乳がんは早期発見、早期治療で治せる癌です。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

こんにちは。田澤です。

またまた台風ですね。

今回もかなり強力らしいので皆さんお気をつけください。

ここ関東では今晩から明日「未明」にかけてがピークとのことですが…

最近、引っ越して「京葉道路」を使っての通勤なのですが、この「未明」が朝早い(普通の時間帯ではありません)私に直撃するのでは?と、ヒヤヒヤしています。

 

〇「違い」がわかる男(なにか、ゴールドブレンドのCMみたいですが… ダバダ~ダバダ~♫)

ワイン好きとはいえ、日ごろはコンビニワインばかりなので到底、マンガ「神の雫」の神咲のように詳しくはありません。(当たり前)

そんな私にも「違いがわかった」ことがあります。

○牛乳

私は、この半年間くらい、毎日500mlパックを買って(医局の)ブラックコーヒーを割って飲んでいます。(これがまた旨い!)…

近くのコンビニ(ファミマ)にはオリジナル「ファミマ牛乳」と明治の「おいしい牛乳」が売っています。

何となく、「おいしい牛乳の方が美味しそうだな!(単純)」と思い、そればかり飲んでいたのですが、ある日からその店では「ファミマ牛乳」しか無くなっていたのです。(暫くしたら復活しましたが)

「まー、いいか。」仕方がなくという程でもなく(選択肢もないので)ファミマ牛乳で(いつものように)コーヒーを割って飲んだところ、「!!」(違いが解ったのです)

「牛乳にも、こんなに違いがあるんだ!」 そうです。「名は体を表す」そういうことだったのです。

ついに「違いが良くわからない男」が「違いがわかる男」の扉を(少しだけ)開けたのです(大げさですみません)

 

思うに…

ランダムに銘柄を飲んでいたら、気づかなかったと思います。(「牛乳だな」程度に)

それが、数か月も毎日「おいしい牛乳」一筋だったことが、(ファミマ牛乳に変わった際に)「全然違う!」と明確に気付いた原因だと思います。

「毎日、同じことを繰り返す事」

○ターサージール

ターサージール4から5に履き替えた際に感じた違和感。(5は全体に硬すぎます)

現在はターサージール6ですが、やはり4が忘れられない。(6もいいのですが、4に比べると踵周りのしっかりした硬さが足りないのです。)

(シリーズものでは仕方が無いことですが)どうしても古いモデルは市場から消えていく運命にあるのです。

この「緑」も「ライトグレー」も傑作、履き心地だけではなく、デザインも最高!(4はもう手に入りません。直営店に行ったけど駄目でした)

市場から消える前に「10足くらい」買っておけばよかった!(後悔する日々です)

「通(つう)ぶって、また!」

みたいに、思われるかも?しれませんが、そんなことは無いのです。

これは、連日同じシューズで走っている私にこそわかる違いなのです。

 

 

FMから流れたshort story

「おい、ウェイター。 わしはチキンのディナーを頼んだ筈だが。」

「はい。左様でございます。それはチキンのディナーでございます。」

「だが、トウモロコシや糠ばかりで、チキンなど見当たらないではないか?」

「だから、チキン(が食べる)ディナーなのございます。」

 

唐突ですが…

医師という職業も(他の職業同様に)経験が必要な職業です。

あらゆる職業には「経験」が必要だとは思いますが、その最たるものに、「熟練工」があります。

 

いくら「機械化」されても、最後の最後(究極)はその職人自身の「経験のなせる技」がものをいいます。

彼らは、金属を削り、「その音や、指先の感触で」最後は仕上げるのです。

そこには数値化できない「経験がものを言う」わけです。

(日本の)「下町の熟練工」や(ドイツの)「Meister 」 枚挙に暇は無いことでしょう。

 

「何を今更?」と皆さんは言うかもしれません。

「医師にだって経験不足で見誤ることはある」

 

それは、「経験不足」の大型トラックの運転手が過積載で事故を起こしたり(最近も、千葉でありました。)、新人美容師に髪を刈り上げられたり(私のことではありません)、医療の中だけでなく、日常的にあることなのです。

誰しも、どんな職業でも「新人時代」があり、(特に我々医師や職人さんは)「10年は素人同然」の世界です。

ただ、皆が「プロフェッショナル」にだけ囲まれて生活してはいけないのが現実なのです。

たとえば、こんなことありますよね?

車のディーラーへ行ったとき、若い担当者にあたって「あー! 大丈夫かな?」

下手なタクシー運転手にあたって、「そこ、道間違ってるよ!!」みたいなこと。

 

重要なことは、自分がミスしたのであれば相手(お客さんだったり、患者さんだったり)に申し訳なく思い、「最大限、希望に沿って努力します」そういう態度だと思うのです。

人は、(故意ではない)未熟さによる過ちには、時に寛大となれるからです。

俗に「誠意をみせる」というやつです。

 

○長い前置きとなりました。

ここで架空の症例を紹介します。

 

担当医A 経験豊富とは言えない若い医師(大病院に勤務、 注)その病院のことを日本一だと思っているようだ)

Bさん 2016年12月乳房全摘(術前化学療法施行、 何故「術前」にしたのかは不明)

術後、放射線治療

 

2017年12月、Bさんは皮膚の発赤に気付き、心配となり、そぐにその「大病院」を受診。

Bさん「手術の傷のそばが、赤くなってるのです。心配です。再発では?調べてください。」

A医師「それは、皮膚炎だよ。心配ない。 そんなに心配、心配言うのなら皮膚科紹介するよ。」

(その大病院の)皮膚科医師C「ただの皮膚炎や。軟膏出したるわ。」

しかし、その軟膏を付けども付けども、一向に良くなりません。

Bさん「全然よくなりません。寧ろ広がっているように思えてすごく心配です。(どうしても再発が不安なので)他の病院の皮膚科へ紹介状お願いします。」

皮膚科医師C

(心の中で)「他の病院に紹介するのはプライドが許さないな。何せここは『大病院』」

「仕方がないなー。じゃー皮膚生検うちでしてあげるよ。」

 

病理結果は「癌」

ここでようやく「癌の局所再発」であることが判明するのです。

Bさんが皮膚の発赤に気付いて担当医に訴えてから、判明するまで実に「半年以上」

当然、当初よりも病変は広がっていました。

 

A医師「えっ? 皮膚再発だって?」

(頭の中で言い訳を考えながら)「まぁー、術後放射線照射していたから解りにくかったんだよね。仕方ないよね。」

Bさん(当然、経緯に納得はできませんでしたが、気持ちを切り替えて)

「ここに癌があることが、とても嫌です。手術お願いします。」

A医師「何言ってんの?病変も結構広いから手術できないよ。」

Bさん。「もしも、今の状況で手術できないなら強い抗がん剤を使って小さくして手術お願いします。」

A医師(頑なに)「手術しても意味無いよ。PETでは腹腔内リンパ節も腫れているし、根治性無いからね。」

「当院では強い抗がん剤はしないよ。エビデンスがないからね。経口抗がん剤で様子をみましょう。(癌と共存しましょう)」

Bさん「見える部分に癌があるのが嫌なんです。どうしても、駄目ですか?」

A医師(頑なに)「駄目です。」

 

★みなさん、どう思いますか?

「局所再発で(抗がん剤を頑張って)手術を行うべきか?」

私が今回言いたいことは「そこ」ではありません。(「局所」といえど、再発にはスタンダード治療はないからです)

 

このcaseの事実として

1.半年前に患者さんの要望を撥ね付けて(結果として)半年間も遅くなった。

→これは(冒頭で触れたように)経験不足の医師に要求しても無理かもしれません。

それは他の職業同様、「仕方がない」人間がやることだから。そう考えるべき。

★ここで敢えて私がコメントするとすれば、Bさんがその「大病院」を選択した時点で「未熟な医師に担当されるリスク」を承知すべきだったとも言えます。(厳しいようですが)

私が日ごろ言うことですが…

「大学病院」や、その手の「大病院」は「医師を育てる役割」を持っているのです。

そのような病院を「大きくて立派な外観だから」とか「大きな病院なら安心」みたいに安易に?選択した以上「未熟な医師を育ててあげる」義務も伴っているのです。

2.(A医師に非はない=仕方がない)としても、結果として「この半年間で手術不能となった」という事実があります。

 

私が真に残念に思う(大いに不満に思う)のは、そのA医師も人間だったら、(自分の未熟のせいで、半年も経ってしまったのだから)「Bさんに大変申し訳ない。(強い抗がん剤をやったとして)手術可能となるかは解らないが、最大限希望に沿うように治療していこう。」

そういった、「人間性」が感じられないことなのです。

 

★もしかすると、A医師が仮に「申し訳ないから、Bさんの意思を尊重して抗がん剤をしてあげよう」と考えたとしても、そのような「大病院」では「カンファランスなる場」で先輩医師から(エビデンスが無いことを盾にして)「抗がん剤は無駄、却下ね。」そう言われて「しぶしぶ、(それに)従っているだけ」である可能性もありますが…

 

「あー、頼りなさそう。」そう思える相手でも、一生懸命やってくれる姿があればまだ救われるのですが…