乳がん|乳がんプラザ

この時期、FMを聴いていると…

番組の最後になって、

「ところで、○○(番組名)は今週で終わりになります。長い事、ご愛聴いただきありがとうございました。」

「2年間続いた、この番組ですが皆様に大変お世話になりました。今回で私も卒業します。」

こんなシーンに出くわすと、ドキッとします。(ちなみに、昨日はブラタモリの「近江アナ」も卒業でした。)

「あー、今年もこの季節だ。 サンフリとか安倍礼二大丈夫かな?」みたいに。

 

ところで皆さん(この場合の)「卒業」という言葉の使い方についてどう思いますか?

私の子供の頃は決して用いられなかった「使い方」です。(卒業は文字通り、学校などの終了時にしか使われませんでした)

この件(卒業の使われ方の変遷)については、(これまた私の大好きなFM番組である)「TIME LINE」の中でも話題に出ましたが…

「企業の転職や退職の場面などにも、最近では『卒業』という表現を用います。」

「これは、転職が(かつての日本社会での転職で想像するような)『首きり』『降板』などの負のイメージがなくなり、前向きな背景を持つようになったことが背景にあるのでは?」

と言っていました。

 

(久しぶりの)FMから流れたshort story

「おいっ、アルバイト。またお前は今日も洗った皿を割ったな!」

「安心してください、店長。 今日はラッキーでした。」

「何がラッキーなんだ?」

「割ったのは洗う前の皿だったんです。」

★せっかく洗ったのに、その皿を割るのは(苦労して洗った分)もったいないけど、「洗う前なら(全然もったいなくない)」

そんなところかな?

 

 

 

管理番号6175( ドグマチールについて) を解答しながら、「乳頭分泌」に関して勘違いが多い事に気付きました。

★物事はシンプルに理解しなくてはいけません。

 特に重要なのは「原因」と「結果」です。

  原因から結果は起こるわけですが、「結果から原因は起こらない」のです。

 

 「癌が原因」として(結果として)「石灰化が起こる」ことがあります。(癌細胞が乳管内で増殖した結果、癌細胞が壊死してそこに石灰化が起こる)

   しかし(ただのカルシウムにすぎない)石灰化が、原因で癌が起こることは「当然」ありえないことです。(常識的に解りますね?)

 

○それでは(久しぶりに)会話形式で説明します。

 

実例1)石灰化

ST-MMTの結果は、乳腺症でした。つまり、乳腺に線維化がおこり乳管が閉塞することにより、(乳管内の)分泌液が貯留して、(分泌液内の)カルシウムが沈殿しただけでした。」

 

 

Aさん

「良かった―。でも、先生。 その石灰化、放っておいても大丈夫? 癌にならない?」

 

 

 

「その質問自体が、根本的に(石灰化について)理解していないことを示しています。もう一度説明しますね?」

 

Aさん

「お願いします。」

 

「石灰化はただのカルシウムです。石灰化が何かになるという発想をまずは止めてください。あくまでも石灰化は結果なのです。」

 

Aさん

「解ったわ! 私の場合には乳腺症が原因で、その結果として石灰化が起こったということね?」

 

「そういうことです。癌の場合も、癌が原因で、その結果として石灰化が起きることがありますが、その逆(石灰化が原因となり癌が起こる)は絶対にないのです。」

 

Aさん

「良く解りました。」

 

 

実例2)乳頭分泌

「この分泌は多孔性です。 これは乳腺症(複数の乳管が閉塞して、分泌液が貯留し、それを絞った際に、それぞれの孔から分泌が起こる)が原因です。心配ありません。」

 

 

Bさん

「良かった―。でも先生。この分泌、放っておいても大丈夫?癌にならない?」

 

 

 

「その質問自体が、根本的に(乳頭分泌について)理解していないことを示しています。説明しましょう。」

 

Bさん

「お願いします。」

 

「分泌が有ること自体が異常ではありません。分泌は授乳期には当然ありますし、ドグマチールなど脳下垂体に働きかけて乳頭分泌を引き起こす薬剤なども良く知られています。それらは癌とは無関係であり、その分泌が癌を引き起こすなどという考え方も、全くナンセンスです。」

 

Bさん

「解ったわ!私の場合には乳腺症が原因で、その結果として絞ると分泌があるだけということね?」

 

「そういうことです。 乳管内病変(癌も含む)の場合は、その病変が原因で、その病変からの分泌を起こす事がありますが、その逆(分泌液が原因となり癌が起こる)は絶対に無いのです。」

 

Bさん

「良く解りました。」