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OneTeam コメント

江戸川病院乳腺センター長 田澤篤 さん 184件

江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-04-22 11:04:21  掲示板 2024年4月21日~4月27日

Q&A 左胸のしこり。を今(手術と手術の合間です)、回答していて…

半年前のエコーで本当に無かったのか? には敢えて言及しないとしても、
明らかに疑わしいエコー所見で
1.細胞診が下手糞 (本来、クラス5が出るべきと正直思います)
2.病理医が「生検を推奨」としているのに、何を血迷っているのか「3か月後に再度エコーしましょう」などと言っている

ちょっと(どころか、とんでもなく)信じがたい?
この医師をどう理解したものか? 今週末の動画のネタになりそうな予感がプンプンします!


江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-04-15 08:39:39  掲示板 2024年4月14日~4月20日

今朝、QA回答していて…
Q&A 鎖骨上の複数のしこりと局所再発について 4/14 18:21
鎖骨上に(自ら)①「硬く触知」(「硬い」という記載はありませんが、硬く無い限り触れません)
♯普通(正常な)のリンパ節は触れることはなく、反応性腫大したものも同様(に触知しません)
しかも(その医師の)②「確かにあやしいしこりがあるね」というセリフ
①②からは鎖骨上リンパ節再発を疑います。
その医師は鎖骨上リンパ節が手術で取れるなど夢にも思わないだろうから(偉そうに聞こえるかもしれませんが、もう「日本人的な控えめな表現」を使うことは辞めました)患者さん自身が『自分はどうしたいのか?』を真剣に考えベストを尽くすことを願ってやみません。
そのような人たちは(きっと)全国に少なからずいらっしゃると思いますが、自分の意志で踏み出す一歩を信じて私に辿りついてほしいという。それが私の願いであり、その思いが届くようにと「毎週金曜日は動画の日」と、自ら舵をきったのです。




江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-04-14 09:00:12  掲示板 2024年4月14日~4月20日

窓から見える春空は、とても暖かそう。
今日も屋上行けるかな?なんて思いながら今さっきコラム 「転ばぬ先の杖 その先 コラム編」をアップロードしました。
急遽動画撮影した先週金曜日の「転ばぬ先の杖 その先」のコラムver.です。
動画は「短いのが肝」という教訓を守るべく、その補足としてのコラムの立ち位置、我ながら満足してます。
江戸川病院に赴任して4月で丸10年を迎えました。
割とすぐに乳がんプラザも開始したので、そのおかげで普通なら全く想像できない数の腋窩再発の手術を経験することができ、更に(まさか)自分が鎖骨上リンパ節再発の手術をするようになるとは、あの東〇公〇病院で10年の経験を積んで、「これが絶頂」と思っていたあの10年前には想像もつかなかった!
誰にもない武器をもってしまった?以上、それを使うのが私の使命
それを感じる時、「明日の手術が楽しみ!待ち遠しい」そう思える今日この頃です。
「毎週金曜日は動画の日」としたのも、「ガンガン行かなくては宝の持ち腐れ?」そんな思いからなのです。




江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-04-10 07:37:53  掲示板 2024年4月7日~4月13日

今朝回答した『Q 術前治療について質問させていただきます』に対して、回答をした上で蛇足として以下のように記載しました。
(以下、抜粋)
余計なお節介かもしれないので、以下の部分は無視してもらっても構いません。
ただ最近、今週のコラムで「腋窩鎖骨窩再発」についていろいろ考えているので、コメントせずはいられないだけです。
なぜ術前抗がん剤をしているのかが、「そもそも」不明

正直「リンパ節転移があるから…」とか、「腋窩郭清は苦手(大変)だから…」という理由で、患者さんに「全身に散らばっているかもしれない癌細胞を先に叩くために抗癌剤をしましょう」と『尤もらしい』理由をつけて術前抗がん剤をゴリ押ししているのではないか?
と勘ぐってしまいます。
正直に言えば…
普通に「手術先行でリンパ節転移も、キッチリと郭清」して、術後に「病理結果に従い(必要ならOncotyepDXをして)術後療法を選択する」方が、あとあとの腋窩再発などのリスクが無いのでは?と考えてしまいます。
今週のコラム439回目」に記載したように、このような(腋窩リンパ節転移があるからといって行う)術前化学療法後に手術するケースは腋窩鎖骨窩再発のパターン2となるリスクを考えてしまいます。

ちょっと、長くなりましたが…
つい「余計なお世話」をしてしまいました。
コラム439回目に記載したように、腋窩再発の元凶が間違いなく①(患者さんのためではなく)担当医が腋窩郭清を避けるために行う「無意味な」術前抗がん剤治療②及び、そのような(腋窩郭清を避けることにより)いざ必要な際に「正確な腋窩郭清の技術を習得できない=患者さんに中途半端な手術をすることになる」ここにあるように思うのです。
『全身に散らばっているかもしれない癌細胞を先に叩く』という尤もらしい理屈に納得している患者さんにとって私の助言は甚だ迷惑至極かもしれませんが、現実に「腋窩再発の元凶」となっていることを私は肌で感じているのです。




江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-03-17 10:55:44  掲示板 2024年3月17日~3月23日

久しぶりに投稿します。
昨日投稿されたQA「葉状腫瘍境界型」を回答していて…
『これは、ちょっと危ない』そう直感しました。
invasive growthで、しかも(病理医のコメントに)「断端部に紡錘形細胞が見られているところが多いため、断端陽性の可能性が高い」との記載。
その担当医が葉状腫瘍の怖さを知らない。(もしくは)他人事のように感じます。
質問者が緊迫感を感じ取ってくれるように、(掲示板は)QAよりも本音が出るので書いた次第です。

ところで話は変わりますが…
私にとってのスーパースターとは広島出身で震災を黙っていられないそんなヒーローです。(これ以上はご想像にお任せします)




江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-01-26 12:38:06  掲示板 2024年1月21日~2024年1月27日

匿名さんの『遠隔転移すると、主治医は「延命&緩和」しか言ってくれない。たしかに命は永遠じゃないから「延命」は正しいのかもしれない。
でも、私には「あなたは死ぬんですよ」としか聞こえない。』
に、心を打たれて…

つい先刻、『乳癌・再発への挑戦 vol.1 局所』を収録してきました。(1週間程度でアップされると思います)
1.再発には二つとして同じものはない(一括りにされるものではない)
2.成功体験が治療に影響し、患者さんの運命を変える

ところで、匿名さんの投稿には『遠隔転移すると』と、ありますので『vol.2 遠隔』も爆速で収録予定です!


江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-01-26 12:25:57  掲示板 2024年1月21日~2024年1月27日

投稿を拝見して…
warningに対して「逆説方(法?)か!」とありましたが…
それに対してコメントさせてください。

治療(ここでは再発治療に絞りますが)とは、決して楽なものではありません。
そんな(楽ではない)治療をやり遂げるには患者さん自身の「癌に屈服しないという(それこそが)invictus」が必要なのです。

warnigという手法が不適切だったのかもしれませんが、
『再発は何をやっても、どうせ同じでしょ。 だったら楽にいこうよ』の方が(寧ろ)楽でいい。と考える人もいるし(そのように言う)その主治医を全否定することも、また違っている。

あくまでも私は自分の成功体験に基づいた「私なりの提案」なのです。




江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2024-01-18 07:28:02  掲示板 2024年1月14日~2024年1月20日 *BNCTについて田澤先生からコメントあり。

BNCT
初発時に、胸壁に広範囲に病変が拡がり手術不能
⇒抗癌剤⇒手術可能⇒手術⇒術後照射
★この場合、全摘ではありますが「術後胸壁再発高リスク」と言えます。
6年後、胸壁再発!
手術?(広範囲で再再発のリスクも懸念)薬物療法?
ここにBNCT 今月は(局所治療の重要性と共に)BNCT強化月間と位置付けています。
近々、YOUTUBE予定です!


江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2023-11-20 14:01:52  掲示板 2023年11月19日~11月25日 *Q&A11431について田澤先生からコメントあり。

管理番号:11431 stage4手術可能でしょうか
これを回答していて…

何故、こんな医者が(日本中、至る所に)生息しているのだろう? ①無知のなせる禍? ②(患者さんがどう思うのか)想像力の欠如? ③実際の症例が想像できない(経験の圧倒的欠如)のか?
①について
QAの回答を参照してもらいたいのですが、あの「ガイドライン」さえ、「オリゴ転移の場合には局所療法が勧められる可能性」について言及しています。
質問者のケースでは「3mmの肺結節」と「頸部リンパ節(PET所見で推測するに、ゴロゴロではなく単発」
⇒どう考えても(もしも転移だとしても、オリゴ転移であり)局所治療を拒絶するような言動は理解不能
②について
患者さんが「あなたは遠隔転移があるから手術不能です。」と言われた場合の衝撃が想像できないか?
(もしも、その医師が手術すべきか?を即座には判断できなかったとしても)「遠隔転移の可能性があるので、薬物療法先行も一つの選択肢となります。手術がいいのかは少し検討させてください」でいいのでは?
③について
これは(大方の医師にとって仕方がないことかもしれませんが)私からみれば、この程度の所見で「手術できない(または、手術してはいけない)」など、一瞬も考えません。
QA本文にも記載しましたが「肺の3mm」など転移出ないケースはザラだし(よくあるのは肉芽)いずれにせよCT folow up(初回なら最初は3か月、変化無ければその後半年)これを理由にするのは「そもそも」論外です。
また(腋窩リンパ節も文面からは)大したことも無く、鎖骨上下リンパ節にも所見がないのに、頸部リンパ節転移疑いで手術不能を考えるのは「そもそも」ナンセンスであり、仮に「転移が確定したら」その程度の所見なら(QA文面に記載したように)ご希望なら手術で摘出してもいいし、(そうでなければ)術後に照射すれば十分コントロール(根治の可能性大)となります。
ただ、これは私は多くのケースで経験しているので自明なことなのですが、そうでない経験不足の医師にとっては「想像外」なのだと思います。
本当に、嫌な世の中です。(半分以上、愚痴です)
皆さん、ご意見どうぞ。




江戸川病院乳腺センター長 田澤篤
2023-11-08 07:37:17  掲示板 2023年11月5日~11月11日 田澤先生からコメントあり。

あー、腹が立つ! (朝っぱらからスミマセン)
11399 扁平上皮癌の肺転移』を回答していたのですが…
どうにも腹が立つ。(つまり愚痴です)

皆さんご存知のお台場近くの「あの」病院です。
それにしても、その(地元というか)「東京でも負けなしの」病院での診療…

経緯を見れば明らかに、最初の針生検で外し、センチネルリンパ節生検でも失敗した上での腋窩再発!
ちょっと、「地元」どころか「東京でも負け知らず」の筈?のその病院の酷い精度…

そもそも最初の針生検できちんと診断していれば腋窩郭清をして腋窩再発は無かったわけで、この腋窩再発は(抗癌剤中は押さえられていたとしても)抗がん剤終了後2か月で2cmということ。
肺転移自体は、それとは無関係だとは思いますが「どうしても、普通に当院で診断されて手術していれば、もしかして?」などと頭をよぎってしまいます。

その他にも最近では『しこりが大きくなるスピード』では、あとで癌の診断となったのに最初の細胞診が良性と出たことに対し、その医師は「それは何とも言えない」
⇒反省しなさい!