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今週のコラム 528回目 全ての「しこり」は針の検査で100%確定診断可能です。 からの「診断の問題点」vol. 2

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先週のコラムで「鮨を食べた」と書きましたが…

これです。 美しい!

 

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刺身とシャブリ

絶妙です!

 

 

 

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鮨屋の焼き物も旨いですよね。

これは「鱈(with Tarakiku)」

 

 

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鰹のたたき

大将が高知県で修業時代、本場高知で教わった「たたき」

 

 

 

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鉄火

この「ふんわり」が旨い!

 

 

 

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これは、あの福井の「黒龍」

「夏子の酒」で目標とした「美泉」という日本酒が出てきますが、そのモデルが黒龍なのです。

 

実はワインを2本「シャブリ」その次に「シャルドネ」すでに飲み干していました。

その先に普段日本酒は殆ど飲まない私が、ここまでたどり着いていました。

因みにナイスガイと2人で飲みましたが…

 

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と、更にこの「古酒」も飲んだのか??(さすがに、写真はあれどこれも飲んだのか?永遠の謎です。 単に記憶がない)

シェリー、何時になれば~俺は辿り着けるだろう。

シェリー、俺は歌う、愛すべきものすべてに…

 

 

 

〇 本文

前回のコラム528からの抜粋

(以下)

◎診断の問題点

今週のコラム526回目、525回目と合わせて見てもらいたいのですが、

診断の問題点には以下の3つがあり、それは実に「複合的に」絡み合っています。

1.画像診断

2.その所見に対して組織診をするかどうか?という診断への「積極性」

3.組織診手技の「精度」

 

前回は上記1について解説しましたので…

今回は2以降となります。

 

2.その所見に対して組織診をするかどうか?という診断への「積極性」

まさに、この探求心こそが(その次の)その生検数(症例検査数)を飛躍的に増加させ、その豊富な経験にこそ「精度の差」となります。

 

 これは「線維腺腫かなー」と思い生検したのですが(コラム526参照)、実際には「癌」でした。

 

このような経験があるから

 こんな「いかにも」線維腺腫だろ?の所見に対してもCELEROするのです。

病理結果は、「こちらは」画像通り「線維腺腫」でした。

 

更に

 

このような、癌を疑うわけでもないので

他院なら経過観察するような症例もCELEROしていると

これは「粘液癌」でした。

 

 

 

これも画像診断では、判断がつかない=小さいし、経過観察しましょう

と、されるケースでも私に「無駄な経過観察なし」なので

CELEROするので、「非浸潤がん」でした。

 

 

 

これくらいになって、「漸く」癌だと思うからと、生検する医師達…

 

 

 

 

 

 

 

3.組織診手技の「精度」

これは(前述した)「これも癌は否定できないからには生検すべき」という姿勢が、その数(経験)となり、その経験が大きな差となります。

そしてその「量」とは別の角度としては「質」があります。

これは「こんなものに生検は不可能では?」という「難関へのチャレンジ」こそ、その精度を磨き上げる糧となります。

 

例)『今週のコラム 242回目 「完璧だと思った案件」はレベル2リンパ節の細胞診です』から抜粋

 

 これは(上から)大胸筋、小胸筋、(黄色いのが)リンパ節、その下に「腋窩静脈」

 

 この状態での細胞診

 

このリンパ節は「6mm」

このように(細胞診の)針を大胸筋を貫き、(更に)小胸筋を貫き漸く「リンパ節(たった6mm)」に達する

ただし、針が浅いと「細胞量不足」となり、深いと「腋窩静脈穿刺=出血!」となる究極の状態

結果、無事に「クラスⅤ(私は癌ならⅤしか出しません。)」

★この細胞診は私を、間違いなく更なる高みへと向かわせたのです。

 

という経験を幾多も重ね『今週のコラム516回目 「深い」は何故難しい? 針生検はプロにお任せ』へと至ったのです。

 

 

 

ここまで難関症例を何故私が可能となったのか?

 

それは「地元で生検は無理と言われた。だけど何とかならないか!」という皆さんの悲痛な叫びに答え続けたその歴史なのです。

注)決して私は特別器用な人間ではありません。