タップリのほうれん草
キャベツ、舞茸
オクラに焼き鳥も入ってます。
そのパスタに餃子を載せて…
とてもスタミナチックな土曜日のお昼
お昼と言っても3時ですが。
○ 本文
掲示板に書いたように…
「乳癌・再発への挑戦 vol.1 局所」が収録終わり、近々YOUTUBEに登場予定ですが、今回は「vol.2 遠隔」収録へ向けて(コラム的には)順番が逆になりますが、
遠隔転移への挑戦
『遠隔転移すると、主治医は「延命&緩和」しか言ってくれない。たしかに命は永遠じゃないから「延命」は正しいのかもしれない。
でも、私には「あなたは死ぬんですよ」としか聞こえない。』
掲示板への書き込みです。
果たして、本当にそうなのか? その主治医のいう事に従うしかないのか?
6年以上前となりますが、初診時にPETで遠隔転移が見つかり『あなたは何をしても治らないから、無論手術はしません。ホルモン療法しましょう。』
と、主治医から言われた方がいらっしゃいました。
その方は、(主治医に負けて)ホルモン療法の道を選んだのでしょうか?
いえ、違いました。
彼女にはinvictusがありました。セカンドオピニオンとして当院を訪れたのです。
肺転移
肺門リンパ節転移
INVICTUS
それは決して楽な治療ではありません。
まずは(全身コントロール目的で)抗がん剤を3か月間
そして手術 Bt+Ax+Ic
★遠隔転移があるからといって、鎖骨下リンパ節郭清までする必要があるのか?
そんなことを言う外科医にはinvictusは語れません。
術後に約1年間抗癌剤をしています。
★術後1年間の抗癌剤は結構長いと思いますが、遠隔転移巣の「画像上消失」の達成をこの方は強く望んだからです。本物のinvictus
そして(画像上消失を確認し)palbociclib + hormone therapyがはじまり既に数年が経過していますが…
誰もが勝利を勝ち取れるとは限りません。
ただ、もしもこの方が(主治医の言う通りに)ホルモン療法をやっていたら…
時々そう考えます。
invictus それは(ホルモン療法のように)生ぬるいものではない。
化学療法による脱毛や吐き気、倦怠感。
手術による痛み。
その先にこそあるのです。