東京⇒福岡⇒仙台⇒東京
タイトな3日間でしたが、とても楽しいものでした。
久しぶりの福岡!
前回来たのは、やはり学会での滞在でした。
「結構前だったとは思うけど、いつ頃だったかな?」(記憶の硬化してしまった自分の脳には期待せず)ネットで調べました。
なんと、2004年でした!(ただ、福岡では無く北九州市でした)
2004年ということは…
大学病院から東○公○病院へ移って最初の乳癌学会(ということになります)
木○先生、平○先生と3人で、学会の合間にレンタカーを借りて観光をした覚えが(微かに)あります。
すでに東北地方の乳癌診療をリードしていたお二人を眩しい目で見ていた(筈です)
まだまだ学会自体がコンパクトだった古き良き時代。
福岡は暑かったけど、東京より爽やかに感じたのは、(前後して)彼の地は「梅雨明け」したからだろうか?
博多ラーメンにビール。
短かったけど、素敵な(美味しい)滞在でした。
土曜日は一路、仙台へ
ディーラーでデモカー(ディーゼルエンジンでしたが、低速トルクでなかなかの走り)を借りて、町中へ。
私自身の、この激動の3年に比して(時が止まったかのように)何も変わらない街並み。
そして「変わらなく迎えてくれる、拓 最高のワインと料理」
♯昨年と似た写真になりましたが、新品です。
「自分の故郷は、やっぱり仙台だな。」
そんな思いを、新たにしました。
「故郷は遠くにありて、思うもの」そういう存在でいいのです。
[caption id=”attachment_29729″ align=”alignleft” width=”300″] DSC_0201[/caption]
仙台でのランニングコース
久しぶりに、このコースを走りました。
暑かったけど、気持ちいい。
ここは「かなりの傾斜」のコースですが、本物の大自然です。
一時は「熊に注意!」などの看板が出ていたくらいです。
○上半期(2017/1/1 ~ 2017/6/30)のまとめ 第2弾
乳癌手術症例は186件
内訳
乳房温存術 106件(温存率:61%)
乳房切除(全摘)69件
乳房切除一次再建 7件
(術後再発に対する)腋窩郭清術 4件
過去2年間の乳癌手術の変遷
2015は年間で161件
2016は年間で295件
☆2017は半年間で186件まで増えました。
3年前の赴任時に掲げた「年間400」 (現実味を帯びてきましたね。)
★更にもう一つ
特徴的なことに(この上半期だけでも)4件もあった(術後再発に対する)「腋窩郭清術」があります。 全て他院での術後再発(取り残し?)でしたが、そのような症例が集まるのは、私がこのQandAを運営しているお陰?と言えます。
以下の2パターンがありました。
1. センチネルリンパ節の取り残しと考えられるもの
術中のセンチネルリンパ節生検が陰性で郭清省略した後で(その際に見逃されていた)転移性のリンパ節が増大
2.術前化学療法で小さくなったために、手術時に取り残されたと考えられるもの
もともと転移性リンパ節が存在していたのに、(術前化学療法後に小さくなったため、見逃され)「不十分な郭清」をされて残存していた転移性リンパ節が再増大
○次回は1の例について紹介します。