ゼロコンビもなかなか、やります!
一番搾り「糖質ゼロ」
最初は、ちょっと(大分?)物足りなかった感がありましたが、慣れてくると「これはこれで」薄味もアリかな。と思うようになりました。
パスタ麺は、(セブンの)「特性牛皿」に生卵を2つ、これですき焼き「風」で結構旨い。(奥にほうれん草タップリ隠れてます)
どちらも「戴きもの」ですが…(感謝)
最高でした!
「きのとや」は「治一郎」と同じ路線ですが、改めて旨いと感じました。(あんた、評論家きどりかい!)
「きのとや」は過去(結構、前)のコラムで「日経プラス?」のバームクーヘンランキングを紹介した際の「1位」だったかな?
○ 本文
鎖骨下再発
3か月毎に(ホルモン療法中だから)通っている患者さん。
いつも通りエコー(市川)していて…
『えっ? いきなり?』
infraclavicular lymph node 14mm
3か月前のエコーでは「全く」気にならなかったのに、いきなり「14mm」
鎖骨下リンパ節で、この大きさは転移と断定します。
『手術後必要です!』
(頭の中で)3か月で可視化するというのは、かなりの増殖スピードだ。
急いだ方が良い。
その短期間のうちに
14mm⇒18mmに増大していました。
♯ 江戸川でのエコーなのでprint具合が市川とはだいぶ異なりますね。
1.皮切
腋窩は(初回)手術時にセンチネルリンパ節生検しているので瘢痕が少なからずあります。
しかも腋窩再発はなく、「鎖骨下に(エコー上)1個のみ」
(そのリンパ節の)直上切開としました。
2.写真供覧
(直上の)皮膚切開⇒(直上の)大胸筋切開
小胸筋が外側
解説をつけると、こうなります。
大胸筋を分けて(視野を得るために一部切除)
その裏にある小胸筋膜を切離すると
鎖骨下リンパ節が現れます。
実際には、深さがあるので触診で「難く触知」したリンパ節を引っ張りだします。
少しでも出血させては大変なので、かなりきっちり結紮して術野は(アサヒばりに)スーパードライ!
♯ 黒い絹糸(結紮)が上部に視認できますね?
3.実際には…
以上で「目的達成」ですが、実際には現時点で「画像(エコー)でも不明」「触知もしない」リンパ節が、将来的に再発しないように…
この後で、小胸筋裏から外側へ向かって「腋窩郭清」及び(この転移リンパ節自体が鎖骨下リンパ節ですが)その周囲の郭清、つまり「鎖骨下郭清」も追加しています。
4.腋窩切開から通常の腋窩鎖骨下郭清としなかった理由
腋窩再発、鎖骨下再発の豊富な経験の中で…
(初発手術時の)通常の鎖骨下郭清であれば、(鎖骨下リンパ節も転移していたとしても)それほど大きくはないので、「腋窩からの」遠い視野でも特に苦労もなく安全にできるのですが、
今回は(再発した)鎖骨下リンパ節が大きいので(そもそも初回手術時の瘢痕がある)液窩切開よりは(鎖骨に沿った)リンパ節直上の皮膚切開の方が(写真でお見せしたような)直視下で安全にできるという利点がありました。
実際に、結構な大きさだったので鎖骨下静脈を圧迫していました。
腋窩郭清の際の「腋窩静脈」、鎖骨下郭清の際の「鎖骨下静脈」青大将恐るべしなのです。
腋窩切開から「覗き込む」視野では(そもそも)今回のようにクリアな写真は撮れません。今回写真を撮影しようと思ったのも「直視下だから解りやすい」と思ったからでした。