最近、悲惨な交通事故の報道が目立ちます。
「幼稚園児の列に突っ込む」など、背筋が凍りそうになります。
「自動運転」
fun to driveが失われる。などの意見もありますが、いよいよ現実味を帯びてきました。
これで将来、私も「運転免許の返納」に悩むこともないようです。
年齢 50-59歳
入院期間 3日間
痛み 4.5 0.5(退院時)
『昨年12月地元の病院で告知された直後、迷わず先生宛に紹介状をお願いしていました。検査結果待ちの1週間、プラザのQ&Aを少し読んでいた程度でした。
診察予約はか月以上先になる 注 1 )とのことで、直接行くしかないと翌朝(水曜日でした)早く新幹線に乗っていました。私にこんな決断力、行動力があったとは正直驚きでした。
大袈裟なようですが、こうして先生に担当して頂けているのは、私にとっては奇跡のように思えています。注 2 )(いくつもの偶然が重なりました)
これから先、不安がないといえばうそになりますが先生にお任せしていれば大丈夫だと思えます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。』
注 1 )江戸川では現在、新患予約はしていないので「この記載」は「セカンドオピニオン」でしょうか?(セカンドオピニオンだけは全て予約となります)
注 2 )人生、何が「turning point」となるかはわかりません。
時々、(診断にしろ手術にしろ)「当院で、やっていれば…」と思える方が受診されます。注 3 )
注 3 )最近目立つのが「術後のリンパ節再発」です。
術前抗がん剤を行ってから「センチネルリンパ節生検」を行って、1年後に腋窩再発、それが判明しても「再発を手術しても仕方が無いから…」みたいな言い方をされる。
患者さんが希望しても拒否をする。(腋窩再発の手術の経験が無く、怖いのかもしれませんが…)
結果、当院を受診し、「腋窩鎖骨下郭清」施行しました。術後は放射線を鎖骨上まで予定しています。(更にその後全身療法を追加するかどうかは検討の余地があります。)
この患者さんが、10年後このまま再発無く過ごすことになれば… まさに「ここ」がturning pointとなります。
無論、全ての患者さんが(おとぎ話のような)大団円を迎えるわけではないかもしれません。
ただ可能性がある以上(PETで他に無い以上、「可能性がない」とは決して誰にもいえないわけです)それを医師自らが握りつぶしてはいけないのです。(私はそう思っています)