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今週のコラム 501回目 BNCT 標準治療が受け入れられない方のanother choice

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昨日は天気もよく、そして暑かった。

暑い日に効くカレー

本格タイカレー 感謝です。

バターチキンにはちみつ入り、甘さが旨い!

ほうれん草とオクラも、勿論?欠かせません(エビチリ載ってます)

 

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zoomx 4

最初の走りで、やられました!

歴代最強の反跳力と、その軽さ!

さっそく、2足目も手に入れて、暫くは2足ローテーション

♯zoomx 3は、ちょうどソールが限界に来ていたので3足とも急遽、引退となりました。

 

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「カエルさん」に敬意を払って、思わず買ったというこの「ういろう」

ういろうということで、どこの方のお土産なのかお察し?ください。

インパクトあります。

 

 

○ 本文

つい2日前の金曜日、陽が陰るころ。

数名の男たちが、BNCT棟地下でうごめいていました。

そう、BNCT YOUTUBE撮影です。(管理者の編集まで、お待ちください)

 

 

放射線科医(N先生)と私

動画では、(このスライドのように)握手のシーンはありませんでしたが…

 

 

握手と言えば、東京ドーム 2024 日本一新 吉川晃司と布袋寅泰の握手からコンサートは始まりました。 強く印象に残っています。

○放射線科医と乳腺外科医のコラボレーション

実際にBNCTを行うのは放射線科医ですが、やはり乳腺外科医のかかわりは大きい。

やはり、直接放射線科受診で始まるのではなく、

乳腺外科に受診。(まず大事なのは)『手術と言う標準治療が(言うまでも無く)あるということ。そのうえで(どうしても)手術が受け入れられない』

そういう患者さん自身の「標準治療の理解」と「患者さんの意志」を確認することは、(標準治療である手術を知っている)我々乳腺外科医でなくてはなりません。

また、例えばリンパ節転移がある場合。リンパ節郭清だけは手術を提案することになります。

何故なら、(腋窩郭清手術の傷は)目立たない(というか「見えようがない」)

 

私の念頭にあるのは標準治療を逸脱して(怪しげな)民間療法に走り(数年後、早ければ1年くらいで)「とんでもない状態(ご想像にお任せします)」となった姿。

 

『標準治療を受けないから、そうなるんだ! 自業自得だ。私は悪くない。』

果たして、それでいいのか?

それでいいわけはありません。(自問自答)

 

今流行?の二刀流ではありませんが…

標準治療を受け入れる方には「最高の」標準治療をお届け(ピザじゃないっつーに!)

そして、標準治療を受け入れられない方には(見捨てるのではなく)another choiceを!

 

こうして江戸川病院のBNCT巨大?プロジェクトが立ち上がったのです!

YOUTUBEはシリーズ化して、全国の(標準治療を受け入れられない)方々に届け!

 

 

乳腺は体表面にあるので中性子線の短い射程でも最も恩恵を受ける

N先生から聞きましたが(やはり凄い人です)

イメージとして「モヤ」のようなかかり方をするので、境界不明瞭で拡がりがつかめなくても隅々まで効果が期待できるという特性。

 

当院のもうひとつの武器、tomotherapyは「きっちり」正確に標的を狙えますが、(その裏返しとして)意識していない部位にはかからない(=効果がない)

BNCTは正常細胞を傷つけないことにより「もや」のように広範囲に威力が期待できるのです。

 

 

これが当院の(実際の)BNCT

無論、皆さんの期待を裏切らない?ショッキングピンクです。

 

 

○ 乳癌とBNCT

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skin recurrence

典型的な(所謂)皮膚転移は紅く、そして隆起します。

 

放射線既治療だと、再度はかけられませんがそこには「BNCTがあるじゃーないか!」です。

皮膚転移は「痛痒い」また、出血や浸出液で「著しく」QOLを損ないます。

そのような「再発」BNCTも、当院でその恩恵を受けてください。