みなさん、こんにちは。
TOKYO FM News Sapiens 火曜日 Akashi Gakutoに冒頭で「頬っぺたが落ちた」と言わしめた、
某ファミマの「バタービスケットサンド」★お勧めは「ラムレーズン」とのこと。
興味津々、買っちゃいました。
週末限定の楽しみ
今週はHOLLANDISCHE KAKAO-STUBEのクラシックバウム
ずっしり感が「ドイツ」してます!
〇 本編
前回はST-MMTの総論をお話ししました。
乳腺を固定して、座標を計算して正確に針を刺す。
とても洗練されたdeviceといえます。
しかし、時に難関症例に出くわします。
難関症例
1.石灰化が(乳房の)「奥」にある。
2.乳房が「薄い」
3.石灰化自体が「淡い」
これらのうち、3は(座標を選択する際に)石灰化が見えなくなる(もしくは「極めて見にくくなる」)ことをいいます。
石灰化が(画面から)消えてしまっては「座標を選択しようがない」わけです。
これは、もともと「淡くて微妙な石灰化」だと、(局所麻酔により)「更にぼやけて」見失うことがあるからです。
★但し、「局麻」直後に消えても、10分位待つと「少しずつ、はっきりしてくる」ことが多い
今回は上記1及び2に絞って解説しましょう。
〇 通常の石灰化採取
石灰化
針を刺入
「座標」にピタリ
針内部に吸引圧をかけて
「窓」から針内部へ
引っ張り込む
針の内筒がカッターになっていて、
これで引っ張り込んだ組織をカットして
「窓」が閉る。⇒吸引圧で回収される。
難関1.奥にある場合
赤に対して青は奥にあります。
これを圧迫するのですが…
青は奥にあるため、限界まで引っ張りだしても…
このように枠内まで引っ張りだせないのです。
★枠内にしか針を刺せない
逆に「表面近く」の場合は?
それも難関となるの?
それは大丈夫。
余り引っ張り出さなければいいだけだよ。
〇 表面の場合
このように表面に近い場合
頑張って、引っ張りだしてしまうと…
このように「枠から外れて」しまいますが…
引っ張りださずに、
このような「浅め」で挟めば…
簡単に「枠に収める」ことができるのです。
難関2.薄い場合
このように針の「窓」を石灰化に合わせると
吸引圧が「きっちり」かかるのですが…
薄い場合、このように「窓」が
皮膚から出てしまいがち。
「空気漏れ」
石灰化は採れません。
古い機種には無かったのですが…
★江戸川では昨年から導入
これは助かります!
薄い場合は
「針先」が相対的に長めとなってしまい
「窓に合わせられない」ことも多い。
生理食塩水を奥に
入れることで…