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今週のコラム 382回目 再発治療(サブタイプ別事例)

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今年もイシュラン編集部から来ました。

思い立って調べてみたところ、

2016年から7年連続でした。

これって、投票なのかな?

ご飯が屋上に出現したのは初めてかもしれません。

 

ふるさと納税の2月お届けの「カンパチ」

刺身には「ごはん」ですよね?

 

 

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昨日(土曜日)は風が強くて屋上には出れず。

(上の「ごはん」は先週です)

定番の「オクラ納豆ネギ」の上にはモツ煮です。

 

上載せナッツ、迫力あります!

 

期待膨らみます

 

 

右はBachmann

 

個性派揃い

 

 

 

○本文

再発に対する薬物療法

ここ10年で激変したのは、(それまでは)抗がん剤の種類が増えただけでしたが…

何といっても、以下の2つと言えます。

1.CDK 4/6 inhibitorの登場

2.免疫チェックポイント阻害剤の適応

これらをサブタイプ別の治療戦略として例示します。

 

1.luminal type

X年 初回手術(全摘+腋窩郭清)術後EC⇒docetaxel ホルモン療法

X+2年 局所再発にて手術

 

 

X+4年 PET 肝、肺、骨、リンパ節(縦隔など)再発

 

 

 

⇒骨転移に対して照射後、

bevacizumab+paclitaxel⇒paclitaxelに対する強いアレルギーにて中止

EC x 4 (術後補助療法として4回使用していますが、再登場)

eribulin x 4 cycle

 

 

腫瘍マーカーが正常化していたので安心はしていましたが、

ここで評価 CR!

注)PETでは脳、心臓と腎臓、膀胱には正常でも集積します。

 

 

 

palbociclib(CDK 4/6 inhibitor) 2年経過継続中 CR維持しています!

 

2.triple negative

X年、初回手術 全摘+腋窩郭清 術後ECx4⇒docetaxel x4

 

X+1年、縦隔リンパ節再発

 

 

 

因みに、これが再発前のCTです。

比較すると病変解りますね?

⇒縦隔リンパ節に照射後、pembrolizumab+gemcitabine+carboplatin

 

3.HER2 type

X年 全摘+腋窩郭清 術後 ECx4⇒trastuzumab+docetaxel x4 ⇒trastuzumab x14

♯ pertuzumabの術後補助療法の適応追加が2018/5ですが、その前だったので術後にpertuzumabは行われていません。

 

X+5年 多発肺転移

 

trasutuzumab+pertuzumab+eribulin x6クール

 

上記治療、半年後のCT

肺転移は著明に縮小し、瘢痕化しています。

♯ 肺は病変が治癒しても瘢痕化します。

例)肺炎の痕とか、肺結核の痕などいつまでも指摘されますよね?

(その後)trastuzumab+pertuzumab(両分子標的薬だけの)半年投与

 

★次回のコラムでは、上記3症例の「何故、この治療になったのか?」を解説します。