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乳癌手術のブログ 夢の全貌

遂に出ました!

スカロケの(勝手に)「梅雨明宣言」です。

私個人的には、気象庁よりもマンボウの(魚的?)勘の方を崇拝しておりますので、気分はいたって「夏、本番」 夏夏夏夏、ココナッツ(ここ夏?) そんな晴れやかな気分です。

今日は夢シリーズ再開です。

全国にいる「あなた」そう「あなた」です。

是非、夢シリーズにご参加ください。

 

 

と、いうことで「夢」とはいいもんじゃ。

夏の夢は、また格別なり。

 

 

 

私もプチ遠方からの治療患者です。
居住地は都合で詳しくは書けませんが、今でも定期的に通院していて片道の通院時間は
「えっ!それって往復の通院時間じゃないの?
と驚かれる程度の首都圏、プチ遠方です。
下手すると移動時間は、新幹線で東北から治療に来たり、飛行機で九州方面から治療に来られる方とあまり変わらないかもしれません。片道電車で約2時間ほどかかります。

こちらで、「手術抗がん剤放射線治療」と、フルコースお世話になっております。
他院での治療方針に納得できず、セカンドオピニオンを受診してからの転院です。
他院で告知を受けてから3か月後の事でした。
いくら検索しても、考えても何が自分にとって一番最善策なのか、「とりあえず、提示された治療方針しか、私には残されていないのか?
そこから手繰る作業での検索。
たどり着いたのが「乳がんプラザ」でした。
〇澤先生のブレない治療方針、安心感。
ただ転院には大義名分が必要と思っていたためセカンドオピニオンを受けました。
今思えば、その予約を取り付けるまでの1か月とか無駄に不安と共に過ごしたと後悔しています。
思い切って手術依頼メールをポチッとクリックすれば良かったと。

・手術、入院について

〇澤先生のブログや、コラムに書かれているように、2泊3日のコースです。(年齢や手術の術式によって一部異なる)
早朝の先生の単独エコー、手術後の腕上げ儀式、翌早朝の創部確認まで、皆さんの手術の感想に書かれているそのままでした。

当然、完全看護なので付き添いも不要。
母や姉が上京して付き添うと言ってくれましたが、「乳プラ」を読んでいたので、「心配いらないから。」と断りました。
https://nyuugan.jp/blog/40344
ただ、退院当日は術後の痛みと吐き気が不安だったため、主人に車で迎えに来てもらいました。
私は痛み止めで吐き気に苦しんだ方ですが、退院時間にはなんとか治まったタイプです。痛みもさほどなし。(個人差あります)

・化学療法(抗がん剤治療)

他院では初回は入院と言われましたが、こちらは初回から入院ではなく、通院での投薬でした。
地元の病院に紹介状を書いて頂いて地元で投薬治療という選択肢もありましたが、
「手術から治療まで、一貫して全てを〇澤先生に委ねよう。」
と思い通院投薬を決断しました。
初めビクついてましたが、「乳プラ」を読んでいたので、なんとかなるだろうと腹をくくりました。
実際、初回は〇澤先生からの説明の他に、薬剤師さんも細かく薬の説明をして下さるので安心です。
それと、私の抗がん剤のイメージを変えたのは、イ〇ン〇という、吐き気止め。昔、TVドラマで観ていた抗がん剤の壮絶な吐き気とはちょっと違い、おかげで吐き気はさほど出ず楽でした。
後に、私の抗がん剤への恐怖心はあの吐き気のイメージだったと悟りました。
脱毛は・・・・仕方ないというか、今でも同じですね。しっかり抜けました。
薬が変更になった際は同じように最初から薬に対しての説明があります。
また、〇澤先生は通院の距離とかも加味して薬を提案してくださいますし、万が一の体調不良時のために宛名なしの紹介状も出して下さるので、それが私のお守り代わりでした。
副作用が出てくるまでのタイムラグのおかげで、投薬後に地元最寄り駅にてランチして元気に帰れるほど。(個人差あり)
もちろん、その後は副作用も色々出てきますが、上記の吐き気止めのおかげで最小限の副作用で乗り切れたと思います。

今はコロナ禍なので、東京に出て来ることも不安に思うかもしれませんが、その方の治療内容によっては相談すれば何とかなるかと思います。

・放射線治療(トモセラピー)

一応、万が一の副作用なども考えて極力そのような不安を取り除く為にもピンポイントに照射治療できるトモセラピーを選択しました。
抗がん剤治療同様に地元での放射線治療の選択肢もありましたが、上記抗がん剤治療を選択したのと同じ考えで、1か月の通院治療を選択しました。
ここで、しばし〇澤先生とはお別れです。

私の場合は倦怠感との戦いでしたが、それ以外は目だった副作用もなく(個人差あり)、放射線科の先生をはじめ、放射線科の受付、看護師、技師さん達に毎日励まされ、無事に乗り越えることができました。
照射時間などのスケジュールは治療の最初の頃に希望を聞かれるので、一応希望は出せます。(治療の時間帯の人数によっては希望通りにならない可能性もあり)
夜間帯の治療時間もあるので、お仕事している方などは治療しやすいかと思います。

・心配事(治療費等、金銭的な事)

皆さんご存知かとは思いますが、健康保険の高額療養費制度を利用すれば治療費を、一か月ごとある程度の金額で抑えれる制度もあります。
「高額療養費制度」で検索するか、がん相談支援室に問い合わせると詳しく分かると思います。
もちろん、個人的な保険があれば心強いですが、標準的な治療であれば公的健康保険が適応ですので、相談するのが一番。

手術、入院は2泊3日と最短日数な上、次の診察日は1か月後なので、頻繁に行かなくて良い。
また、私は入院したり、病院の近くに部屋を借りたりするよりも、交通費を定期券にしたりする方が安かったので、トモセラピーを通院で乗り切りました。(入院して治療だと外出不可というのも通院を選択した理由)
それと、トモセラピーが乳がんに対して健康保険適用かどうか心配していましたが、こちらではしっかり保険適用でした。

もちろん、治療前に色々検索して調べて見ましたが、トモセラピーを持っている施設でも「乳がん」が保険適応でないところもあるようです。
実際、転院前に前医乳腺科の看護師さんとも色々話をさせていただきましたが、
「ドレーンなしなんて、そんなブラックジャックのようなお医者さんに、夢のような放射線治療、本当に保険適応なの?
今思い出すと笑い話ですが、その時点ではそれだけ特別な事のように思われていたようです。

遠方や、プチ遠方からの治療希望患者の方が一番気になるのは、やはり、治療の為の通院頻度や、入院期間、交通費等だと思いますが、基本は地元での治療を選択することもできるし、こちらでの治療も日数や通院頻度も抑えることも可能だと思いますので、

「遠方だから・・・」
「通院にしてはちょっと遠いんだよねぇ・・・」

と思って二の足を踏んでいらっしゃる方がいらっしゃるとしたら、参考になさってみてください。
基本、ここでの治療は遠方者でもある程度カスタマイズできる治療なのではないかと思います。
〇澤先生の、乳がん手術のブログやコラム、Q&Aなども過去のものまで遡って読んでみると色々な方々の感想や、入院時の過ごし方なども見れて、私のカキコミよりとても参考になるかもです。
私はこの方の書き込みを読んでいたので、入院時の院内探索楽しめました。
ご参考までに。
https://nyuugan.jp/question/edogawa-hospital-nyuugan