ほうれん草タップリの健康ラーメン
オクラは夏バテ防止に欠かせません
ギガレモンは1本では勿論足りません。
○ 本文
fundamental シリーズ 第2回目は超音波検診です。
嚢胞
まずは「嚢胞で経過観察」は止めてほしいと検診機関に言いたい。
ちょっと、画面が暗くて見ずらいが…
「経過観察」と書かれた時点で被験者は、ビビるもの
余計な心配をさせることは、如何なものか?
エコーでは「腫瘤」「腫瘤疑い」が中心になりますが、その精査は「医療機関(医師)」任せとなります。
扁平、楕円 安心できる線維腺腫
実際にCELEROして確認しています。
私が、(動画配信でも)強調したのは「扁平楕円(オセロ型ともいう?)」以外は生検してもらいましょう。というメッセージ
これは、50歳で初めて指摘された所見
昨年まで無かった⇒50歳で線維腺腫?
と、CELEROしましたが、やはり線維腺腫でした。
最近は閉経年齢も上昇して(私が医者になった30年前と比べて)10年は遅くなっていると思います。
昔は40歳で線維腺腫が新たに出来ることは無い。なんて言われていたのですが…
検診結果には「線維腺腫疑い」となっていましたが…
どう見ても「周辺毛羽立ち」があり、ちょっと診断が甘いのでは?という症例
実際に浸潤性乳管癌でした。
これなんかは逆に、線維腺腫かな?と思いながらCELEROしましたが浸潤性乳管癌でした。
The image alone can’t confirm it’s benign either, a needle biopsy would be the best way to get a definitive diagnosis.
なのです。(たまには、アカデミックに英語で)
無論、「小さいから」という理由で(生検せずに)経過観察など論外。
形状は怪しいですよね?
4mm 浸潤性乳管癌です。
何処かの施設では「5mm以下は生検しない」と(患者さんへ)言い切ったようですが…
そんなことをしていると…
何のための検診なのか? 早期発見のためではないのか?
ちなみに、検診では「乳腺症疑い」のこの症例
いよいよ「疑わしい」所見となるまで、「育てる」ような施設では大変なことになります。
この時点で5cm以上なのだから…
fundamental シリーズは、あくまでも入門編
ほとんど何も知らずに検診へ行って、「要精検」ってどういうこと?ほぼ癌なの?
という人たちへのアプローチです。
それでも、「つい」本音というメッセージが出てしまう。
経過観察ではなく、(癌の可能性が少しでもあるのなら)生検すべき、
それも「100%確定診断」と、言い切れる医師を選択しないと、とんでもない「沼」に嵌るから気をつけて!!