【このコラムにはグロテスクな写真が含まれています。】
謹賀新年
2022年、はじまりました。
「2」が目立つ年、「2」刀流の大谷翔平の更なる活躍が期待できそうです。(知らんけど)
そんな中(どんな?)2021年の締めくくりには、あの「熱海せかいえ」に行ってきました!

いい天気に恵まれました。
まだ早朝の熱海(人少なし)
時間があったので伊豆半島の反対側「沼津」でお昼。
新鮮な魚!刺身も焼きも鮨も最高でした。

せかいえの個室についている「露天風呂」
以前にも一度コラムに載せましたが…
とにかく景色が素晴らしい!
お湯も「源泉かけ流し」
そんな露天風呂に欠かせないのが…

ワインです。
ルームサービスで頼んだ「アメリカ産」ワイン
勿論初めてでしたが、驚く程うまかった。(「ロケーションマジック」もあった?)

今回は2台の車で3部屋借りての大人数での「熱海せかいえ」
お陰で夕食も朝食も大きなテーブルでの個室。
絶妙な「量」と、絶対的な「旨さ」は健在でした。ちょっぴりいい親孝行にもなりました。
〇ジビエ
以前紹介したELEZOのジビエ!

年末に届いた「神籠」
サイズ感が伝わらないとは思いますが…

結構な大きさ(迫力)です。

このワンスライスで、十分「一人前」
蝦夷鹿、熊、キジバト、軍鶏などの層構造
食べ応えどころか、「見応え」も十分!
〇 巨大?葉状腫瘍


マジックでなぞった部分が腫瘍の大きさとなります。
(前医から持参した)診療情報提供書には
1.「20cm大」
2.「植皮の可能性も高く、植皮すると入院3週間」と判断していると…
3.(自施設での手術を重荷に感じた?のか)「が〇センターや〇研〇明での手術のお話もしました」との記載もあり。
ただ、実際に診察した私にとっては…
(正直)全然大したことないなぁ。
皮膚の圧迫も一か所「コブ状」になっているだけだし、皮膚の壊死所見は皆無!
これを「皮膚移植が必要」で大変な手術(だから、〇研に紹介の話を自らしていた)と捉えているとは!!!
なぜ(前医は)そんなに「大袈裟に(重く)」考えたんだろうか?
患者さんも、そんな風に言われると「私の状況って、深刻なのかしら?」って不安になるよね。
そうなんだ。
当院を受診された当初は、すごく不安そうで…
私が診察後、
『確かに大きな葉状腫瘍ですが、皮膚所見も無いし心配は全然ないですよ。皮膚浸潤もしていなのに「皮膚移植」なんて、とんでもない! 当院で手術すれば(全く平凡に)翌日退院ですよ。』
このように説明したあとの患者さんの安心感(表情)は印象に残りました。
(おそらく)前医自身、巨大葉状腫瘍の経験が乏しくて(どうしていいか)自信が無く、それ故に患者さんに「無駄な心配」をさせていたのだと思います。
私はと言えば…
以前コラム196回目で取り挙げたような、このような症例経験が豊富にあるので…
自信をもって応えることができるのです。
手術は経験ですな。
それで、手術はしたの?
行いました。
術翌日早朝の写真
勿論ドレーンも入れないので、(このように)腕は普通に挙がります。
(前医で脅された)あんなに不安だった手術が嘘みたい。
との感想でしたが、それが「嘘ではなく、現実」なのです。