[管理番号:13116]
性別:女性
年齢:40
病名:左乳房局所再発乳がん
症状:
投稿日:2025年10月05日
田澤先生。
お忙しいところ申し訳ありませんが
教えていただきたいことがあり、質問させていただきます。
今の状況と書きますと、
2021年 《診断》ルミナールB ステージ1(左乳房に1.5センチの悪性)
リンパ転移なし。
グレード3 ki67 31%
《オンコタイプdX 》
再発スコア 21
9年遠隔再発率(タモキシフェン単独) 7%
化学療法上乗せ効果 〈1%
ER陽性 9.6 PR陽性 6.8 HER2 8.7陰性
《治療》
放射線、タモキシフェン5年、リュープリン5年
2021年にオンコタイプの結果をもとに、タモキシフェンにリュープリンを使うことでさらに再発率を下げよう。と主治医と化学療法なしでの治療を決めました。
2025年の6月にエコーでエコー技師さんに「前回と同じ胸にあやしいモヤがあるけれど、前の手術後による術後変化のものかもしれない」と主治医に伝えられ、9月まで様子見になりましたが、
不安だったため、8月に予約し直して再度エコーをすると、しこりも大きくなっており、
悪性でした。(左乳房温存後の局所再発)しかもしこりが1つだけでなく左胸全般に複数個見つかり、リンパ節まで転移が見つかりました。(病理の結果待ちなので数は確かではないですが、PETで確認できたものでリンパへの転移3つ。遠隔転移なし)
目に見えるものは左胸全摘手術とリンパ郭清により取り除いたところで、今、病理の結果待ちです。
主治医からは
「まだ若いから半年コース(AC+ドセ)の強めの抗がん剤をした方がいい。ホルモン剤はレトロゾールに変えて10年。それとリュープリン。治験に選ばれたらベージニオも服用して方がいい」と言われ、
再発予防の治療をどんどん言われて、本当にそんなに治療をした方がいいのか?過度なのではないか?と考えてしまって、
よければ田澤先生の意見をお聞きしたいです。
私が気になっている点ですが、
① TCの3ヶ月ではなく、AC+ドセにする必要があるのか?
AC+ドセで、どのくらいさらに再発リスクを下げることができるのか?
② ベージニオまでする必要があるのか?
副作用が強いのが気になっています。再発リスクをグッと下げられるものなのでしょうか?
③ タモキシフェンがよく効くタイプだったのに、「タモキシフェンが効いてなかった」と言われました。自分の細胞から導き出した結果でタモキシフェン単独でも93%再発しないという確率だったため、かなりショックでした。今後ホルモン剤を変えて10年と言われましたが、前回のこともありホルモン剤が本当に効くのか?と不安です。再発後に化学療法をするのですが、やっぱりホルモン剤は飲んだ方がいいのでしょうか?
④ 私の中で「定期検診に3ヶ月に一度、病院でフォローを受けていたのに脇のリンパに転移するまで見つけてもらえなかった」という思いがどうしても残っていて、今更言っても仕方ないのは分かっているのですが、やっぱりフォローを受けていても見つけにくいものなのか?(毎年、12月にマンモと血液検査。6月にエコー)
ちなみに再発後の針生検の結果は前回のしこりとほぼ同じでki67が30%でした。
お忙しいところ申し訳ありませんが、回答よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
病理結果待ちなのに、(リンパ節転移の個数も不明なのに)焦りすぎですよ。
少なくとも私にはこの段階で回答は不可能です。
強いて参考に言えば…
リンパ節転移4個以上だとanthracycline+taxaneや(全摘後でも)放射線治療は推奨します。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/10/20
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