［管理番号:12089］
性別:女性
年齢:37
病名:
症状:胸のしこり
投稿日:2024年09月30日
今年の2月頃から胃の不調が続き食べられなくなり消化器内科で必要な検査は、造影CtとMRI以外は大体行い、鳥肌胃炎と逆流性食道炎はみつかりましたが、現在の症状に繋がる所見はなく、胃もたれ感や胃痛、背部痛は変わらず続いており、他の全身の状態も検査してもらおうと思って、その1つに乳がん検診を今年の6月に受けました。
マンモグラフィは人生2度目で前回は何年も前に実施して問題なし。エコーは2年前に行い、特に何も言われてこなかったのですが、今回は黒くて丸い影が写っており、半年後で変化なければ大丈夫と言われました。
そして9月、入浴中今まで触れなかった左胸下のしこりに気がつき、不安になりまた乳腺外来を受診。
再度エコーにて、8mmの大きさで形がいびつ、中が白黒になっていて血流もある、前回は血管か乳腺？を押し上げて存在していた丸いものが今回はそれを壊すようにして存在しているようなことを言っていました。これらの所見から、悪性のものが疑われ細胞診をすることになりました。先生は、多分悪い結果の可能性高く次回は組織診？
をすることになるだろうと言っていました。
細胞診したのがつい先日で、結果出るのが2週間後、さらに組織診して、その後ようやく紹介状をもらい大きな病院に行く事になると思うのですが、治療開始まで例えば2ヶ月以上待ち、その間にさらに進行したり転移したりしてしまうのではないかと思うと心配でなりません。
前回何ともなかったものがたった3ヶ月でこれだけ変化あったと思うとやはり進行が早い嫌なタイプなのでしょうか？通常診断から治療開始までどの程度の期間があくものなのでしょうか。治療出来るものなら少しでも早く治療したいです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
正直、このような診療が行われいることに「どうしても」我慢できません。
申し訳ありませんが、「掲示板」に吐き出させてください。
「エコーは2年前に行い、特に何も言われてこなかった」「今回は黒くて丸い影」
⇒この時点で何故生検しない？？？
♯無論、患者さんが（針が怖いから）「確実に乳癌でなければ経過を見てほしい」と言われれば、正しい診療と言えますが、『半年後で変化なければ大丈夫』とは何事！
（その医師の辞書には「早期発見」って無いの？）
↑
かなり私は怒っています。
世の中から、このような医師が消滅しない限り「早期発見に明日はない！」
再度エコーにて、8mmの大きさで形がいびつ、中が白黒になっていて血流もある、前回は血管か乳腺？を押し上げて存在していた丸いものが今回はそれを壊すようにして存在
⇒残念ながら癌の可能性が極めて高いようです。
「悪性のものが疑われ細胞診をする」「結果出るのが2週間後、さらに組織診」
⇒この意味が不明！！
最初から組織診を何故しない？？？
この医師は自分のせいで「３か月＋２週間」早期治療が遅れていることに責任感じなさい！
治療開始まで例えば2ヶ月以上待ち、その間にさらに進行したり転移したりしてしまうのではないかと思うと心配でなりません。
⇒その「大きな病院」なるところで、余りにも待たされるようなら別の選択肢を検討するべきでしょう。
♯申し訳ありませんが、質問者の最初の選択「そのクリニック受診」がそもそものミスなのです。（質問者にはどうしようもなかったのかもしれませんが）
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/8
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質問者様から 【質問２】
組織診結果まちの期間の不安
性別:女性
年齢:37
病名:
症状:
投稿日:2024年10月11日
先日は質問に回答していただきありがとうございました。先生のコメントを拝見してすぐ焦り、受診中のクリニックですぐ組織診を依頼して、来週結果が出るところです。細胞診では悪性の結果でした。
私の場合、6月から9月の間に悪性の所見へと変化していることになるのですが、3月くらいから背部痛があって、最近は肋骨にも明らかな痛みがみられているのですが、
この時点で骨転移なども考えられるのでしょうか。転移があれば手術はしないという情報を聞くので、結果待ちの期間、さらに転院後の検査が不安でなりません。私の進行状況は、早い方だと思われますか？
田澤先生から 【回答２】
こんにちは。 田澤です。
「先生のコメントを拝見してすぐ焦り、受診中のクリニックですぐ組織診を依頼」
⇒それは良かったです。
その医師がなぜ「そもそも最初から組織診をしなかったのか？」甚だ疑問ですが…
3月くらいから背部痛があって、最近は肋骨にも明らかな痛みがみられているのですが、この時点で骨転移なども考えられるのでしょうか
⇒それはありえません。
その程度の所見の乳癌（無論3か月前まで「癌ではないだろう」とその医師が判断しているくらいだから）無論「超早期」となります。
それで遠隔転移の可能性は「ほぼゼロ」です。（因みに私ならば「ＣＴ，骨シンチ、ＰＥＴなどの遠隔転移を調べる検査」はしません）
それらの症状は（質問者の年齢を考えれば）更年期に向かってホルモンが不安定となってきている症状でしょう。（あるあるですよ）
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/29
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質問者様から 【質問３】
術前化学療法か手術を先にするか
性別:女性
年齢:37
病名:
症状:
投稿日:2024年10月25日
お忙しい中アドバイスをいただき大変感謝しております。
先日転院先の大きな病院を受診し、1週間で全ての検査が出揃いました。
しこりの大きさは9.2mm、ステージⅡaリンパ節転移あり。
サブタイプ分類の詳細な数値は書類として渡されず把握してませんが、Ki67は54という数値だけ見えました。結果としてHEAR2陽性タイプとのことでした。
そのうえで治療方針が提示されたので相談させていただきたいです。
①手術→化学療法約1年→放射線治療
②化学療法5ヶ月→手術→放射線治療→化学療法9ヶ月
この2択で考えてくるように言われています。
腫瘍の大きさから1cm程度なので必ずしも術前化学療法は必要ではないけど、薬の効果が目に見えるということと、手術の負担が少なくなるというメリットを説明されています。どちらを選択しても予後などの結果は同じと聞いています。
手術は最短で1ヶ月後、なんとか予定をこじ開けてくれると言われました。私の状態として1ヶ月以上は放置できないという考えのようです。化学療法はすぐにでも開始出来るようでした。
また、化学療法については、
?塩酸エピルシン*エンドキサン
?ドセタキセル+トラスツズマブ*パージェタ
?トラスツズマブ*パージェタ
この3期で行くとのことで、術前化学療法は??、その後手術を行い、?の投与になるとのことでした。
私としては説明に納得し、①②の選択について考えているのですが、個人的な思いとしては、この4ヶ月で腫瘍としてどんどん成長していることの恐怖があり、一刻も早く治療したいので、予後に影響がないとは言え、ここからさらに１ヶ月も手術まで待つのが怖いです。それなら早々に術前化学療法を開始したいという気持ちで、②の治療を選択しようかと考えています。
このような選択でも大丈夫でしょうか？主治医の話に納得しているので少しでも早く治療したいのでセカンドオピニオンも検討しないつもりですが、焦りすぎでしょうか。。。
田澤先生から 【回答３】
こんにちは。田澤です。
無論「手術先行」一択です。
腫瘍は小さいのだから「温存希望なら、（無論、術前抗がん剤しなくても）そのまま温存できる」術前抗がん剤をするメリットは全くありません。
それよりも、キチンとした手術をすることを最優先しましょう。
♯乳がんプラザをやっていて最近目につくのは…
リンパ節転移がある⇒術前抗がん剤でリンパ節転移が小さくなる⇒手術で取り残す⇒（術後数年しての）リンパ節再発
このような「あってはならない」事の原因は、医師側が「抗癌剤でリンパ節を小さくして（自分にとって）楽な手術をしよう」というための（悪しき理由での）「術前抗がん剤」なのです。
よく考えましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/10/26
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