みなさん。こんにちは。
ようやく、QandAも再開し忙しいながら充実した日々が再開しました。
このサイトを忘れずに、待っていてくれた皆さんに感謝いたします。
「まさか!」と思えるほど早いスタートで暴れまくったこの夏ですが、8月10日を過ぎてみると(例年通り)「ピークを越えた感」が出てきました。
真っ只中にいると「うんざり」していた酷暑も、過ぎ去りつつあると感じると何か寂しさを感じます。
「過ぎ去りし夏」 人々の郷愁をさそいます。
FMから流れたshort story
「ねー、ビリー。 あなたのご趣味は何なの?」
「えーと、僕の趣味は読書だよ。本に囲まれている時が一番幸せなんだ。」
「まぁ、素敵。とっても知的なのね。 それでは当然シェイクスピアはご存知よね。今度教えてくださる?」
「勿論だよ。シェイクスピアだろ。知っているよ。ただ、えーっと。作者の名前が思い出せないなー。」
Ki67とOncotypeDX
かつて今週のコラム101回目で紹介しましたが、あれから1年近く経ち症例数が増加するなかで、再度検討しました。
横軸はKi67の値で低リスクはRS≦18、中リスクは19≦RS≦30、高リスクはRS≧31となります。
「グレーゾーン(21≦Ki67≦40)」で、OncotypeDXをしている方が多いことに気付きます。(このゾーンでOncotypeDXを勧めているから当然ですが…)
更に、これを%で示すと
一番に気付くのはKi67=35を境にしてlow riskの割合が一逆転していることです。
★面白いのはKi67≧35ではlow riskとhigh riskが同じくらいあることです。
その意味ではKi67≧35にこそ、OncotypeDXの真価がある。そう言っては言いすぎでしょうか?
次回は、せっかくのデータを統計学的に少しいじってみようと思います。(田澤)