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今週のコラム 282回目 長期維持の先に根治を狙うには、(維持目的であるpalbociclibの前の)『抗がん剤で、どれだけ叩けるか?』に、かかっているのです。

週末、また雨ですね。

ただ、(私の走る時間帯は)まだ雨降っていなくて、超ラッキー(先週も同じだった。運がいいのか?悪いのか?)

食べ物の話題ばかりで恐縮ですが、昨日お取り寄せした「厚切り牛タン」の旨かった事!

 

楽天市場で購入した「ウフコーポレーション東北」のコレ!

是非、食べてみてください。

 

 

○本文

luminal typeだと抗がん剤が効きにくいと勘違いされている方は多いですが、実際には有効なことが圧倒的に多い。

もう一つの勘違いに『再発して、一度抗がん剤を使うと一生止められない』もあります。(実際に、そのような言い方をする医師も「居るとか居ないとか?」)

抗癌剤で叩いて(可能ならcCRとして)その後に(luminal typeならば)palbociclibで維持を企る。

これが理想だと思います。

また、cCRとなってた後も「すぐに」palbociclibとせずに(相手が小さいうちに)「叩けるだけ叩いてから」palbociclibとした方が安心感があります。

★再発治療にスタンダードは無いので、医師の経験により考え方が異なってきます。

 

 

 

ECは(途中でcCRとなりましたが)そのまま生涯投与量800mg/m2まで行い、更にeribulin 3cycles

その後、満を持してpalbociclibとしています。

○ 長期維持の先に根治を狙うには、(維持目的であるpalbociclibの前の)『抗がん剤で、どれだけ叩けるか?』に、かかっているのです。