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術後抗がん剤治療が必要ですか

[管理番号:10121]
性別:女性
年齢:50歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:サイズの大きな乳がん
投稿日:2022年2月28日

宜しくお願い致します。

今年1月、右乳全摘。
病理検査結果が出ました。

癌の大きさ→7,2センチ(しこり2,7センチ)
リンパ節転移→なし
ホルモン受容体→両方90%
HER2→Fishにて陰性
Ki-67→20%
組織学的悪性度→グレード1
切断断端→陰性

このような結果が出ました。
主治医からは抗がん剤上乗せは患者の意思を尊重する。
とののことで、オンコタイプDXは今は実費でもやっていないと言われとても悩んでいます。
浸潤経からすると、既に血行転移してる可能性が高いと思うので、抗がん剤上乗せは必須だと思いましたが、Prediat brestで調べてもらったところ、上乗せ効果が殆どないことが解り決断しかねています。
このような場合、ホルモン療法を開始し、オンコタイプが再開次第検査、結果によって、ホルモン療法を中断し、抗がん剤開始。
抗がん剤終了次第ホルモン療法再開とゆう治療法も可能でしょうか?また、ホルモン療法を先に行なったことにより、抗がん剤の効き目が悪くなる等のデメリットはありますか?
お忙しい中、質問攻めで申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

主治医からは抗がん剤上乗せは患者の意思を尊重する
とののことで、オンコタイプDXは今は実費でもやっていないと言われ

⇒その通り「実費ではやっていません」が…

 OncotypeDX無償提供プログラムがあるので、それで依頼するといいでしょう。
 『今週のコラム 327回目 Oncotype DX 無料提供!(期間限定)』を熟読してください。


 

質問者様から 【質問2 】

LH-RHagonistは必要ですか
性別:女性
年齢:50
病名:浸潤性入癌
症状:大きな乳がん
投稿日:2022年4月19日

以前質問させていただき、無事にオンコタイプDX無償提供プログラムを受ける事ができました。
有り難うございました。
結果、RS14、9年遠隔再発率4%、化学療法の上乗せ効果1%未満と出た為、浸潤径が7.2センチと大きかった事に引っかかりつつ、今現在タモキシフェン単独での治療を開始しています。
閉経前なのでリュープリン注射は必要ないのか主治医に相談したところ、化学療法閉経した人がホルモン治療を開始して月経が再開した場合と、35歳以下の人にしか明らかな上乗せ効果がないことが統計的に明らかになっているので、副作用やQOLを考えて、低リスクの人にはお勧めしないと言われました。

ですが昨日、ある方のブログを拝見していたところ、オンコタイプDXHより、臨床的因子(腫瘍径、グレード、臨床的リスクカテゴリー)を加味して結果を診断すると良い。

グレード1かつ腫瘍径3センチ以下
グレード2かつ腫瘍径2センチ以下
グレード3かつ腫瘍径1センチ以下

であれば低リスクであり、これ以外の腫瘍径とグレードは臨床的高リスクとみなす。

と書かれており、一気に不安が押し寄せ眠れなくなりました。
化学療法上乗せ効果が低いのはデータ上明らかななので必要ないと考えますが、先生でしたらリュープリン注射上乗せは必要だと思われますか?やはり腫瘍径がかなり気がかりです。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

OncotypeDXの解釈については、

あまりにも同じような質問が多いので
あるあるQ 79 『OncotypeDXの解釈についてのQは、まず『今週のコラム 269回目 Rx PONDER (中間解析) その解釈』をご覧ください。』と掲示しています。
必ず、自分がどれに当て嵌まるのか理解できるはずです。
よろしくお願いします。

OncotypeDX

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/4/27
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