今回は、いつもより遅くなりました。申し訳ありません。
これには事情が…
いずれお話しします。
私のお気に入りのFM番組
東京海上日動 Challenge Stories ~人生は挑戦であふれている~
土曜日、pm 3:30~4:00の「恵 俊彰」の番組です。
その時間帯は、土曜日の市川外来を終えて、江戸川病院へ向けて(遠回りしながら)「江戸川の河原沿いのランニングコースを」走っている時にあたります。
同じ「人生の挑戦者」として、いつもイヤホンで走りながら聴いています。
時にスポーツ選手、時に作家、先週は歌手の林部智史さんでした。
当たり前のことながら、「人生はドラマであり、様々な挑戦が切り開くのだなぁ」と。
それにしても恵さんは、上手ですよね?
私にとっての「恵 俊彰」は、ホンジャマカとして関口宏の「東京フレンドパーク」のハイパーホッケーをやっているころからの注目でした。
また、最近まで(?)「恵俊彰のディアフレンズ」もやってましたよね?
その恵さんの番組に出られたら…
本当は、私自身の人生をChallenge Storiesで語れたら一番良かったのですが、(まぁ、それは今後の楽しみに置いておくとして)、どんな形であれ、同じ番組に出演できるとしたらそれは、とても光栄なことです。
まだ、言えませんが(?) そんな幸運もあるのです。
前回の続き
「☆次回は、更なる上級編として(技師さんのコメントとして)「腋窩リンパ節腫大があるから細胞針を推奨する」となっていた例について紹介します。
私がこのコメントを読んで[素直に]驚いたのは…
超音波検査のレポートに「細胞診を推奨する」とまで書いてあることです。
そもそも「腋窩リンパ節」は、あくまでも「脇役」に過ぎません。主役は「乳腺」なのです。
それを「乳腺の診断がついてない状態」で「腋窩リンパ節の細胞診を推奨」とは???
まず、それに「率直に驚き」ました。
○このケースでは、そもそも「乳腺の腫瘍」自体が、「明らかに癌を疑う所見」というわけでもなく、「大きさも1cm以下」
まっとうな乳腺外科医ならば、(腋窩リンパ節など、まずは置いておいて)「乳腺の腫瘍」の診断を最優先します。
この場合は、腋窩リンパ節はエコーで確認しますが、(もしも細胞診するなら)「その乳腺の腫瘍が癌と診断ついてから」となるのが常識です。
それでは「事実」はどうだったのかというと…
勿論、私自身が超音波しました。
「あれっ? 腋窩リンパ節腫大なんて、ないじゃないか? どういうこと?」
そして、更に(副乳を超えて)「腕の付け根のリンパ節」を観察したら…
「あー。これか!」
リンパ節が「上腕骨」の上に乗っているのが
解りますか?(同心円状で内部が真っ黒に抜けて見えるのが上腕骨です)
そう、実際は「腋窩リンパ節ではなく、腕の付け根のリンパ節」だったのです。
「腕の付け根のリンパ節」
こんなものは全く無意味です。
100%間違いなく「腕に起因する反応性腫大」となります。
それにしても
『腕の付け根のリンパ節を腋窩リンパ節と勘違いして、細胞診を推奨』とは!
左図のように、部位が「全く」違います!!
私の、心の嘆きは、しばし鳴りやみませんでした。