乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:2102]
性別:女性
年齢:52歳
はじめまして。
初めて質問させて頂きます。
50代の母についてです。
トリプルネガティブ3C期
Ki-76(3+<40%強染性) ←このような記載でした
核グレード2
髄様癌
リンパ管浸潤あり
トリプルネガティブ3c期で術前化学療法
FEC4クールやりましたが腫瘍が小さくならず、アバスチン+タキソール
による治療を行いました。
最初5センチ台の腫瘍は3センチほどに縮小しました。
温存も出来ない事はないと言われ、温存+レベル1、2のリンパ節郭清しました。
手術時に出した病理の結果が出て温存した乳房に腫瘍細胞の遺残が多かったことから全摘手術をしました。
リンパ節への転移はレベル1に4個でした。
術前の抗がん剤治療は術後の抗がん剤治療も兼ねていると言われ、
現在は、放射線治療を行っています。
結局全摘するならFEC終えた時点で手術すれば、と後悔しています。
母は今再発、転移の恐怖と戦っています。
今後、再発した場合はどのような治療法がありますでしょうか。
FECがあまり効きませんでしたが他の抗がん剤に期待してもいいでしょうか。
どのような抗がん剤が有効でしょうか。
5年、10年生存率が知りたいです。
術後フォローについて、腫瘍マーカーは3ヶ月毎だと思っていましたが半年に1回とると言われました。
腫瘍マーカーの頻度について先生はどのようにお考えですか。
たくさん質問してしまってすみません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「Ki-76(3+<40%強染性) ←このような記載でした」
⇒申し訳ありませんが、文字化けしていて「解釈不能」です。
 
「トリプルネガティブ3c期で術前化学療法FEC4クールやりましたが腫瘍が小さくならず、アバスチン+タキソールによる治療を行いました。」
⇒本来「アバスチン」は「術前術後化学療法としては適応外」となります。
 質問者のおっしゃるように「FECで無効だった時点」で(術前化学療法は中止
し)「手術(当然、全摘)すべき」でした。
 
「今後、再発した場合はどのような治療法がありますでしょうか。FECがあまり効きませんでしたが他の抗がん剤に期待してもいいでしょうか。どのような抗がん剤が有効でしょうか。」
⇒「アバスチン+パクリタキセル」で奏功した訳ですから、タキサン系は「まだ有
効」だと思います。
 術前化学療法で「有効なまま アバスチン+パクリタキセルが終了した」のであれ
ば、再度「アバスチン+パクリタキセル」すべきでしょう。
 その他には タキサン系では「ドセタキセル、ナブパクリタキセル(アブラキサ
ン)」があるし、その他にも「エリブリン」「ビノレルビン」「カペシタビン」「T
S-1]などあります。
 
「5年、10年生存率が知りたいです。」
⇒ステージだけでは不明です。
 しかも「術前化学療法を行う」と正確な評価は不能となります。
 
「術後フォローについて、腫瘍マーカーは3ヶ月毎だと思っていましたが半年に1回とると言われました。腫瘍マーカーの頻度について先生はどのようにお考えですか。」
⇒術後経過観察の頻度によります。
 ホルモン療法内服の方は「処方日数の問題」で自然と「3カ月」となりますが、
「トリプルネガティブなので処方がない」場合には、それに合わせて「半年」となる
かもしれません。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

お忙しい中、丁寧にお答え頂きありがとうございます。
文字化けしてしまったのはKi-76(3+<40%強染性)です。
これはどういう意味でしょうか。
まだ他にも抗がん剤はあると知って、少し希望がもてました。
術前化学療法をすると予後は良くも悪くもなる、という解釈で大丈夫ですか。
それとも、良くなることはないのでしょうか。
腫瘍マーカーは3ヶ月毎でも半年毎でも違いは無いのでしょうか。
あと、トリプルネガティブ3Cは術後何年くらいが再発しやすいとかありますか?何度も質問してすみません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「文字化けしてしまったのはKi-76(3+<40%強染性)です。これはどういう意味でしょうか。」
⇒すみませんが…
 今回も「文字化け」しています。
 ただ、推測では「Ki67=40%」ということでいいと思います。(細胞分裂期にある細
胞の割合が全体の40%ということです。細胞分裂=増殖を示します。 40%は「や
や高め」という程度です。)
 
「術前化学療法をすると予後は良くも悪くもなる、という解釈で大丈夫ですか」
⇒違います。
 (術前でも術後でも)『いつやっても予後は一緒』です。
 ♯ただし、「術前に行うことで、(無効であった場合に、腫瘍が増大・進展して)手術不能となるリスクが生じる」ということです。
 
「それとも、良くなることはないのでしょうか。」
⇒上記の通りです。
 (術前にやったから)「良くなる」ことはありません。
 いつやっても「予後はかわらない」のです。
 
「腫瘍マーカーは3ヶ月毎でも半年毎でも違いは無いのでしょうか。」
⇒「半年毎」では「タイミングが遅れる」可能性はあります。
 ただし、それで「予後が悪くなる」程の(数字の)違いはないでしょう。
 
「あと、トリプルネガティブ3Cは術後何年くらいが再発しやすいとかありますか?」
⇒「ルミナールタイプ」と比較すると「早期再発(2,3年以内)」に注意は必要です。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

母についてです。
またお返事お願いします。
2015年9月に左乳房温存
→11月に全摘の再手術をしました。
今年1月半ばに放射線治療終えています。
放射線治療中から腰や下肢に痛みがあり、痛む部位も股関節だったり膝だったりと変わります。
痛み止めを飲んでも夜も眠れないほど痛む時もあるようです。
整形に紹介になり、レントゲン・MRIを撮って軽度の脊柱管狭窄症があると言われました。
転移ではないかと心配になります。
詳しくはPETをやらないとわからないと言われましたが主治医の指示を仰ぐように、とのことでした。
最近、整体に行き乳房を取ったことによる全身の筋肉のバランスが崩れたことによる痛みだと言われたようです。
レントゲン・MRIでは転移はわからないのでしょうか。
脊柱管狭窄症や筋肉のバランスが崩れた事で夜も眠れないほど痛む事はあるのでしょうか。
昨年8月での骨シンチでは異常は見られませんでしたが転移を疑い、PET検査を依頼した方が良いのでしょうか?
たくさん質問してしまってすみません。
あまりに痛がる母が可哀想で。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「放射線治療中から腰や下肢に痛みがあり、痛む部位も股関節だったり膝だったりと変わります。」「整形に紹介になり、レントゲン・MRIを撮って軽度の脊柱管狭窄症があると言われました。転移ではないかと心配」
⇒整形外科で「MRIなどを撮影」した上での診断であれば問題ありません。
 疼痛部位も(特に膝など)転移とは無関係に思います。
 
「詳しくはPETをやらないとわからないと言われました」
⇒誤りです。
 PETよりも「MRIでの評価」の方が診断能力が高いです。
 ♯「PETを勧められている」のは、(MRIは、狙った一部しか評価できないので)全身のいろいろな部位の症状まで評価するには「PETが必要」という意味です)
 
「レントゲン・MRIでは転移はわからないのでしょうか。」
⇒解ります。
 
「脊柱管狭窄症や筋肉のバランスが崩れた事で夜も眠れないほど痛む事はあるのでしょうか」
⇒あります。
 
「昨年8月での骨シンチでは異常は見られませんでしたが転移を疑い、PET検査を依頼した方が良いのでしょうか?」
⇒不要です。
 整形外科の診断を信頼しましょう。
 無用な「医療被曝」は良くありません。。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

また質問させて頂きます。
膝、股関節、腰部に痛みがありトラマール朝
夕、頓服でアセトアミノフェン内服しています。
夜は眠剤+抗不安薬内服していますが痛くて寝ていられない状況が続いています。
母は何の痛みなのかわからず、不安が続いています。
食欲もなく10キロ以上痩せました。
痛みと、夜に眠れないせいで鬱っぽくなり笑顔が消えました。
主治医に伝えると、骨転移の除外目的で骨シンチを撮ったほうが良いかもと言われました。
腰椎のMRIでは異常が見られず、今度胸椎、頚椎のMRIを撮る予定です。
今後、どのような検査を依頼したら良いでしょうか。
乳がんは頚椎や胸椎へも転移することはあるのでしょうか?
原因がわからず、どうしたらいいのかわかりません。
痩せていく姿も見ているのが辛いです。
欧米化の食事が乳がん患者が増えた一因とも言われてい
ますが、過剰に摂取しなければ、甘いものやパン等食べても大丈夫ですか。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
もう少し冷静に考えましょう。
まず乳癌は「膝」には絶対に転移しません。
しかも「腰椎のMRIで異常がない」のであれば、「骨転移を疑う事自体ナンセンス」です。
 
「腰椎のMRIでは異常が見られず、今度胸椎、頚椎のMRIを撮る予定です。」
⇒意味不明です。
 胸椎や頸椎の症状がないのにMRIを撮影する必要はありません。
 
「今後、どのような検査を依頼したら良いでしょうか。」
⇒検査のしすぎです。
 鎮痛薬で様子をみましょう。
 
「乳がんは頚椎や胸椎へも転移することはあるのでしょうか?」
⇒ありますが、現時点ではその症状がありません。
 
「原因がわからず、どうしたらいいのかわかりません。」
⇒整形外科に診療してもらうべきです。
 
「欧米化の食事が乳がん患者が増えた一因とも言われていますが、過剰に摂取しなければ、甘いものやパン等食べても大丈夫ですか」
⇒気にし過ぎです。
 普通に食べてください。
 
 

 

質問者様から 【質問5】

田澤先生、いつもありがとうございます。
先日、整形外科で色々な検査を行いました。
大腿骨と胸椎への転移が見つかりました。
術後すぐの骨転移ということで、とても落ち込んでいます。
今後放射線とゾメタの点滴での治療を行っていく予定です。
そこで質問なのですが
ゾメタとランマークはどちらの方が良いのですか?
骨転移の放射線治療の意義は、 除痛と骨折予防であって骨転移を無くすことはできないのでしょうか。
今度、PETで他の骨、臓器への転移はないか調べる予定ですが、化学療法も並行して行ったほうが良いのでしょうか。
少しでも長く生きて欲しいです。
諦めたくないです。
回答よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
骨転移ですか。
お気持ち、お察しします。
「ゾメタとランマークはどちらの方が良いのですか?」
⇒大きくは違いませんが、
 後発である「ランマークには(骨折防止に加えて)抗腫瘍効果も期待」できるとのデータがあります。
 
「骨転移の放射線治療の意義は、 除痛と骨折予防であって骨転移を無くすことはできないのでしょうか。」
⇒残念ながら、その通りです。
 
「化学療法も並行して行ったほうが良いのでしょうか。」
⇒いろいろな考え方があります。
 骨転移だけなら、(ルミナールタイプならば)ホルモン療法となるでしょう。
 しかしトリプルネガティブの場合には(ホルモン療法の替りに)「経口抗がん剤」が選択される事が多いかもしれません。
 ○実質臓器に転移がある場合には「点滴の抗がん剤」が対象となります。
 (参考に)
 骨吸収抑制剤は「時代と共に変化」しており、添付文章上、「若干、変化」しています。
 ①アレディア 必ず化学療法、内分泌療法あるいは放射線療法と併用しなくてはならない。
    ↓
 ②ゾメタ   化学療法あるいはホルモン療法などの抗癌療法を併用することが望ましい。
    ↓
 ③ランマーク 上記の制限なし
 
 

 

質問者様から 【質問6】

いつもお世話になっています。
また、よろしくお願いします。
PET検査にて多発骨転移、リンパ節転移、皮下転移が見つかりました。
放射線治療が終わったら、内服ではなく点滴での抗がん剤治療(タキソール)の予定です。
根治はもう望めないのでしょうか。
現在の状況の維持、
または改善を目標に上手く病気と付き合って生きていくという考え方になりますか?
ステージ4でも病状がコントロール出来たとしたら、どのくらい生存出来るのでしょうか。
先生が診てきたステージ4の患者様で、長期生存された方はいますでしょうか。
今後、抗がん剤治療の効果は、どうやって確かめていくのでしょうか。
質問が多くてすみません。
回答よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。
「PET検査にて多発骨転移、リンパ節転移、皮下転移が見つかりました。」
⇒臓器転移(肝、肺)が無いので、現時点では「life threatening(命を脅かす)」では無い状況です。
 
「放射線治療が終わったら、内服ではなく点滴での抗がん剤治療(タキソール)の予定です。」
⇒weakly PTXは副作用が少なく(長期投与となってくると痺れが出てきますが)大変、バランスのとれた抗がん剤です。
 私であれば、「bevacizumabを併用」して「効果をがっちり」とってからの「維持」としますが…
 
「根治はもう望めないのでしょうか。」
⇒確率的には2-3%以下と思います。
 
「現在の状況の維持、または改善を目標に上手く病気と付き合って生きていくという考え方になりますか?」
⇒その通りです。
 リンパ節転移だけならまだしも「多発骨転移」となると、「そのような考え方にシフト」せざるをえません。
「ステージ4でも病状がコントロール出来たとしたら、どのくらい生存出来るのでしょうか。」
⇒臓器転移なく「骨転移だけ」ならば10年間も望めます。
 
「先生が診てきたステージ4の患者様で、長期生存された方はいますでしょうか。」
⇒いらっしゃいます。
 上記通りです。
 
「今後、抗がん剤治療の効果は、どうやって確かめていくのでしょうか。」
⇒局所及び「骨転移(こちらはPETで)」などです。
 あと(画像診断をちょくちょくするわけにはいかないので)腫瘍マーカーが有用となります。
 
 

 

質問者様から 【質問7】

いつもお世話になっています。
また、質問させてください。
トリプルネガティブ乳癌の多発骨転移、リンパ節転移ありです。
骨折のリスクが高く、痛みの強かった大腿骨に関しては放射線治療後、痛みは軽減しました。
他の骨転移の部位は痛みがないので今の段階では放射線治療ではなく、抗がん剤治療という考え方なのでしょうか?現在、タキソール+アバスチンによる治療を開始しています。
タキソールでの治療はだいたい何クール行い、評価していくのでしょうか?
タキソールの効果があまり得られなかった場合、どのような治療になりますか?抗がん剤は内服と点滴では、内服の方が弱いイメージがありますがどうなのでしょうか?
いつもいつもたくさんの質問申し訳ありません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。
「他の骨転移の部位は痛みがないので今の段階では放射線治療ではなく、抗がん剤治療という考え方なのでしょうか?」
⇒放射線治療は基本的には対症療法(痛みや骨折の危険などへの対処)です。
 治療の主体は全身療法(トリプルネガティブならば、通常の抗がん剤)となります。
 
「現在、タキソール+アバスチンによる治療を開始しています。」
⇒いいですね。
 かなり効きます。
 
「タキソールでの治療はだいたい何クール行い、評価していくのでしょうか?」
⇒腫瘍マーカー測定していますか?
 腫瘍マーカーが指標となる場合には、これが使えます。
 おそらく1クールでも「目に見える効果」が期待できます。
「腫瘍マーカーや自覚症状など」明らかに効果が確認されていれば、「骨シンチを頻繁に行う必要」はありません。(半年に1回で十分)
 
「タキソールの効果があまり得られなかった場合、どのような治療になりますか?」
⇒その可能性は低いので、今の段階で心配することは止めましょう。
 
「抗がん剤は内服と点滴では、内服の方が弱いイメージがありますがどうなのでしょうか?」
⇒内服抗がん剤は「強い効果はない」かわりに「長く継続しても副作用が大丈夫」です。
○理想的には「アバスチン+パクリタキセル」で十分効果を出して(可能なら画像上、完全寛解として)その後経口抗がん剤で維持することです。
 
 

 

質問者様から 【質問8】

トリプルネガティブ乳がんの多発骨転移、リンパ節転移がありアバスチン+タキソールの治療をしていました。
術前にも同様のレジメンで治療していましたが、術後の再発・転移が早かったため、再発・転移後のアバスチンを途中で中止しました。
その後医師内でカンファレンスが行われハラヴェンに切り替わりました。
6クール終了し、今度半年ぶりにPET検査を予定しています。
そこで、質問なのですが新たに臓器転移や現在の骨転移の悪化等見られ、ハラヴェンの効果が無いと判断された場合の今後の治療はどのようになりますか?
アバスチン+タキソールの治療の方が良かったのでしょうか。
全く効かなかった術前化学療法(FEC)の間に転移しており、アバスチンで寛解となったため術前の骨シンチでは写らなかった。
手術、放射線治療中にアバスチンで、抑えられていた癌細胞が再び活発化し、骨転移やリンパ節転移に至ったのであり、アバスチンが効かなかったわけではないのでしょうか。
何が良かったのか、どうするべきだったのかわかりません。
最近咳をしたり、むせたりすることがあるので転移が心配です。
腫瘍マーカーは現在正常範囲内です。
少しでもQOLを維持した生活が送れれば良いと思います。
長くなってしまってすみません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。
「そこで、質問なのですが新たに臓器転移や現在の骨転移の悪化等見られ、ハラヴェンの効果が無いと判断された場合の今後の治療はどのようになりますか?」
⇒結果が出る前に、そのようなことを考えるのは止めましょう。
 ただ、同様の質問には
 (以下、抜粋)
 術前化学療法で「有効なまま アバスチン+パクリタキセルが終了した」のであれ ば、再度「アバスチン+パクリタキセル」すべきでしょう。
 その他には タキサン系では「ドセタキセル、ナブパクリタキセル(アブラキサ ン)」があるし、その他にも「エリブリン」「ビノレルビン」「カペシタビン」「T S-1]などあります。
「アバスチン+タキソールの治療の方が良かったのでしょうか。」
⇒上記コメント通りです。
「手術、放射線治療中にアバスチンで、抑えられていた癌細胞が再び活発化し、骨転移やリンパ節転移に至ったのであり、アバスチンが効かなかったわけではないのでしょうか。」
⇒その可能性は大いにありそうです。
 
 

 

質問者様から 【質問9】

いつも丁寧な回答ありがとうございます。
PETの結果が出たので、また質問させてください。
多発骨転移の方は、画像でもはっきりとわかるほど不明瞭になり、良くなっていると言われました。
臓器転移もありませんでした。
しかし、新たに頚椎への転移らしきもの見つかり、今度MRIを予定しています。
程度によっては放射線治療ということでした。
画像上、癌が消えたわけではないけど良くなっている今、あと2クールほど治療をして、少し治療をお休みしますか、と提案されました。
エリブリンを5?クールやってきて治療を休みたい気持ちと、休んだことによる転移が心配な気持ちがあり、複雑です。
ゾメタは続ける予定ですが、抗がん剤をまったく辞めてしまうのが怖く、点滴を休んでいる間、内服での治療はどうですかと聞いたところ、
そういうやり方は無いとのことでした。
治療を続けるうちに、白血球もだんだんと上がらなくなってきており、
いつも2000~2900辺りで治療しています。
お休みすれば戻るのでしょうか。
頚椎への転移疑いがあり、そちらが転移だった場合、抗がん剤治療はお休みしない方がいいでしょうか?
出来れば一旦点滴をお休みして、内服という方向が良いのかと思いましたが、無意味なのでしょうか?
いつも質問が多くてすみません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答9】

こんにちは。田澤です。
まずは「頸椎のMRI」姿第です。
もしも転移ならば「骨折により頸椎麻痺が起きたら、大変」なので、放射線照射が必要となります。
その期間は「少なくとも、抗ガン剤は休薬」となるので、その後の治療はそれから考えることになります。
ご本人のおっしゃるように「経口抗がん剤(TS-1やカペシタビン)」という手もあります。
 
 

 

質問者様から 【質問10】

いつもお世話になっております。
よろしくお願いします。
前回、頚椎転移の疑いでMRIを撮りましたが、転移ではありませんでした。
しかし、既に転移のあった右大腿骨を骨折してしまい、先日手術を行いました。
左大腿骨にも転移があり、左のみ放射線治療中です。
PET検査では、臓器転移もなく、パラパラとあった胸骨や胸椎などの骨転移も不明瞭になっていたのに左大腿骨転移の悪化などエリブリンが効いているのか効いていないのか、よくわからない状況です。
放射線治療中なので、抗がん剤治療は出来ませんが、放射線治療終了後、他の抗がん剤へ変えた方が良いのでしょうか?
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答10】

こんにちは。田澤です。
「PET検査では、臓器転移もなく、パラパラとあった胸骨や胸椎などの骨転移も不明瞭になっていたのに左大腿骨転移の悪化などエリブリンが効いているのか効いていないのか、よくわからない状況です。」
⇒大腿骨は荷重骨なので、単純に「病勢進行したから病的骨折」とは言い切れません。
「他の抗がん剤へ変えた方が良いのでしょうか?」
⇒上記の通りです。
 病状は「全身トータルで評価すべき」です。
 腫瘍マーカーはどうなのですか?
 
 

 

質問者様から 【質問11】

あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
今後の治療について、助言を頂きたいです。
右大腿骨骨折の手術後、歩行器使用し歩く事ができるまでになりました。
現在は、自宅で生活しています。
前回の質問で、腫瘍マーカーはどうかと先生に聞いて頂きましたが、腫瘍マーカーは正常値です。
抗がん剤治療をしていない状況が2カ月ほど続いています。
手術後、体力が低下しており、術部の痛みもあり、食事以外はベッドに横になっている状況です。
主治医は体力が戻るまで、抗がん剤治療はしないと言っています。
ただ、このまま体力が回復するまで何もしない状況に恐怖を感じます。
トリプルネガティヴなので抗がん剤しかありませんし、何もせずに待っていても体力が回復するようには到底思えません。
手術の前後で、そんなに体力は変わっていないように見えます。
主治医はまたエリブリンを行う予定のようですが、2投1休のエリブリンをまた出来るところまで体力が回復するまで待つのか、今は内服に切り替え、通院の回数を減らし、病勢を維持していきたいと私は考えています。
先生はどのように感じますか。
ご意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答11】

こんにちは。田澤です。
「主治医はまたエリブリンを行う予定のようですが、2投1休のエリブリンをまた出来るところまで体力が回復するまで待つのか、今は内服に切り替え、通院の回数を減らし、病勢を維持していきたいと私は考えています。」
⇒大腿骨骨折をどう解釈するかですが…
 骨折は手術しているわけですから、其の治癒に抗ガン剤が悪影響を及ぼすとは思えません。
 その意味では点滴の抗ガン剤(エリブリン?)でも間違いではありません。
 ただ、歩行のことを考慮すると「経口抗がん剤(カペシタビンなら4週間サイクル、TS1なら6週間サイクル)」は通院し易いでしょう。
 しかも、「全身転移が抑えられている」今ならば、経口抗がん剤で維持というのはいいように思います。
「先生はどのように感じますか。」
⇒上記通りです。
 ただ副作用が強いとQOLを損ねますので「減量投与も考慮」してみましょう。
 
 

 

質問者様から 【質問12】

いつもお世話になっております。
病状の変化があったので質問させてください。
効果のあったエリブリン後、病状維持のためTS-1を内服していました。
最近撮った全身画像で、幸いにも臓器転移はありませんでした。
新たに圧迫骨折を認めましたが、症状も無いため保存的に経過を見ています。
しかし、既存の大腿骨転移の集積が増しており、痛みも増強しています。
術後の炎症性変化と言われてはいましたが、現在痛みに対して追加の放射線治療を行っています。
主治医の先生より、大腿骨の集積が増しており、痛みも増えた事からTS-1の効果は無いとお話しがあり、内服中止となりました。
そこで、放射線治療後、どんな治療があるのかお伺いしたいです。
エリブリンのように週1で通院出来るほどの体力はなさそうに見えます。
痛みもあるので、外来の待ち時間も大変です。
出来れば内服なら良いの
ですが、2週間に1回投与などの間隔のあいた点滴はあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答12】

こんにちは。田澤です。
読み返してみましたが…
Bevacizumab+paclitaxelは(何故か? カンファレンスなるもので)途中で中止して
エリブリンに変更していたように読み取れます。
「放射線治療後、どんな治療があるのか」
「2週間に1回投与などの間隔のあいた点滴はあるのでしょうか?」

⇒bevacizumab+paclitaxelが途中で止まっているようなら…
 Bevacizumab+paclitaxelを(つまり、3週連続の2回目のpaclitaxel単独を中止して)「2週間に1度bevacizumab+paclitaxelの組み合わせで」行ってはいかがでしょうか?
 
 

 

質問者様から 【質問13 治療方針への疑問】

性別:女性
年齢:52歳
いつもお世話になっております。
放射線治療後、アバスチン+パクリタキセルではなく、効果のあったハラヴェンを使っていました。
最近の検査で複数箇所の骨転移の悪化、リンパ節転移がわかり、不安です。
以前、田澤先生は骨転移だけなら、10年間は生存も出来るとおっしゃってくださいましたが、その骨転移とは一箇所、二箇所など少ない場合で、小さな場合でしょうか。
やはり、アバスチン+パクリタキセルに変更したいのですが、臓器転移が起こった時様に残しておくと言われてしまいました。
今後はおそらくナベルビンかジェムザールになると思います。
臓器転移まで至らないようにするのが大切だと思うのですが、先生の意見をお聞かせください。
 

田澤先生から 【回答13】

こんにちは。田澤です。
「やはり、アバスチン+パクリタキセルに変更したいのですが、臓器転移が起こった時様に残しておく」
⇒そのように考える医師はいますが(勿論正解はないのですが)
 私は、一貫して「とっておく」という考えはありません。
 ★ (最も効果の有る薬剤を最初に使い)可能な限り状態を良くしてから、「それを維持する」という考えです。
「先生の意見をお聞かせください。」
⇒私の回答に変更はありません。(bevacizumab + paclitaxel)





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