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7月31日(木)① 5件の乳がんQ&Aを更新しました。

リンパ節転移多数の場合のオンコタイプの意義及びレベル2の追加郭清の必要の有無   [管理番号:12930]
女性41歳
■病名:右乳がん
■乳がんの手術後の病理結果について、ご相談させてください。

腋窩リンパ節を21個郭清し、**すべてに転移(21/21)**が認められました。
このように多数のリンパ節転移がある場合でも、オンコタイプDXを行う意義があるのかどうか、主治医以外の先生のご意見も伺いたいです。

実は、海外赴任が決まっており、できる限り抗がん剤を避けたいと考えています。
そのため、もともとリンパ節転移が4個以上あっても、自費でオンコタイプDXを受けるつもりでした。
しかし、4~5個程度ならともかく、21個となると本当に意義があるのか疑問を感じております。

また、今回の手術では腋窩レベル1のみの郭清と記載がありましたが、
これほど多数に転移がある(100%)ということは、レベル2まで転移していた可能性もあるのに郭清しなかったということになるのでしょうか。
その場合、追加で手術を検討すべきなのか、それとも放射線でカバー可能なのかも、判断の目安があれば教えていただけますと幸いです。

加えて、アメリカでは針生検の検体を用いてオンコタイプDXを実施することも珍しくないと知りました。
リンパ節転移の数が不明な状態でも、がん細胞の「遺伝子発現解析(オンコタイプDX)」の結果だけで抗がん剤の適否を判断した方(ルミナルB・抗がん剤なし)の話を聞いて、少々混乱しております。 ……【詳しく読む】リンパ節転移多数の場合のオンコタイプの意義及びレベル2の追加郭清の必要の有無

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乳管内乳頭腫と診断された後に気になるしこりあり   [管理番号:12929]
女性71歳
■病名:乳管内乳頭腫
■本日A病院で再度エコーをしたところ、乳管内乳頭腫が少し大きくなっているようなので、もう少し詳しく検査しましょうとのこと。その検査方法が、B病院で採取した細胞を使ってがん細胞がないかを詳しく見るというものでした。そこで質問ですが、
①B病院で採取した細胞は10日以上前に採取した細胞です。袋のようなものに入って母が紹介状と共に持って行ったそうですが、そんなに時間の経ったただの袋に入った細胞を検査として使い回すということはあり得ますか?きちんとした結果が得られるのかと単純に疑問を持ちました。

②さらに詳しい検査と言われたのですが、マントーム生検でもなく、10日以上も前に採取した組織を使って確定診断できるようなさらに詳しい検査というものはあるのでしょうか?

③乳管内乳頭腫は大きくなることもあるということは記事でも見たのですが、どれくらい大きくなっているというところまでは本日受診した際には説明がなかったようで、誤差範囲かもというニュアンスではあったようです。エコーなので、見る先生によって少し差が出ることはあるのかなと思ってはいるのですが、どれくらい大きくなっていればがん化を疑うかという指針はありますか? ……【詳しく読む】乳管内乳頭腫と診断された後に気になるしこりあり

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細胞診   [管理番号:12928]
女性47歳
■症状:むねのしこり
■毎年、マンモ、エコーと検査し、昨年12月も検査して異常なしでしたが、
6/(中旬)日に右胸、乳頭の上にころっと触れるものがあり、ブレストクリニック受診。
再度エコー、マンモを受け、その日に細胞診を受けました。
結果は良性とのことでした。
所見では、乳腺組織内にはductal sclerosing adenosis アポクリン化性、fibrosisなどみられます。
と記入してあります。
再度、マンモトーム生検をうけるよう勧められましたが、癌の可能性が高いのでしょうか。 ……【詳しく読む】細胞診

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骨転移胸骨に10センチ   [管理番号:12815]
女性63歳
■病名:胸骨転移の乳がん
■症状:下痢 疲れが多い
■48歳の時に乳がんが発覚し左側全摘手術を受けました。
それから1年に1回検査し、62歳で骨転移が判明しました。胸骨10センチほどです。
レトロゾール、ベージニオ、ミヤBM、デノタスチュアブル配合ロペラミド塩酸塩カプセル1mgサワイ、ランマーク皮下注120mgで治療中です。痛みは特にありません。
今は1ヶ月に1回の検査で、3ヶ月に1回CT撮影。今年2年目の治療です。
主治医からは骨転移が発覚した時は手術が出来ないと言われましたが、この状態での手術は可能でしょうか? ……【詳しく読む】骨転移胸骨に10センチ

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術後の治療方針   [管理番号:12927]
女性82歳
■アロマターゼ阻害薬内服と同時の放射線治療につきまして御教示願います。一般的には、同時には推奨されていないし、データも不足しているとの文献情報を知りました。
①上記事柄につきまして、現状を御教示願います。
②患者のデータ
本年6月(中旬)日左側乳がん部分切除手術済み
組織検査内容
ホルモン受容体陽性乳がん。Her2陽性[+1]  核異型度グレード2。センチネンタルリンパ節転移2ミリ以下1個あり。腫瘍大きさ21ミリ

患者既往歴
心房細動、糖尿病、高血圧、高脂血症、 脂肪肝。心房細動は、アブレーションなしで、エリキュース投薬で半年に1回経過観察。
④担当医師より、1年間限定の抗がん剤の御提案がありました。
抗がん剤は行った方がよろしいのでしょうか?
数日前より、ホルモン剤内服開始。8月(上旬)日より、放射線照射開始予定です。 ……【詳しく読む】術後の治療方針

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