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今週のコラム 52回目 ただ、一番難しくしているのは「その医師の(自分でエコーを行わない)その姿勢」なのです。

この日曜日「さいたまスーパーアリーナ」行ってきました。

コンサートは随分久しぶりです。

 

しかも「浜田省吾 (ON THE ROAD 2016) 」

東京に住んでいる甲斐もあるというものです。

%e6%b5%9c%e7%94%b0%e7%9c%81%e5%90%be%ef%bc%92_edited-1「J.BOY」30年前の当時の画像も映し出され、とても感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

自然と30年の時を超えて高校時代に思いは馳せます。

%e5%b0%be%e5%b4%8e%e8%b1%8a%ef%bc%92尾崎豊「卒業」「十七歳の地図」

31年前、新潟のコンサートホールで尾崎が話した言葉を今でも覚えています。

「学校にも行かずに、いつも家で音楽を聞いていた。 例えば、浜田省吾…」

尾崎が生きていれば…

 

○私と同年代のアーティストである「ミスチル」や「スピッツ」もとても好きですが、彼らとは私自身が大人になってからの出会いでした。それに比べると(多感な!)高校時代に出合った「浜田省吾と尾崎豊は(いまだに)別格」な存在なのです。

 

 

話はガラリと変わり今日は「腫瘤非形成性病変」です。

先日、前医の診断に不安を抱いて受診された患者さんのことです。

私は触診した瞬間に感じました「あっ、これは癌だ」

超音波で見てみると「典型的な」腫瘤非形成性病変です。

 

患者さん

「前医では技師さんがエコーしてくれたのだけど、技師さんは“乳腺には異常無いなー”って言ってましたよ。」

「お医者さんも、その写真をみるだけだし…」

 

「えっ、これを異常無しとしたの?」

「やっぱり(エコーは)自分でしなくては駄目だよ。」

 

○「腫瘤非形成性病変の評価」が難しいのは確かに事実です。

ただ、一番難しくしているのは「その医師の(自分でエコーを行わない)その姿勢」なのです。

(実際の画像)

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♯オレンジの部分は表面から「硬く触知」します。

医師が「自分で触診」した上で、「自分で超音波」すれば通常の乳腺症との違いが解ってくるはずです。

♯実際は赤の部分を含めて全てが癌です。

 

 

参考に、乳腺症に伴う腫瘤非形成性病変を下に提示します。

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