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乳癌手術のブログ ドレーン談義

どうして田〇先生の手術だとリンパ液や血液が(空洞に)貯留しないのでしょう…?
リンパ節を切れば当然の如くリンパ液は漏れ出てきますよね?
貯留する方がむしろ当たり前…みたいな感覚です

こんにちは。田〇です。

この週末、ドレーン談義に花が咲いていたように思います。

一言で「ポイントはココです」と言えるのであれば、世の乳腺外科医も皆そうできる(そのようにする)のでしょうが、そうではないのです。

手術の本質は「必要な部位(残すべきもの)」から「不必要なもの 注 1 )」を取り除く作業に他なりません。

不必要なもの 注 1 ): 全摘であれば「乳腺」だし、部分切除であれば「マージンをつけた癌病巣」、リンパ節郭清ならば「リンパ節」のことです。

この作業が、マジックテープのように「べりべり」っと簡単に剥がして何も損傷が無ければ「こんな簡単なこと」はありません。

ただ実際の人間の組織の間(つまり、「必要なものと不必要なものとの間」)には「血管やリンパ管」が張り巡らされていて、(マジックテープのように)無造作に剥がしたら、血管やリンパ管が千切れて、そこから血液やリンパ液が「ダダ漏れ」状態となります。

(そのような無造作な操作を行えば行なほど)、ドレーンが必要となるのです。

『どうやったら、ダダ漏れしないのか?』

図を用いて説明してみたくなったので(週末まで)お待ちください。

 

〇 先日「小〇さん」登場でしたが、ここでは「中〇さん」登場です。 見つけたら暫く続けようかな?

年齢 60-69歳

入院期間 3日間

痛み 3

大学病院から転院しました。どうしても田〇先生に手術をお願いしたかったからです。2時間近くかかる通院でも江〇川病院を選びましたが本当に良かったと思っています。

他に比べようはありませんが普通に腕が挙がることなど 周りに驚かれます。田〇先生は本当に人間的にも技術的にも素晴らしいDrだと思います。

病気になる前に江〇川病院の田〇先生に診て頂いていたら…と思ったりもしますが…。田〇先生に手術して頂けて幸運だと思っています。

秘書の中〇様にも… ありがとうございました。