コルトンシャルルマーニュ
今、一番嵌っているワインです。
と、いっても「いつもいつも」飲めるワインじゃありませんが…
その歴史に必ず出てくるのが、カール大帝
世界史に精通する「あなた」なら、ピンと来る筈ですが、カール大帝のまたの名は「コルトンシャルルマーニュ」
所説ありますが、(一番愉快なのは)その地(コルトンの丘)にワイン畑を持っていたカール君(どうしてもカルビーを思いだしちゃいますが)ある日赤ワインを飲んだ際にその「自慢の髭が赤く染まって、馬鹿にされた」そうです。
それで、(その地は本来赤ワインが作られていたのだけど)「赤ワインは禁止!白ワインだけ作れ」と、言ったとか言わなかったとか。
ただモンラッシェと並ぶ2大ブルゴーニュ白ワインとして君臨しているのには訳があるのです。
その複雑な味わいは「この愉快な伝説」と相まって、世界中のワイン好きを魅了するのでしょう。
注)私は何者? ソムリエではないことだけは確かです(笑)
○ 本文
『先生と出会えて、よかった』
皆さん、誤解しないでください(お昼のメロドラマではありません)
『私も、そう思います。』(これも誤解のないように)
つい最近のことです。
とある(まるでAKBばりに)「センター」のつく大病院で数年前に手術をした患者さん。
「市川あるある」ですが、その方も処方も含めてその大病院に通院しつつ(主治医には黙って)定期的な診察エコー希望で市川に定期的に通っていました。
『(その大病院で)定期CTで何もないと言われたばかりなんだけど…』
右鎖骨上再発です。
PETを撮影しました。
右鎖骨上に「緑のポチ」見えますか?
因みに赤いのは「脳(活発)と膀胱(排泄時に集まる)」です。
「右鎖骨上だけ」の所見であり他に再発を認めません。
横断像だと、少し解りやすいですよね。
エコーで見ると、こうなります。
これを解説すると…
このようになります。
これでわかることは
1.鎖骨上リンパ節は「頸動静脈」と「鎖骨下静脈」に囲まれて存在
2.複数のリンパ節の取り込みが重なりPETでは1個に見える
ドップラーエコーでみると、その血流の凄さに、「ちょっと」たじろいでしまいます。
エコーでは鎖骨の裏を覗き込んでいるので、実際のリンパ節は半分は鎖骨の裏に(腋窩静脈を圧迫しながら隠れています。
実際の手術では、大血管の間に「嵌りこんだ」リンパ節群を出血しないように取り出すこととなります。
続きは次回で…