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多形型小葉がん疑い

[管理番号:10414]
性別:女性
年齢:56
病名:多形型非浸潤性小葉がん
症状:自覚症状なし
投稿日:2022年7月4日

田澤先生、どうぞよろしくお願いいたします。

今年の5月に人間ドックのマンモグラフィで去年まではなかった石灰化が見つかり地元の乳腺クリニックで視触診とエコー検査を受けました。

おそらく非浸潤性乳管がんだと思うが念の為にマンモトーム生検を受けるようにとのことで市民病院を紹介されました。

そこでまたエコー→マンモグラフィ→乳房
MRI→マンモトーム生検を受けたところ、がんとは確定できなかったと言われました。

しかし担当の医師は多形型小葉がんの疑いが強いという結果報告書と画像データを紹介元のクリニックに送るので外科的生検をしてもらうようにと言われました。

再びクリニックを受診しましたが、先生は非浸潤性小葉がんは経過観察でいいはずで、お薬は出せるけれど切る必要はないと言われます。

市民病院の医師は多形型は放っておいてはいけないと言われてたのと矛盾するので、やはり生検を受けたいむねを話すと再度、市民病院の担当医師に紹介状を書いてくださいました。

最初にお世話になった先生なので失礼だったのかも…とは思いましたが、このままモヤモヤしたまま過ごすことはできませんでした。

そこで田澤先生に質問です。
多形型非浸潤性小葉がんの進行スピードはかなり早いものなのでしょうか?
要再検査の連絡をもらってから3ヶ月過ぎており手術となるとさらに時間がかかることが予想され、どんどん浸潤していくのでは?と不安でたまりません。

そもそも小葉がんは広がり具合も分かりにくいとのことなのでMRI画像よりも病巣が広範囲なのでは?(すでに浸潤がん?)ということも気になります。

またマンモトーム生検ではがん細胞は見つからなかったのに、小葉がんであることやさらに多形型であることが分かるというのも理解しにくいです。
どうかご教示ください。

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

再びクリニックを受診しましたが、先生は非浸潤性小葉がんは経過観察でいいはず
⇒これは、あくまでも確定診断された場合の話です。

ST-MMTで確定診断にならなかった以上、病変全体が「非浸潤」とは限りません。
浸潤癌の可能性もあるので、やはり確定診断を行いましょう。

超音波でターゲットがあるのであれば、(必ずしも外科的生検ではなく)広範囲のMMTEでもいいかもしれません(画像次第)

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/7/13
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