
天気がいいと、(自然と)テンション上がります。
エビチリとつくねはセブンイレブン
○ 本文
いよいよ、本日(この後1h後)動画配信で「乳癌を経過観察されないための緊急提言! まず自分の所見を知ろう!」が始まります。
このコラムは「そのため」に存在すると言っても過言ではありません。
(動画前に)見るも見ないも「あなた次第」です。
私独自のカテゴリー詳細
cat.1 乳癌の可能性はないと断言できる
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検診結果で「嚢胞」1年後経過観察となったりしていますが、私だったら絶対に「正常、経過観察不要」とします。
嚢胞を経過観察って、一体…
artifact 乳腺の線維化した部分が(エコーの)角度によって「
しこり?」と見えているだけ(検診で時々要精査となったりします)
cat.2 乳癌の可能性は極めて低い
例)扁平な線維腺腫
ここまでは、生検を提案しません
何故なら、このような所見にも相当数「生検」をして癌では無い所見として(私自身に)カテゴライズされているからです。
♯良性を良性と確定診断したいという患者さんを私は「全く」断りません。
それ故、このような「生検すれば100%良性」という自信がもてるのです。
cat.3 乳癌の可能性は「かなり」低いが可能性はある。
♯この所見となると、私は必ず生検を勧めます。
それは、実際に生検してみると(大部分は良性ですが)「この程度の所見なのに乳癌なのか!」と時に驚くからです。
張りのある線維腺腫
♯ cat.2の線維腺腫のように「扁平ではない」
cat. 4 乳癌の可能性はあるが「高くは」ない。
やや歪だが(乳癌よりは)「線維腺腫」「乳腺症(adenosis)」「乳頭腫」を疑う
歪な線維腺腫 線維腺腫は古くなると「陳旧性」線維腺腫と呼ばれ、やや「歪」となってくることも多い
但し、これは実は浸潤性乳管癌
cat. 5 乳癌の可能性の方が(良性より)高い
5mm以下と小さい場合には、「癌?」と思っても確信はできません。
やはり小さいと「辺縁」や「形状」の厳密な判断は困難なのです。
♯だから(小さいから経過観察ではなく)「(画像で判断不能だから)小さいから、こそ生検」なのです。
境界不明瞭(よく見れば)非浸潤性乳管癌
これも「かなり」小さいですが(3mm) 浸潤性乳管癌
cat.6 乳癌の可能性が高い
9mm 浸潤性乳管癌 この大きさがあると「ほぼ」確信し、『画像上癌の可能性が高い』と生検前にお話しします。
これはpredominant DCIS
所謂「浸潤癌だけど、非浸潤癌有意」という診断
これは比較的「典型的な」小葉癌
6mmと7mmが隣接しています。
cat. 7 乳癌と言い切れる
この所見であれば、(細胞診での診断で)癌と診断し手術可能
皮膚浸潤伴う。 これは別格とも言える
所謂「八つ頭状」