[管理番号:9645]
性別:女性
年齢:43
病名:乳がん
症状:初期治療完了
投稿日:2021年8月17日
昨年ルミナールbステージ2A乳がんが見つかり、術前化学療法→
部分切除(pcr)→放射線が終わり、現在タモキシフェン内服中のものです。
このQ &Aには大変お世話になっております。
今回先生にお聞きしたいのは、今後の定期検診についてです。
ホルモン剤の処方があるので、3ヶ月ごとに通院はするようですが、検査としては半年ごとにエコーとマンモを交互にすると言われました。
関西地方の大学病院なのですが、CTなどは患者さんの性格によって良し悪しなので、希望があればするスタイルとのことで、意外でした。
私としては、田澤先生のおすすめに沿って、エコーを半年ごとに増やしてもらうのと、診察時に聞きそびれましたが腫瘍マーカーのチェックはお願いしようかなと思っています。
ただ、Q &Aをよんでも釈然としないのが、遠隔転移を早期に発見するにはどうしたらよいか、ということです。
治療薬の進歩により、早期に見つかる意義は大きくなっているのではないかと思うし、当事者としてどうせなら早期で見つけたいです。
私なりに田澤先生のご意見を総合して、こういうことかなと思ったのが、遠隔転移に関しては腫瘍マーカーと連動することが多いから、採血でチェック+局所はマーカーと無関係のこともあるので定期的なエコー、という論理なのですが、これは合っていますか??
参考にさせていただきたいので、よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「私なりに田澤先生のご意見を総合して、こういうことかなと思ったのが、遠隔転移に関しては腫瘍マーカーと連動することが多いから、採血でチェック+局所はマーカーと無関係のこともあるので定期的なエコー、という論理なのですが、これは合っていますか??」
⇒その通りです。
因みに「ハイリスク」の場合には毎回(つまり3か月に1回)腫瘍マーカーをとっています。(患者さんの中にはハイリスクでないけれど、ご自身の強い希望で毎回採血マーカーを取っている方も少なからずいらっしゃいます)
★定期的な(例えば1年に1回のCTとかPETなどよりは)3か月に1回のマーカーの方が100倍位(遠隔転移を早期で見つけるには)有効と思います。
ご参考に