中止になり、また翌週検査をしたところさらに白血球が下がっていたため、抗がん剤はやめて白血球をあげる注射をうちました。

また来週抗がん剤の予定です。
■病名:乳ガン肝転移
■症状:肝臓に3.6センチの癌あり
<女性:71歳> … …【詳しく読む】トリプルネガティブ再発肝転移の治療法について

ホルモン療法について、アロマターゼ阻害薬かタモキシフェンか

田澤先生が私の主治医であったら、どのようなホルモン療法をご提案くださいますか?

<ホルモン療法経緯サマリー>
2017/3月 タモキシフェン服用開始
2019/8月 LH-RHアゴニスト薬(ゴセレリン) 月一で追加
2019/11月 血液検査にて閉経と判断、タモキシフェンからアロマターゼ阻害薬(レトロゾール)に変更
2020/3月 副作用が酷いので、アロマターゼ阻害薬(エキセメスタン)に変更し継続中。
手首腱鞘炎にもなり副作用は変わらず辛い。
■病名:粘液がん (混合型)
■症状:アロマターゼ阻害薬の副作用と思われる手足のこわばり、皮膚炎、腱鞘炎
<女性:45歳> … …【詳しく読む】ホルモン療法について、アロマターゼ阻害薬かタモキシフェンか

ハーセプチン・パージェタ治療を所定回数完遂すべきか

分子標的薬の治療を、主治医に提案されている17回完遂すべきか悩んでいます。

昨年6月右全摘手術、7月初めにCVポートを入れ、3日後から術後化学療法開始。
仕事をしながらEC三週間ごと3回、ドセタキセル・パージェタ・ハーセプチン三週間ごと4回、パージェタ・ハーセプチン三週間ごと9回まで終了したところです。

ドセタキセル終了後に放射線25回完遂済。

副作用があまりに辛く、ECは4回予定のところ3回で切り上げました。
主治医はここまでで投与量は十分足りている(エピルビシン130ミリ×2回、副作用が強いことを訴え3回目は110ミリに減量)から大丈夫、これ以上投与量を下げるより次に進んだ方がいい、とのことでした。
■病名:乳がん ルミナールB
<女性:34歳> … …【詳しく読む】ハーセプチン・パージェタ治療を所定回数完遂すべきか

HER2陽性乳ガン 術後一年再発

ステージ3cでHER2陽性乳ガン。

11月より術前化学療法EC×4回ドセタキセル、ハーセプチン、パージェタ×4回
2019年5月手術
部分切除 液窩リンパ節郭清
右乳腺52×51×21mm
Invasive carcinoma of no special
type
術前化学療法の組織学的治療効果はGrade
1b相当

腋窩リンパ節
レべル1+2=0/6
レべル3=0/2
pN2a(5/13)
ハーセプチン、パージェタ×18回
放射線30回
2020年2月に治療終了。

2020年5月術後一年検診で再発。
腋窩、鎖骨上下のリンパ節にしこり。
(エコー診断)
胸膜にしこり。
(CT診断)
肺、肝臓に転移なし。

腋窩より針生検。

5/(中旬)に骨シンチの予約を取り、5/(下旬)に針生検の結果説明と今後の治療方針を決めましょうとの事です。

胸膜に転移したとなれば遠隔転移となるそうで、子供も小さく、今後がとても不安です。

主治医より、『針生検の結果がHER2陽性であればハーセプチンをすすめる。』『手術はしない。』『強めの抗がん剤(ハラヴェン等)をやる選択肢もある。』と言われました。

田澤先生のご意見をお聞かせ下さい。
■病名:HER2陽性乳ガン
<女性:44歳> … …【詳しく読む】HER2陽性乳ガン 術後一年再発

妻が乳癌と診断されました。 遠隔転移の可能性は高いですか。

妻が乳癌と診断されました。

エコーの結果が以下の通りです。

1.AC領域に51mm×48mm×20mmの低エコー腫瘤
形状不整形
境界明瞭粗ぞう 一部不明瞭
不均質
後方エコー 不変
前方後方境界腺圧排、一部断裂様
内部に微小~粗大石灰化多数
内部に動脈性血流
2.C領域に8mm×7mm×4mmの低エコー腫瘤
A領域に5mm×4mm×4mmの低エコー腫瘤
B領域に9mm×8mm×6mmの低エコー腫瘤
上記は全て悪性を疑います。

リンパ節
左腋高に12mm×10mm×9mmの辺縁不正な低エコー腫瘤悪性ん疑います
左腋高に11mm×8mm×11mmの辺縁不正な低エコー腫瘤悪性を疑います
左胸骨傍に11mm×9mm×5mmの辺縁不正な低エコー腫瘤
腹部大動脈にも扁平型のリンパ節数個

以上のエコー結果でした。

遠隔転移の可能性が高いですか。
■病名:乳癌
■症状:胸骨あたりの痛み、疲れやすい、腰が痛い、体重が減ってます
<女性:45歳> … …【詳しく読む】妻が乳癌と診断されました。 遠隔転移の可能性は高いですか。

オンコタイプDXに関して

いつも田澤先生のブログを拝見させていただき、とてもとても勉強になり、参考にさせていただいております。
有難う御座います。

ご質問ですが、
私は、術前の針生検で
腫瘍径:10mm×11mm×12㎜
浸潤性乳管癌、stage Ⅰ
Luminal型(悪性度1、ER 陽性(7/8)、PgR  陰性(0/8)、ki-67 10%~14%)

これまでの田澤先生のコメントを拝見させていただきますと腫瘍径とstageが予後に大きく影響するとおっしゃられておられますが、オンコタイプDXの計算式を見ますとホルモン受容体が大きく影響しているような式になっています。

更に、色々な方がオンコタイプDXの結果を示されているのを拝見しますと、仮にリンパ節転移があったとしてもER、PgRが共に陽性の患者さんは再発スコアが比較的低リスクであるのに対し、リンパ節転移が無くてもER、PgRのどちらかが陰性のの患者さんは良くて中間リスク、高リスクという結果になっている傾向があるように思われます。

①実際のところ、オンコタイプDXはどのくらい信用できるものなのでしょうか。

②私は一般的には早期乳癌と思われる症例と自分では思っておりますが、PgRが陰性なので、仮ににオンコタイプDXを依頼しても中間リスクあるいは高リスクで戻ってくることは概ね推測されます。
低リスクで戻る可能性はありますでしょうか。
40万円と高額ですので事前に推測するままの結果ならあまり期待できる検査だとは思えないのが本音です。

すみませんが、ご教授お願いいたします。
■病名:浸潤性乳管癌
■症状:胸のしこり
<女性:33歳> … …【詳しく読む】オンコタイプDXに関して