江戸川病院
乳腺センター長
田澤篤先生

call & response！
投稿時間からすると、手術後ですよね。
改めて、ありがとうございます。

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管理番号 : 12886 さんへの回答にて。

私も、HER２陽性者なので、術後、篤先生から頂いた「病理検査報告書」を見直しました。

HER２/ neu タンパク染色
(IHC) より【基準判定】のスコアがあります。

スコア 0 以外は、1 〜 3 には確かに「+」が付きますが、肝心なのは「HER２ の過剰発現の有無」ですよね。

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HER２ :
Human Epidermal growth
factor Receptor 2
ヒト上皮成長因子受容体 2型

HER2は、もともと正常細胞の表面にある、細胞の増殖や分裂にかかわるタンパク質。

ただし、HER２タンパク質が過剰に増加 = HER２遺伝子のコピー数が、増加してしまうことが起きる。

では、どのくらい増加をしているのかを見極めるのが、IHC 法で、2+ となった際は、疑陽性(中程度の染色)もあるため、FISH 法 : シグナル比 で再検査を行う。

検査の結果後。
1+ は、限局した弱い染色のため「陰性」と判定される。

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篤先生。
管理番号 : 12886 さんの、術後の病理結果は、当院のように【判定基準】の説明はないに等しいとしか……

それと。
管理番号 : 12886 さんの主治医は、非浸潤癌なのに、何の疑問もなく
anti-HER 2 therapy を行おうする、無謀な思考を持った同類達 = 輩なのかもしれません。

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篤先生。
連続の、call & response ！

私は、LIVE配信は、乳腺外科の現実と、篤先生の内面からくる思いの記録として大事にしております。
👋

本日公開のQA［管理番号:12886］を拝読しつつ…
頭の中を整理✨

トラスツズマブ デルクステカン（＝「エンハーツ」）は
既にHER2陽性の手術不能または再発乳がんに使われていた
ところへ、
HER2低発現（ (1+ 及び 2+のFISH陰性）の手術不能または再発乳がんに適応が拡大された！

“HER2低発現”の概念は、「エンハーツ」を投与する際にだけ考慮され、
HER2陽性の定義※が変わったわけではなく、
トラスツズマブやペルツズマブのような他の抗HER2療法の適応は変わらない！

※HER2タンパクの検査で、
3+ 及び 2+のFISH陽性 ⇨ HER2陽性、それ以外は陰性。
（陰性の中にも、弱いながらHER2がでている場合がある。）

…ですね？（合ってますか？）

適応外なことやって（やらされて）、その”リスク”は？
コワイです💧

さて、（まさか！の）投稿、第3弾です。

これは（BNCTとは別で）所謂「本業」です。
7月27日（日）には乳がんプラザの生ライブ配信があります。
是非とも、参加していただきたい。
参加にも「会場で質問をする」参加もありますが、（勿論それも大歓迎ですが）私が一番発信したい
１）早期発見　他院で「経過観察」もしくは「針生検または細胞診」して陰性⇒当院で乳癌の診断となった方
２）転移再発乳癌での長期cCRを継続されている方
　一番多いのはluminal type (手術やら放射線やら抗癌剤やらで）最終的にcCRとなり、それをCDK 4/6 inhibitorで長期cCを継続されている方
３）他院で手術できない（もしくは、手術する必要ないと言われ）「それでも自分は手術で取りたいのです」と当院で手術をされた方（ステージⅣ乳癌もしくは、鎖骨下、鎖骨上リンパ節転移など）

上記１）～３）のどれかの方が、『自分がこのような選択をしたことを、（知らない、もしくは知っていても踏み切れない全国の誰か』に伝えることで、誰かを救いたいとして（参加ではなく）「登場」してもらいたいのです。

その場合には、その日の動画発信内容はその方の内容に寄せて行いたいと思っています。
是非、私の熱い（この時期暑いは困りものですが）想いを受け止めて出演される方を待ってます。
♯　管理者にお願して７月２７日乳がんプラザ、『参加（見学、質問）希望フォーム』と『出演（思いを伝える）希望フォーム』を（可能なら）作成してもらうので、よろしくお願いします。