こんにちは。田澤です。
今週は3連休ですね。
私は、土曜日は市川なので2連休です。
せっかくの2連休、久しぶりに温泉に行ってきます。
仙台時代、温泉といえば「秋保」「作並」「遠刈田」
しかし東京で温泉といえば「熱海」
ちょうど、ドライブとしても手頃な距離(東名さえ、混んで無ければ…)
私のお気に入りは「せか○え」 とてもいいところです。
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たまたま、予約が取れたので久しぶりに行ってきます。(なかなか予約取れません)
ということで、いつもは日曜日に公開する「今週のコラム」、本日(土曜日)公開です。
この露天風呂が最高!
熱い温泉に浸かり、すぐにデッキチェアーで風に吹かれる。(この繰り返しが最高!)
普段はシャワー派の私も、この時ばかりは入浴します。
Oncotype DX最終章
始める際には、全3回の予定でしたが、最後に当院でのデータ(最近の30症例)を提示して、所謂「グレーゾーン」について考えます。
まず RS≦18 低リスク、19≦中間リスク≦30、31≦RS 高リスク と分けると上グラフ①のようになります。(横軸がKi67値です)
classicalなKi67を≦14で分ける事が全く無意味だと(私が)感じていることは、(このグラフを見れば)ご理解いただける筈です。
♯ 15≦Ki67≦20は、全て「低リスク」となるのです。
化学療法の上乗せが確実な「高リスク」はKi67≦35までには居ないことがわかります。
ここで、前回のコラムでも紹介したような ≦25 と 26≦で分けると下記の②のグラフとなります。
これをみると、(0-14でRS=26の方はrare caseと、言えますが)Ki67 ≦25では、ほぼ「化学療法による上乗せ無=luminal A相当」と読み解くことができます。
これを見ると(Ki67が20代はluminal Aの可能性が圧倒的に高く)本当に「Aなのか、Bなのか迷うのは30代以降」と言えるのです。
★ちなみに
Ki67もRSも連続係数なので、相関を調べると、R2=0.4068なので「相関がある」と言えます。
ここで、数字遊びをすると…
y(RS) = 0.5068x (Ki67)+ 5.9841
- y(RS)=18とすると x(Ki67) = 23.7
- y(RS)=30とすると x(Ki67) = 47.4
○この数字からはKi67=20台前半はlow riskの可能性が高く、Ki67=40台まではintermediate riskの可能性が高くなると解釈できます。