右に見えるは(セブンの)冷製トマトパスタ
これが、また旨い。
オクラほうれん草キムチ納豆には、さらっと(これもセブンの)鳥皮がアクセント
肉蕎麦には、たっぷりのほうれん草の陰にオクラもあり。
栄養たっぷりです。
○ 本文
本日回答しているQに以下のものがありました。
この機会にこのコラムで取り挙げます。
まずは…
正常乳腺の構造
このように(実際には)10本以上の乳管が乳頭へ(独立して)開口しています。
ここに…
癌発生
乳管の(壁の)細胞が癌化
無論最初は(乳管内)非浸潤癌です。
これが…
乳管内へ拡がっていきます。(乳管内進展)
そして、いずれは乳管壁を破って「浸潤」浸潤癌となります。
シコリ形成
縦方向の5cm!
これが『Q&A 乳房温存できますか 8/10 18:38』の質問者の状況と言えます。
温存手術
正しい温存手術では「結局」
乳管内進展を意識し、乳頭方向は「乳頭直下を超えて」♯乳頭は取りません。あくまでも乳腺だけです。、そして末梢方向は「完全に端まで」切除します。
因みに…
断端とはこのようになります。
「側方断端」さえきちんと意識すれば、
「乳頭側や末梢側断端が陽性」となることはないのです。
このように(5cmではなく)1cmの腫瘍でも、きちんと「乳頭直下」「完全に端まで」切除するので縦方向の拡がりは温存手術のしやすさと(整容性の維持)とは無関係なのが解ります。
ただし、きちんと「乳頭を超えた切除」や「完全に末梢まで」切除しない、このような「なんちゃって温存」をしてしまうと
★断端陽性や乳房内再発のリスクが著しく上昇するのです。
同じ「5cm」の拡がりでも…
このように「横方向」が5cmだと…
温存は不可能=整容性が保たれない
ことが一目瞭然ですね。