皆さん、こんにちは。
2022年も、あっという間に1か月が過ぎ去らんとしています。
私的には(朝のランニング的に)『早く、春になれ!(寒くて堪りません)』という生命に直結!した事情もあるし、故障した車の部品がドイツからなかなか届かない!(このコロナ禍の影響も大きいようです)ためにレンタカー生活も「1か月越え」となり、『早く愛車よ、戻ってこい!』的に長ーく感じた1月だったのです。
そんな?調子のなか、「治一郎オンライン会員」である私のもとには「期間限定、ショコラバーム」なるメールが…
気になってはいたのですが忙しさにかまけて忘れていたところに…
ありがとうございます! まさにタイムリー。 しかも(素の)治一郎との共演です。
この文章を書いているのが土曜日朝(2022/1/29 7:45 パソコンの時刻表示)
これから、市川外来行って、土手沿いをランニングで江戸川に戻って、家に戻って、(遅めの昼食というより早めの夕食を摂って)、漸く治一郎に辿りつきます。(この「待て」の長さが堪りません!)
明日(日曜日)には写真をアップします!
と、いうことで(下が)土曜日夕方の写真。
治一郎、揃い踏み!
そのお味は?
同じショコラバームでも、club harieは「華やかな」甘さ、治一郎ショコラはビターチョコと名乗っているだけに「優しい」甘さ
治一郎特有の「しっとり感」も(素の治一郎と食べ比べても)健在です。
ふるさと納税
高知の「乙女鯛」 ふるさと納税で、結構立派なもの!が届きました。(えっ! これが毎月来るの?っていうくらいお得感有)
昨日は鯛鍋にして食べましたが、これが予想外の旨さ!
(以前にも書きましたが)人生50年を過ぎると、食べる前に無意識に「これくらいの旨さだろう」って想定して食べ始めます。
これが「いい意味で」外れた時の感動と来たら!
チョー旨過ぎ。 皆さんも是非、高知の「乙女鯛」お取り寄せあれ(是非、鯛鍋で)
ふるさと納税といえば、和歌山県北山村から「ローストビーフ(熊野牛)」届いたので食べたのですが、これは想定内(笑)ながら、結構な旨さに大満足!
今日は、レトルトカレーに野菜と一緒に入れて食べようかな?と企んでます。
と、いうことで…
日曜日、計画通り。
まずは、(レトルト)カレーとしては「海老蔵」チョイス
このままでも上手いのですが、
せっかくだから一工夫。
熊野牛のローストビーフ
いい色してますよね?
高知から届いた(これも「ふるさと納税」)ナスとピーマン(これは近所の「マルエツ」)を入れると最高!
パンがまた美味しい。
近所のレーズンパンとシャトレーゼの「香」はバターでトースト
そして野菜サンドはレンチんで。
ワインはルーマニアのViile Budureasca Premium Fume
★昨日は晴れていたので、思い切って(数か月ぶりの)屋上にトライ!
してみましたが…
風(冷たい「北」風でした)が強くて5分で退散(トホホ…)
〇 本文
「患者さんの希望を叶える」って…
随分、大上段に構えたね!
何がキッカケ?
遠方から手術を受けに当院へ転院する患者さんの事情もいろいろあるんだ。
まぁ、地元での診療に不満をもったり(診断での「不手際」や「不信感」など)
入院期間の短さ(「ドレーン無の動画」でも紹介したけど)など
なるほど。
十人十色、患者さんそれぞれで事情も変わるよね。
そうなんだ。
価値観も様々で大きくて立派な建物(大学病院や〇〇有〇など)に安心感を感じる人もいる。
それはそれで(勿論)構わないけど、若い医師の修練にされるのは正直(私なら)勘弁だけどね。
特に手技が高度になり精度が重要となる手術「レベル3までの郭清(特に、再発手術など)」は、ターニングポイントとなるケースは決して少なくは無いんだ。
と、ここまで前振りが長くなったけれど本題はここからです。
『手術先行を希望したのだけど、どうしても手術はできない』と、拒絶され絶望の中、(ネットで知った)当院なら「手術してくれるのでは?」と遠方からまさに「藁をもつかむ(おそらく)想い」で転院してきた患者さん。
それで今回のコラムで取り挙げようと思ったんだ。
(実際)何故前医では「手術はできない」って、拒否したの?
前医からの紹介状を見ると、
『トリプルネガティブだから、(当院では)抗がん剤を先行させて腫瘍を小さくしてからでないと手術しない』とある。
更に『患者さん側がどうしても「手術先行をご希望」されるので、それでは当院の治療方針とは異なるのでセカンドオピニオンを勧めた』との記載もある。
んー?
治療方針が異なるから手術は絶対にしない?
どういうこと?
手術先行すると(患者さん側に)却って不利益となるから絶対にできないって意味なの?
違うよ。
まぁ、(もしも本当にそうであれば)手術を拒絶する理由として許容されるかもしれないけど、
全然そんなことはないよ。
抗癌剤は「術前に行っても、術後に行っても」予後は同じという大原則があるのは有名な話。
トリプルネガティブだからって(患者さんが強く希望しているのに)手術先行を拒否する理由は全く許容できない!!
なんで、前医ではそれほど手術先行を拒絶して(寧ろ)転院を勧めるような診療態度なの?
何か本当の理由が他にあるのかな?
実は私も、そう思っている(疑っている)
私も実際に診察しているわけだけど、腫瘍は皮膚浸潤して出血している(患者さん自身がガーゼで保護している)状態だし、リンパ節もゴロゴロとした転移がレベル3まである。
日頃から、腋窩鎖骨下郭清に慣れている私でさえも「ちょっと大変だな。」位な印象となる。
ましてや「リンパ節転移有⇒即、術前抗がん剤」としている医師にとっては「手術なんて、とんでもない!」というのが本音じゃないかと思う。
実際に「転移がゴロゴロした腋窩鎖骨下郭清は(前医では)誰一人できない」というのが本音なのだろう。
江戸川に転院して(患者さんの希望通りに)手術してくれるなら、(前医にとっては)「厄介払い」みたいなものってこと?
それもひどいなー。
現に出血して日常生活にも不便な状態だから、(効くかどうかわからない)抗がん剤ではなく、「早く取ってほしい」と言う患者さんの希望に沿うべきだし、
(前医のような病院で)もしも術前抗がん剤が効かなかった場合には(それこそ)手術不能状態となってしまうリスクもある!
その場合、きっとその医師はこういうと思う。
『抗がん剤が効かなかったのだから、(手術先行してもしなくても)あなたの予後は変わらない。悪いのは(私ではなく)抗がん剤が効かなかったあなたの癌のせいなんですよ』(あくまでも「想像」です)
そして手術
レベル3まであった転移性リンパ節もキレイに郭清
予定通り術翌々日退院(年齢的に)、腕もキチンと挙がります。
前医で「手術はできない」と言われ、身動きができなかった患者さん。
目に見える腫瘍は全て取り除かれて、(日常的な不便もなく)再発予防のための治療に進めます。
遠方からの患者さん達。
『何故、ワザワザ東京まで?』
皆さん、(一様に)親戚やら知人、時に家族にまで「そのように訝しがられる」らしい。
勿論、地元で同様な医療が提供できるのであれば「それが一番いい」当たり前です。
ただ、今回ご紹介したように現実はそうではない。
江戸川病院を宣伝するつもりは無いですが…
多くの患者さんのターニングポイントを見てきた私が言いたいのは…
「診断にも治療にも(残念ながら)格差が存在する」
紛れもない事実なのです。