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このパスタソース
激旨!
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寒いから屋内ですが…
旨過ぎて、今日(日曜日)もパスタにします!
と、思わせるほどの旨さだった。
先週の配信の後、外来で…
palbociclibで長期cCR継続中の患者さんからの一言。
『目のところに黒い線を入れて、私こそ出ようかしら。と思ったわ。』
大歓迎です。
「我こそは!」という方、是非秘書メールを!
出演についてお話ししましょう。
○ 本文
マンモグラフィー読影は、(一般外科医にとって)割りがいいバイトという話は(いつぞや)させて頂きました。
その弊害の一例を紹介します。
MLO view
石灰化が2年で「新たに」出現
しかも「区域性(つまり乳管内の連続性を想像させる)」配列
CC view
これを「何と!」カテゴリー3と判定。
何が問題?
おそらく…(その読影医の判定を読み解くと)
カテゴリー4とするには、一つ一つの石灰化がやや「粗大」だから4と付けずらかったのだと推測します。
♯粗大石灰化は「線維腺腫」などの良性疾患で起こりがち
じゃー、問題無いんじゃないの?
「違う、違う。そうじゃない!」
決定的なことは、この方が「72歳」だということ。
70歳の際のマンモグラフィーで石灰化なし⇒72歳で石灰化
もう、これだけで「線維腺腫や乳腺症に伴う石灰化の可能性はゼロ(言い切ります)」
♯ 線維腺腫は閉経前にできるし、乳腺症は更年期にできます。
70歳では「完全に閉経」しているので、どちらの変化もありえないのです。
マンモではmassがなく、石灰化のみなのに、エコーでも(そしてMRIでも)立派な「しこり」でした。
♯ 診断は浸潤性乳管癌
そして、(嫌な)おまけとして…