梅雨です。
九州では大災害で大変なことこなっていますが(お見舞い申し上げます)、ここ東京は暑い日々です。
体力の奪われがちなこの時期こそ、踏ん張り時です。
苦しい時期にこそ、最高のパートナーが必要なのです。
1h20min.のコースで、なんと3min.も短縮に成功!
○ところで
7月13日(木)~乳癌学会が始まります。in Fukuoka
月曜日も休日という、この機会を捉えて(福岡から)土曜日には仙台に(久々に)行ってきます。
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「拓」予約取りました!
ワインと「とっておきの」フレンチ。
とっても楽しみにしています。
「人生には楽園が必要だ」ってね。(懐かしの「いかりや長介」風に)
今回は福岡から直接仙台だから(当然、飛行機です)仙台で「車が無くて困るなー。」って思っていたら、(仙台時代の)カーディーラーが「デモカーを貸してくれる」ことになりました。
晴れたらいいな。
新緑の仙台を(ほどほどに)アクセル踏み込んできます。
♯免許取って、実に30年にもなりますが、(恥ずかしながら)今まで一度も(講習無しの)「免許更新」がないのです!(平成30年の書き換えまで、もう一息。初の快挙?を目指しています)
○上半期のまとめ
第1段として、「乳管腺葉区域切除」を紹介します。
(前回のコラムでも触れましたが)「やたらと癌が多いなぁー」と感じていたからです。
乳管腺葉区域切除2017 1月~6月(21件)
1月 4件
2月 3件
3月 2件
4月 4件
5月 5件
6月 3件
上半期21件の内、現時点(2017/7/9)で病理結果が報告されているのが20件です。
20件の内訳
癌 10例(50%)
内訳 pT1a(浸潤径5mm以下)4例
pTis(非浸潤癌)6例
境界病変 2例(10%)
Flat epithelial atypia
Adenosis with atypia
良性 8例(40%)
Intraductal papilloma(乳管内乳頭腫) 5例
Mastopathy with papollomatosis
Nodular fibrous lesion with Xanthogranulomatous inflammation
and cystic hypersecretory hyperplasia like lesion
FA with myoepithelial hyperplasia
癌が5割とは! (2016年(37症例)では19%が癌でした。)
何故、今年の乳管腺葉区域切除には癌が多いのか?
まず事実として、
其のほとんどが(前医で)無駄に経過観察され続けている「長期間継続分泌」症例であることです。
完全な分析をしているわけではありませんが
2016と最も異なるのは、その「分泌継続期間」です。
♯昨年(2016)は「短期間の分泌」でも比較的、すぐに手術としていましたが、現在は「まずは継続するのか?最低3カ月以上は確認してからの受診」を勧めています。(それが「功を奏している」とも言えます)
長期間(時には2-3年)「経過観察しか方法がない」と(地元で)言われ続けて「半ば諦めかけていた」人達が、乳がんプラザを認知し、全国から集まってきているのです。
★私の中でどんどん強くなっている「分泌は継続期間こそ重要」それが鍵なのです