今日は、これから腫れて暖かくなるようですが…
昨日は、寒ーい雨!
と、いうことでこれは先週日曜日の屋上です。
パスタには戴いたソースを
このソース、激うま!
オクラには「セブン」のカルビ、合います。
雨とは無関係に
バームクーヘンは食べています。
最近は「いろいろ」戴いています。感謝
〇本文
ようやくQAの宿題を23!個が終了し、ここ(コラム)へ辿りつきました!
一昨日、急遽撮影した動画ですが…
基本的に先週のコラム439回目からインスパイアされています。
やはり大事なのは「転ばぬ先の杖」です。
無論、予期せず転んでしまっても(この場合には「再発」)手段はあります。
この動画(近日公開予定)で登場した症例は、今週のコラム302回目(2021/8/15掲載)と同一のものです。
何故、結構前の症例(手術自体は4年前)を引っ張りだしたかというと…
(以下、動画でのスライドから引用)
あれから4年経ちますが…
無再発!
診察するたびに『手術して良かった!』
↑
患者さん自身も「きっと、このように思っている筈」だし、そのような実例こそが見る者の心を動かすのでは?と考えたからです。
担当医は「果敢にも」チャレンジしたが、(やはり、ここの手術は危険で難しく)途中撤退
この患者さんが「腋窩再発の手術は難しい」という認識を(最初から)もっていたら、(主治医の心意気には感謝しつつも?)『この手術をこの医師に任せられるのだろうか?』と、情報を探し最初から私のところで手術すれば何の問題もなかったのですが、(そうではなく、そこで手術したがために)結局「取りきれなかった」と言われリンパ節転移に怯え悩む日々を過ごすこととなったわけです。
↓
患者さん自身は、それでも(もう一度手術すること自体)決断にかなり悩んでいましたが…
♯結局、私がこのリンパ節の細胞診でクラスⅤを出したことで手術を決断(コラム242参照)
今見ても、真裏に腋窩静脈があり『この細胞診は俺にしかできないな(自画自賛)』と、心底思います。
この(現実に転移したリンパ節が残存しているのですよ。という)事実が、(あれだけ再手術に慎重だった)患者さんを決心させ、当院へ転院し「再々」手術を行い、冒頭の『あれから4年』という大団円を迎えられたのです。
「初発時の手術から私が行えば…」更に「腋窩再発の初回手術からでも私が行えば…」と2重の転ばぬ先症例と言えるのです。
再発手術、特に腋窩や鎖骨下、鎖骨上まで今年に入ってからは急速に数が増えて「通常の乳癌初発手術よりも多いのでは?(流石にそれは冗談ですが…)となり私の思考回路が
再発は私に任せてください⇒(こうならないように)最初から私に任せてください
へと変化?しつつあります。
(前回のコラムと重なるかもしれませんが)
初発手術は(実は)再発手術以上に術者を選んだ方がいいのです。