左腋窩、左鎖骨上、左深頸部のリンパ節転移の治療法について
◆経緯
2012.12:左胸部浸潤性小葉癌手術(左乳房全摘、リンパ郭清なし)
術後:EC療法(全4回)、リュープリン(2年)、タスオミン20mg(服用中)
2016.10:CT、エコーにて左腋窩、左鎖骨上、左深頸部に複数のリンパ
腫大判明(2019.3まで、CT、エコーにて経過観察)
2019.3:左腋窩、左鎖骨上、左深頸部のリンパ腫大の増大と増数に
より転移の可能性ありと判明(骨及び他臓器への転移なし、
左脇の痛み並びに左腕及び両手の腫れあり)
主治医は、これまでの治療(タスオミン20mg服用)を継続し経
過観察するとの見解(左腋窩のリンパ腫大撤去及び左鎖骨上
~左深頸部のリンパ腫大への放射線治療は日常生活への影響
が大きいことからメリットなしとの判断)
◆リンパ腫大の現状
左腋窩:12×8mm、8×8mm、7×5mm、他5mm前後で周囲に散見
左鎖骨~左深頸部:3~21mm
◆ご相談事項
これまでの相談事項(4560ステージ4 腋窩リンパ節と鎖骨上の転移について等の方)と重複するところがあるかも
しれませんが、田澤先生のご見解をお願いします。
1.転移の有無を明確(細胞針またはPET-CT実施)にし、治療方針
を決定する必要はないか
2.「1.]で癌が確認できた場合
・左腋窩:郭清及び放射線治療は必要ないか
・左鎖骨上、左深頸部:放射線治療は必要ないか
3.現在、服用中(タスオミン20mg)の薬で問題ないか
閉経前(E2:11.2、FSH:7.76)でありタスオミン20mg継続との判断
4.変更する場合、薬は何がいいのか
5.化学療法は必要ないか
■病名:左胸部浸潤性小葉癌の転移
■症状:咽頭部違和感、左鎖骨上の痛みと突っ張り感、左脇の痛み、左腕及び朝の両手の腫れ
<女性:49歳> …