皆さん、こんにちは。
3月も終わりになり、いよいよ春本番を迎えようとしています。
夜中走っている私としては、冬の時期の「極寒(特に雨が降ると、体感温度が劇的に下がる)」は本当に辛かったし、休みの日に(たとえ晴れていても)寒くて屋上に出れないこともストレスでした。
その意味で、暖かさを体感するとまさに「人生の春?」を感じます。
と、以上は昨日(土曜日)の記載。
そして本日(日曜日)晴れてます! 気温も高いし屋上が楽しみ。
スパイスでチキンバターカレー作って、久しぶりに「赤」ワインかな?
(ポカポカ?の)屋上って、テンション上がります。
バターチキンカレー
「バターを入れるタイミング」
玉ねぎを炒める際に(サラダオイルの替りに)バターで炒めるという人(説?)や、
いやいや、最後に入れる方がいいんだという人(説)
どうなんだろう?
取りあえず今回は、玉ねぎはサラダオイルで炒めて、スパイスを入れた後に「チキン投入のタイミング」でバターで炒めてみました。
どうでもいい事。
かもしれませんが、料理って奥深いですね?
日曜日、晴天ではなかったけど、暖かい!
気持ちいい午後でした。
最近、パンが旨い!
写真(下)の「いろいろ載った」パンの旨いこと!
相変わらずシャトレーゼの「香」も欠かせない存在です。
カレーのおともに、カレーパン!(松戸の人気店のようです)
何とも「シュール」な組み合わせでしたが、どちらも最高!
「かぼちゃの」種のパン(店員さんに確認しました)
「米粉」のバームクーヘン(名古屋)、赤ワインが気持ちいい午後でした。
赤ワインは Clos Du Mont-Olivet Chateau neuf du Pape 骨太の味わいです。
ところで、昨日(土)市川外来
術後フォローで「超音波してくれないから不安!」と、受診される患者さん達は相変わらず多いのですが…
(地元の主治医に秘密!で)当院で超音波を受けていく方が多いのですが、
珍しく「紹介状」を持って受診された方。西日本のが〇センター その紹介状の文面に『は?』
『術後のフォローでマンモグラフィーはで〇〇が、エコーが人材不足でできておりません。そこで、貴院での乳房超音波検査をお願いしたく〇〇じます。』
「人材不足?」 主治医の「あ〇た」がやればいいのでは?
エコー(僅か数分で終了)のために、遠路(かなり遠方)から「はるばる」お江戸(市川は千葉ですが…)まで…
以下、患部の写真が表示されます。
〇 本文
「乳頭分泌」動画補足
さて、金曜日(25日)に(今年最初の)動画撮影を行いました。(前回の動画は配信は年明けでしたが撮影そのものは年末でした)
内容は「乳頭分泌」 早期診断シリーズです。
★皆さんからのご意見どおり「短くコンパクトに」を心がけたので、『動画は(できるだけエッセンスだけにして)コンパクトに』そして、その『補足は「今週のコラム」で』としようと思いました。
実際の「乳頭分泌の動画配信は4月半ば?」あたりとなりそうなので、このコラムの方が先行することとなりますが、ご理解ください。
・早期診断には以下のケースがあります。
1.(無自覚での検診エコーでの)小腫瘤⇒ 精度の高い組織診
2.マンモグラフィー検診での石灰化⇒ ST-MMT
3.乳頭分泌⇒ 乳管造影⇒乳管腺葉区域切除
今回は上記3のお話しです。
皆さん「血性」があると神経質になりますが…
「一過性」のものは無視しましょう。(暫く様子をみることが肝要です)
「単孔性」と「継続性」、そこに色(白や緑は無視しましょう)
これら3つが重要(テストに出ます!)
何故「単孔性」が重要なのか?
それを理解するために、「乳頭と乳管(系)」の構造を説明します。
(この図には3本しか描かれていませんが)実際に乳管系は10数本あり、「それぞれ独立して」乳頭に開口しています。
この「独立して」が重要なのです。
(確率的に)異なった乳管系に同時に病変が生じることはありません。
病変が複数あるとしても、それは「同じ乳管に複数発生」するのです。
だから、乳管内病変が原因である乳頭分泌は単孔性となるのです。
この「乳管内病変(腫瘍)」から分泌(崩れて出血することもあります=この場合は「血性分泌」となります)
ステップ1 乳管造影
この乳管(分泌のある乳管)を
①針金(ブジ―と呼びます)で拡げる
細いブジ―⇒(徐々に)太いブジ―
②造影剤を注入
上記①の操作で拡がった乳管に造影剤を注入
実際にブジ―で拡げているところ
麻酔は使いません。(我慢できる範囲)
実際に造影剤を注入しているところ
上記(ブジ―による拡張)無しでは造影剤はスムーズには入りません。
たかが「乳管造影」、されど「乳管造影」
コナンドイルの「失われた世界」を引き合いに出すまでもなく…
「失われた技術」と、言えます。
次回、紹介するステップ2である、「乳管腺葉区域切除」
正確な「乳管造影」無くして、正しい「乳管腺葉区域切除」無し。
分泌している乳管(乳管内病変が存在している乳管)に正確に色素を入れられなければ、「その乳管を切除することができない(誤った乳管を切除してしまう)」からです。
(続く)