土曜日、ここ千葉は昼は雨降ったようですが(市川外来中)外来終了後のランニング中にも雨は降らず(ホッとします)
更に少々肌寒いとは言え、厚着ver.で屋上に出れました!
プロフェッショナルにも出演したブルゴーニュ在住の醸造家 仲田晃司氏が手掛ける Lou DumontのMeursault
彼のボトルには天地人と入っているらしい。
最初戴いた時にラベルを見てビックリ(どうしてフランス ブルゴーニュのワインのしかもMeursaultに日本語?)したけど調べて納得しました!
これは、特別な時に飲まねば!
ということで…
これは鶏鍋(熱田の牛ホルモンが入っている時点で鶏牛鍋?)
これが天地人ムルソーを飲む理由ではありません(念のため)
そんな鶏鍋でラーメン。 ほうれん草タップリ入れてます。
木曜日に戴いた治一郎
しかも(本店のある)静岡限定でしか買えないらしい「焼きたて」と「焦がし」を戴きました!
木曜日でしたので「金、土」の2日間が待ち遠しい。
待ちに待った土曜日を祝して冒頭の「天地人ムルソー」の登場となったわけです。
箱の中身はこんな感じ
天地人ムルソーとの相性もバッチグー(死語)
治一郎ならではの「しっとり」と焦がし部分の「パリパリ」食感の絶妙なハーモニー
因みに左には最近お気に入りのファミマのホットビスケットが鎮座
ところで肝心の「天地人ムルソー」の味わいは?
Meursaultは、私の最も好きなワインですが最近はスパークリングワインばかりで久しぶりでした。
そんな(meursaultを忘れかけていた?)私の舌にとって衝撃の旨さ!
★私はソムリエではないので、「柑橘系の…」とか、「豊富なミネラル感…」とか「樽の…」などの表現はできませんが、一瞬デザートワイン?と勘違いさせられるような濃厚な果実感に圧倒されました。
〇 本文
直近(2022/11/24)TS-1の術後補助療法への適応拡大がありました。
注:capecitabine(商品名Xeloda)は適応外のままです!
この薬剤は長らく「手術不能、再発乳癌」の適応だけでしたが、漸く「日の目」をみたわけです。
例によって、この適応追加には承認の根拠となった臨床試験(POTENT試験)があります。
TS-1術後補助療法 2週内服1週休薬:最長1年
適応条件としては
1.luminal (ER陽性)かつHER2陰性
2-1.リンパ節転移陽性
2-2.リンパ節転移陰性で以下の条件
①HG3
②HG2の場合
②-1.浸潤径2cm以上
②-2.Ki67 ≧30%
②-3.Ki67 ≧14%かつOncotype DX RS ≧18
②-4.脈管侵襲
③HG1の場合
③-1.浸潤径3cm以上
③-2.浸潤径2cm以上3cm未満の場合にはKi67 ≧30%もしくはKi67 ≧14%かつRS ≧18 or 脈管侵襲
③-3.浸潤径2cm未満の場合には脈管侵襲
3.術後1年未満 内分泌療法開始6か月以内
4.放射線照射終了後2週間以上
5.20歳以上75歳以下
リンパ節転移陰性の場合、結構細かいね?
他の2剤(abemaciclib, olaparib)は、シンプルだったのにね?
abemaciclib (商品名 Verzenio)休薬なし(最長2年)
適応条件
1.luminalかつHER2陰性
2-1.リンパ節転移4個以上(pN2)
2-2.リンパ節転移1-3個(pN1)かつ腫瘍径5cm以上またはHG3
olaparib(商品名 lynparza)休薬なし(最長1年)
適応条件
1.術後化学療法歴がある(anthracycline and/or taxane)
2.BRACAnalysis陽性
3.トリプルネガティブではpT2以上もしくはpN1以上(つまり2期以上は全て対象)
4.luminalかつHER2陰性の場合にはリンパ節転移4個以上(pN2)
特徴を挙げれば…
一番シンプルなのがabemaciclib
TS-1は適応は広いけど、pN0では適応基準が細かいね!(医療者泣かせ)
olaparibは、(この中で)唯一トリプルネガティブにも適応があるけどBRACAnalysisの陽性率が低いから適応となる人はかなり少ないね。
注:capecitabine(商品名Xeloda)は適応外のままです!