ここ東京は、今日も気持ちいい晴れです。
2月はまだまだ冬とはいえ、やはり1月とは違い(昨日なんか)本当に「暖かい日もあるなぁ」着実に春への歩を感じます。
そんな中? 昨日は「豆乳鍋」鳥ささみと「なめこ」まろやかな豆乳の「コク」に、やられました。
ちなみに最近は毎日「なめこ」食べてます。
短い睡眠時間と、起きてすぐのランニングには、なめこの「お通じパワー(表現に一考の余地あり?)」とても助かってます。
Zoomx 久しぶりに登場!
本当にいいシューズ。サイズを見つけたたびに「ポチっ」としていたら(気付いたら)4足予備で保管しつつ、3足で機動するという贅沢な環境となっています。(安心感半端ない)
最近は「ホワイト君」が手に入る(ホワイト君だけで4足ある)ので、診察の場でも(一見、平凡に見える)白いシューズの私に遭遇することでしょう。
マンゴーと比べると少し「地味」?
密かに「グリーン」がないかな?と探している今日この頃です。
○ 本編 (前回の続き)
えっ、(明らかに)残っているのですか?
それでも(前医の言うように)放射線で大丈夫なんですか?
一般論としては、乳癌のリンパ節転移は放射線感受性は高い。これは間違いありません。
ただし、手術して確実に「取り去る」ことと、(消えてくれるようにと)「効果を願う」こととでは違います。
(前医から)「手術はできない」って言われたけど、できるかしら?
再々手術となるので(初回はセンチネルリンパ節生検だけだから、いいとしても2回目は腋窩郭清しているので)癒着は考えなくてはいけません。
私も(この病院に赴任し、QAを介して全国から同様の患者さんが来るまでは)腋窩の再手術をした経験は殆ど無かったですが(その意味では、前医が「再手術はできません(危険です)」と言っていることも理解できます)、幸い今では経験を積んだので躊躇することはありません。
ただ、(一般的な手術よりは)難易度が高いことはご理解ください。
ええ、理解しています。
是非お願いします。
手術
腋窩再手術の問題点は、(前回の手術で)腋窩静脈との間に瘢痕ができてしまい、通常のアプローチができない(リスクを伴う)ことである。
通常の郭清
大胸筋を捲り上げて(その裏にある)小胸筋の裏を「外側から」郭清
これらのリンパ節を郭清すると…
このような瘢痕が(腋窩静脈との間に)形成されます。
そうすると、この瘢痕を無理やり剥がすと、
腋窩静脈の壁を破り「大出血」のリスクが生じるのです。
そこで、(そのリスクを避け)
こちら側(小胸筋外側)からのアプローチを避け…
大胸筋を(小胸筋の内側の直上のあたりで)スプリットするのです。
そうすると、このように小胸筋「内縁」が直視下となります。
この領域には瘢痕が無いので…
このように小胸筋「内側から」(通常の郭清とは逆に)
瘢痕方向へ郭清を安全に行えるのです。
★通常の郭清は「外側から」レベルⅠ⇒Ⅱ⇒Ⅲですが、
今回は「内側から」レベルⅢ⇒Ⅱ⇒Ⅰとなります。