OneTeam コメント
江戸川病院乳腺センター長 田澤篤 さん 235件
2024-06-30 10:24:53 掲示板 2024年6月30日~7月6日
更に…
こんなものもありました。(現在、続々回答中)
『Q&A 繊維腺腫と診断され、癌の疑いがありながら半年の経過観察 6/24』
乳腺専門のクリニックにて検査してもらいましたが、これまで2回マンモグラフィとエコー検査のみで石灰化についてはクリア、繊維腺腫と診断され、そちらは癌の疑いありで半年の経過観察と言われました。
↑
全く意味不明、癌を疑って(強い疑いでないにしても、疑いがある以上、それを患者さんに言っている以上)生検をしないことに全く理解できない!
「早期発見早期治療」って知らないの??
2024-06-30 10:04:28 掲示板 2024年6月30日~7月6日
今、絶賛溜っていたQAに回答をしているところです。
その中で…
『他院で組織診結果待ちなのですが… 6/24』(1週間も貯めてしまっていることがバレテしまいますが)
先ほど掲載したコラムで「生検」について書いたばかりなので(余計に)苛立ってしまいます。
この医師は何故、癌を疑っているのに「細胞診がクラス2」となるのか?
それ以上に、(細胞診に自信がないと自分でも言っているのに)何故最初から「組織診」しないのか?
皆さん何故だと思います?
一つの可能性として…
生検し慣れていないので「できれば組織診したくはない(出血が怖いのか?)」細胞診でクラス5を出して、そのまま(組織診をせずに)大病院へ紹介したい
↑
こういう事なのかな?
正直、生検を避ける診療をされたら「可哀想なのは患者さん達」です。
生検を避ける=(経験による)手技の上達がない=いつまでも下手なまま=(癌なのに良性と診断してしまい)癌を成長させる
↑
全くいいことありません!
2024-06-03 08:55:30 掲示板 2024年6月2日~6月8日
今朝、貯まりにたまったQAを回答していて…
管理番号11403「質問2」となるでしょう。
「低エコー域」に対して細胞診されたことにたいして『細胞診したってことは癌が疑われるってこと?』と心配されていますが…
私から見ると論点は「そこ」ではなく…
1.実際にその医師の画像診断能力が不明なので「本当に疑わしいのか?」判断しようがない。
2.そうではなく、「何故、低エコー域の診断に細胞診を用いたのか?」となります。
低エコー域とは(無論、エコー像を見ていないので断言はできませんが)通常「不均一な所見」なので細胞診で良性がでても(たまたま悪性が出れば別ですが)何の解決にもなりません。
何故細胞診?
ここで話が逸れますが、最近CELEROを扱っている業者と面談の機会がありました。
江戸川病院がダントツの数だという話(手前味噌で何ですが、勿論そうなります)と私のYOUTUBEに励まされているという話が出ました。
『先生のように「100%」などと歯切れのいい言い方をしてくれると痛快でいい』など、開業医やその他の医師にCELEROを売りこんでいるその人に『なぜ彼らは、細胞診を選択するんでしょうか? 太い針に怖がっている?』『皆が(怖がらずに)CELEROを用いて100%確定診断が出来る様な世の中になってほしいですね』(回答しながら)そんな面談を思い出していたのです。
2024-05-30 07:47:49 掲示板 2024年5月26日~6月1日
「Q&A11814 CA15-3の値について、乳腺症について 5/25」を回答していて…
何気に回答が5日遅れとなっているのがばれてしまいましたが…
1.腫瘍マーカーは乳癌の検出には全く無意味
なのはいいとして、あくまでも腫瘍マーカーは「転移再発の指標」にしかないえません。通常の乳癌(皮膚潰瘍があるなどの放置のケース以外)で腫瘍マーカーはそもそも上昇しません。
↑
まぁ、これはいいとして
『エコーでしこり8㎜に血流が見られ、針生検を行い、その結果は「悪性像はみられず乳腺症の可能性はあるが本標本での詳細判定は困難」とのことで、念のため急に大きくならないかの確認のため3ヶ月後にエコー』
↑
その医師には「針生検するからには、それで100%決着」という感覚が全くないのだろうか?
3か月後にエコーって、「8mmのシコリに当たっていないかもしれません。自信がありません」ってそういうことか?
たとえその半分の4mmであっても「絶対に外さない」医師がいることを知ったら、そいつ(失礼!)はどう思うのだろうか?その方が患者さんにも(自分の為にも)気持ちいい診療だと思わない?
針生検して良性と出ても(自信が無くて)3か月だの半年だので経過を見ていることに(自分自身)疑問に感じないのか?
(この文章は)その医師に届くことはないわけで、完全な愚痴なのは承知しています。
でも、間接的に(今後)検査される側になるかもしれない人たちに「針生検って、本来100%確実なものなんだ」と啓蒙の場を増やす事が急がば回れでしょう。
2024-05-23 07:31:18 掲示板 2024年5月19日~5月25日
今朝もQAしていて…
Q&A11806 肉芽腫性乳腺炎の確定診断について
普通に診療していて、肉芽腫性乳腺炎を診察する機会がないのは(頭では)理解しているけど、現実に目の当たりにすると…
「肉芽腫性乳腺炎」を知らない乳腺外科医に診療されると、本当に皆さん苦労するし無駄に心配させられることに心が痛みます。
2024-05-22 07:02:58 掲示板 2024年5月19日~5月25日
本日第2弾
何故だろう?
この開業医(クリニック医師ということは、そういうことでしょう)は、何を学んできたのだろうか?
正直、ろくに技術も経験も積まずに「一国一城の主になるため?」それとも「お金を稼ぎたいため?」「上級医に注意されるのが嫌になったから?」開業したのではと疑ってしまいます。
Q&A11804 脇のリンパ腫大 エコー検査 悪性の可能性について⇒とても「まともな診療」とは思えない。
私の印象としては、明らかな「経験不足」
経験不足でいながらエコーを技師任せにするから「ますます」経験不足となる。
リンパ節の評価について一言言わせてもらえば…
(術前に)自分でエコーで見る⇒実際に手術してその結果でフィードバックを受ける。
この繰り返しが、(手術患者さんでなくても)日常診療でリンパ節を見た時に生きてきます。
「こんなもの、全く気にしなくて大丈夫です」
それが(経験不足や自信がなくて)言えないような医師に診療されることで、いかに多くの方が無駄に心配させられていることか!QAを回答していると嘆きたくなるのです。
2024-05-22 06:43:25 掲示板 2024年5月19日~5月25日
Q&A 11726 ルミナールタイプ腋窩リンパ転移の治療について
を回答していて…
動画「fundamental. 1 マンモグラフィ要精査」で(本来なら踏み込む必要が無いとも言える)「生検の精度」について、つい熱く本音を語ったり、月曜日のこの掲示板でも愚痴ってしまいましたが、(冒頭に戻り)このQを回答するために11726を読み返してどうしても以下のことが気になってしまい、ここで吐き出させてください。
♯QAと違い、ここ掲示板は言わば非公式な本音の場のような存在なのです。
(以下、11726からの抜粋)
『医師はしこりが硬くてなかなか刺さらない、
ジャガイモのようにころっと逃げる、と苦労されていました』
⇒こんなざまでは「全てを100%確定診断できる」わけがありません。
♯実際には「逃げる=針を近づけることで押されてシコリが動く」ことを想定しながら、つまり「針で動く終着点」を最初からターゲットとしていないから、こんなことになるのです。
おそらく本人は経験不足の自覚はないでしょうが、(それは日頃から、良性と断定できないものは全て組織診で決着をつけるという)診療の差が「針生検自体の経験値」として積み重なるのです。
「小さいから様子をみましょう」「結構大変だから、なるべく癌を強く疑うまで針生検は行わない(患者には「痛い思いしたくないよね」と誤魔化しながら)そんな診療態度を続けている限り、100年経っても上手くなりません。
そんな医師に手術されるなんて可哀想だな。と正直思ってしまいました。
無論そんな医師にまともな腋窩郭清ができるとは到底思えません。
↑
なんてことをQAの場で書くわけにはいかないので(TPO的に)
もう一つ気になるのは
『「転移があればステージ4だし今のステージはなんとも言えません」との事で診察室を出た後涙が止まりませんでした。』
⇒結局(そもそもCTが必要かどうかの問題もありますが)CTを撮影して当然ですが遠隔転移はありませんでした。
そうなることは「ほぼ99%」想定される筈なのに、何故わざわざ「転移があればステージ4」などと言うのか?それで結局質問者は「診察室を出た後涙が止まりませんでした」となるわけです。
もう少し患者さんの気持ちを考えられないのか?
下手なのは針生検だけにしろよ!(ちょっと暴言。失礼しました)
2024-05-20 17:14:27 掲示板 2024年5月19日~5月25日
本日、動画 fundamental. 1 マンモグラフィ要精査を撮影しました。
もしもあなたが針生検をすることになったら、必ずこのように聞きましょう。「あなたの針生検は100%確定診断なのか?」
それに応えられないような医師には針生検をさせてはいけません。
偶然にも本日(不定期でしたが)市川でCELEROした患者さんも(前医で)細胞診良性でありながら「半年後経過観察」と言われました。
「何故なのか?」と聞くと、「細胞は一か所しか取っていないから実際は癌の可能性があるから」と答えたという。
さらに、それでは「針生検」をお願いすると、「まだ小さいから刺せない」と回答したという。
あぁ… 世の中にこんな闇があるなんて…
2024-05-16 07:57:05 掲示板 2024年5月12日~5月18日 *女性30歳(11789)の方について 田澤先生からコメントあり
Q&A トリプルネガティブ(ステージ3C)と診断、治療について
上記を回答していて…
ご主人(からのQでした)の「QAを通してセカンドオピニオン希望」ということに大いに応えたいと感じました。
「術前抗がん剤ありき」というがんセンターっぽい?(違っていたらスミマセン)治療方針で2剤を勧められたという時点で
『pembrolizumabについて話をされていないのか?それともご主人の単なる勘違いなのか?』という疑問もあるし、それに何より(術前にしろ術後にしろ)本気で手術をする気なら(もしくは、あなたに本気で手術ができるのであれば、もしくはその意志気構えがあるのであれば)どうか自分自身でエコーしてください。
他院で技師エコーのリンパ節転移の評価を(転院してきた患者さんからの資料で)見たことが多数ありましたが、(ここだけの話)なったく評価になっていない!
「鎖骨下リンパ節が確実に腫れていても、腋窩リンパ節転移疑いだけの記載もザラだし、鎖骨上は全く評価が出来ていない」
★技師さんを非難しているのではなく、やはりこれは実際に手術してフィードバックをうける外科医自身が評価すべきもの(言い換えれば術者自身にしか評価できないもの」と今では確信しています。
「どうせ、自分は鎖骨上どころか鎖骨下も手術できないのだから、そこを自分自身で確認しても無駄。自分で取れる腋窩だけ分かればいい」そんな、其の医師の気持ちも透けてくるように思えます。
皆さん、それでいいのですか?
もう少し手術を任せることに真剣になりましょう。
日本一心で、気持ち冷めやらぬ「東の果ての乳腺外科医」より
2024-07-03 07:36:37 掲示板 2024年6月30日~7月6日
『ステージ2A 術後抗がん剤の必要性について』
約3年前のマンモグラフィーで左乳頭から血清の分泌物が出たため、大学病院で検査。針生検の結果、経過観察になり、
3ヶ月毎にフォローを続けてきましたが、今年3月の定期検査にて腫瘍が大きくなっており、エコーの段階で悪性を疑われ
マンモトームの結果、乳癌と告知されました
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世の中には「当たり前のこと」なのかもしれませんが…
ポイントは2つ
1.(記載は無いですが)結果的に癌だったわけだからこの「血性」分泌は「単孔性」だったと推測(確信)します。
それで3年も放置(あっ、間違えた!丁寧な経過観察か!)してようやく癌の診断
乳管造影ができれば、(3年前の時点で)非浸潤癌で発見できた可能性はかなり高い(と思います)
乳管造影出来ない=(手持ち無沙汰に)分泌液細胞診やMRIでお茶を濁すことの罪深さよ!!
2.針生検の結果「放置、(あっまた間違えた!経過観察だった!)」と記載があるので、その際に「小さな腫瘍を外していた」可能性がある。
手術どころか診断からして、もう問題外!
QandAで、その質問内容に答える以前に、そこで行われている診断や手術に正直苛立つこと多し!
要は、(そんな変な診療をされて悩んでQするくらいなら)最初から当院で診断から行えばいいのに!
そんな日が来ることを願っています。